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人間ドック [2023年08月03日(Thu)]

サンドウィッチマンを観て以来「ニンゲンドァック」の言い方が抜けませんが、今日は年に一度の「ニンゲンドァック」でした。
毎年この日に合わせて体調管理をしていましたが、今回は足の怪我の影響で十分な運動もできず、ダイエットの方法も食事を抜くのではなく、しっかり食べて代謝を良くする方法に変えたため、ありのままで、今後の基準値にしようといったところでした。

体重は先週より2〜3キロ減っていましたが、去年よりは2〜3キロ増。

それでも嬉しかったことがあり、看護師さんが「何か運動してますか?」と。足の怪我であまりできていないというと、体重が増えているのにウエストが同じどころか少し細くなっていたのでと。

糖質を抜くと見た目の減量はできるので、計量などのために一時的に落とそうとする場合には有効だと思いますが、栄養を循環させ、健康的な体を目指す場合には違うのだと思います。

今後は、ダイエットを3食を適切な量で、脂質、タンパク質、糖質を適切なバランスで摂ることとし、糖質を抜くという考えはやめようと思います。食べてしっかり燃やす。
夏季休暇 [2023年08月05日(Sat)]

今日から財団は夏季休暇に入りました。
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これまで休日は仕事の準備や宿題に追われていたことが多いので、まとまった休みは貴重です。

数日は宿題と仕事のための勉強と準備になりますが、それでもゆっくりできます。

しばらくいじっていないギターとベースの手入れにもやっと取り掛かれそうです。

でも今日は完全休養。食べて寝る。
フライパン [2023年08月08日(Tue)]

今日は夏季休暇4日目。
関係先は動いているのでいくつか連絡をとりつつも、仕事にハマらないよう休みモードを維持しています。

休みに入ってから気になっていた粗大ゴミを処分し、1年半前から考え半年前にクリーニングキットを用意していたグレッチギターの手入れをようやく済ませ(あと2本は次の機会に)、新しいフライパンを手に入れたといったところ。

一方、先週から咳が出るようになり昨日の朝にはひどい喉の痛みと多少発熱がありましたが、今日はほぼ回復した感じです。栄養と休養が基本。休みの期間で助かりましたが気を引き締めて油断しないように。
経済 [2023年08月10日(Thu)]

今、30数年ぶりにヘンリー・デイヴィッド・ソローの森の生活を読んでいます。その中には経済という章があります。
コロナ前は観光客が増えていることに眉をひそめることがありましたが、今は人が元気に往来していることが嬉しく感じます。

開発途上国に対する援助をしていると、お金を稼ぐことは卑しいことだといった考えに囚われるかもしれません。自分が10代の時にはそういった考えが自分の中にはありました。少し上の世代のバブルの狂騒を見ていたからかもしれません。

GDPというのは確か支出面で見ると、民間経済における消費支出、政府支出、投資、貿易収支からなると思いますが、太平洋島嶼国の多くは民間部門が活発でないため、政府支出のGに依存しがちです。貿易収支は基本的にマイナス、輸出できるものが少ないので。

政府支出の財源のかなりの部分が海外からの援助をだとすれば、各国が本気で経済成長を目指すのであれば、民間部門を活性化させることが必要でそこに伸び代があります。

海外からの資金を外に出す流れに対し、いかにその資金を国内で循環させることができるか。

人口は1万人から20万人の国が多いですが、日本の地方自治体でも同規模のところが少なくないわけで、何かやりようがあるにではないかと思います。
4時起き [2023年08月10日(Thu)]

今朝4時起きで、明日も4時起き。徐々に仕事モードに移行しています。


休みの期間も空中戦が展開されており、移動しながら、今日は4つの調整が済みました。何十かある中の4つですが。

しかし、、、。自分は寝つきも寝起きも悪く、こういった場合、さらに気がはってしまい、たいてい2時間くらいしか眠れません。どこでも眠れる人が羨ましい。

この仕事をしていると、眠れる時にしっかり寝る、食べられる時にしっかり食べる、トイレに行ける時にしっかり済ませる、水を飲める時にしっかり飲むことが大事だと改めて思います。

そして、チャンスが来たらガシッと掴めるようにしておく。
僥倖 [2023年08月11日(Fri)]

今朝4時起きでグアム空港に向かいマジュロ行きのアイランドホッパーに乗りました。

グアム〜マジュロの間で航空券を確保することが難しく、当初ポンペイでマジュロ行きに乗り継ぎという予定でした。

しかし、今日のグアム発のフライトでビジネスクラス1席だけ空いており、それを確保していただいた経緯があります。

ただポンペイを訪問できませんでした。

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ところが、チュークから自分の隣に座ったのが元外務大臣のローリン・ロバート大統領特別顧問、前にはシミナ大統領が座られました。

ローリン・ロバートさんは10年以上会っておらず、お久しぶりですと。まさに過去の自分が関わっていない問題が起こってしまった方で、いつか会えないかと悶々としていたところ、会えました。そして大統領にも紹介していただきました。なんという僥倖。ポンペイ乗り継ぎでは実現しませんでした。

フライトは朝8時前に出て、マジュロ到着が8時前と12時間のアイランドホッパーでしたが、機内食がなく、水だけで、腹ペコ。

ホテルチェックイン後、速攻で夕食をとっていると、後ろにアンジャネット外務次官。来週から出張ということで、この瞬間しか会えなかったという。。。

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また連絡が取れていなかった人から(マジュロにいなかった)メールがあり調整できました。ありがたい。

手間が大変かかるけども、終わらせなければならない仕事がいくつか残っているので、これから眠くなるまで続けていきます。
爆睡 [2023年08月12日(Sat)]

ネット環境は、繋がれば速いのだけれど、安定して繋がる場所を見つけるのが簡単ではない感じです。見えない雲を掴もうとしている感じ。
ソローの森の生活は、高校生の時はほとんど頭に入って来なかったけれど、今読むと面白い。170年前のアメリカの人の考えですが、共感できる部分が多い。そりゃ、頭ではわかっているつもりでも実際の社会経験、生活経験を積んでいない、頭でっかちの十代の自分が理解できるはずもない。

昨日は、本当に疲れていたので数週間ぶりにビールを飲み(1本だけ)、部屋で少しだけ作業をして泥のように眠りました。目が覚めると11時。久しぶりに9時間以上爆睡。

ここの11時は日本の8時なので、まだ体が日本のままということかもしれないですが、早く眠れたことが良かった。よく眠るには、相応の疲労が必要ということ。。。2日間、睡眠不足と移動と空腹が続くとよく眠れるということ。

今日明日で終えなければならないことが数件、追いかけることが数件、発表準備も数件。明日も事務仕事の予定でしたが大事なミーティングが1つ入ったのでその準備もしないと。他にもアイロンがけと下着の洗濯も必要か。

自分がいたマーシャルの6年間は毎日忙しかったのですが、結局今も変わらない感じで。ただ、人が優しく柔らかいマーシャルのこの空気感に救われます。
活気、カッキジェ [2023年08月15日(Tue)]

時差がプラス3時間の土地では、日本と仕事をすると、こちらの仕事時間プラス3時間以上となり、仮にベースが8時間とすればこれが11時間に伸びることになります。
マーシャルやフィジーに赴任していた時には、東京が開く前、現地の午前中に現地の仕事に集中し、昼食後は東京を交えた仕事で夜8時〜9時までが通常の日課でした。

今、マーシャルですが、こちらでの会議などは、基本的に午前から早い午後に行い、特に必要性がない場合、午後3時ごろからは(マーシャルから見て)海外とのやりとりにしたいところです。

今日は、フランス、東京、パラオ、NZ、米、台湾との空中戦で、プラス3時間どころではなく、夜中にメールが来て対応したりでした。ネットがある故の状況。

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現地でも色々あり、午前中はランウィ警察長官と雑談7割、海保3割で、途中からテレビでマーシャルの国会中継を一緒に見ました。全部マーシャル語ですが、少しだけわかるので質問しながら。

10数年前に会った時、自分がつけていたジバンシィのプレイという香水が気に入り、残りをあげたことを思い出し、今回、個人的なギフトとして、プレイはなかったのですが、ジバンシィの新しいやつを渡したところ、えらく喜んでくれて何か嬉しかった。

あと、今、おそらく台湾主催のオーストロネシアフォーラムが開かれています。パラオ、マーシャル、ナウル、ツバルの台湾承認国、米、グアム、北マリアナ、NZ、パプアニューギニア、フィリピン、マレーシアなどが参加しているようです。政治や安全保障ではなく、文化人類学的な集まりで、こういった枠組みもありなんだなと勉強になりました。台湾の民族衣装を着た先住民の人を見ると、アジアよりも南米に近い感じがしました。南米に行ったことはないけれど。

国内に活気があり、良い感じです。
期待 [2023年08月15日(Tue)]

今日もマジュロ。

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あの音楽が脳内再生されるのは昭和の人


昨日書いた台湾によるオーストロネシアフォーラムは明日が初日とのこと。

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文化担当閣僚クラスフォーラムとのこと。

参加国・地域は、台湾の他に、マーシャル、パラオ、ナウル、ツバル、パプアニューギニア、フィリピン、インドネシア、マレーシア、米、豪、NZ、ハワイ、グアム、北マリアナ。興味深い枠組みです。

今日は4件対面の会議がありました。ハイライトは15〜6年前からの友人で2019年以来の海洋資源局(MIMRA)のフローレンス。

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フローレンス、ベネディクトと。

自分が実際に現地の人たちと現地で直接活動しているのは海上保安と地域密着型エコツーリズムですが、フローレンスと話をしてマーシャルにおける全体像が見えてきました。

驚いたのが10数年前、自分がマーシャルから離れた頃にまとめられた国の将来ビジョンがあるのですが、それに基づきこの3〜4年でさまざまな政府部門やNGOが具体的な活動を進めてきていること。世銀、SPC、UNDP、米豪NZ日本台湾も、結果的にかもしれませんがそのビジョンに沿った協力を行っています。

マーシャルでは10年前がそんなに昔ではないといった時間の流れというか感覚がありますが、それが良い意味で将来ビジョンに命を吹き込んだようです。

海保に関しても地域密着型エコツーリズムに関しても基盤となる現地の構造がパラオとは異なりますが、人の気質の違いによるのかマーシャルの方が進んでいる面がいくつか見つかりました。既に彼ら自身が自ら考え、粘り強く取り組んでいることが多いことがわかりました。

マーシャルの場合は個々のレベルではお金を稼ぐという考えが優先されずシェアする社会であることが違いを生んでいるのかもしれません。パラオの場合は活動の対価がすぐに求められがちです。

コロナ前で言えば、パラオは民間経済が発展している一方でマーシャルは非常に民間部門が小さく、概観すればGDPの政府部門対民間部門が、パラオが1:2のところマーシャルは2:1(もっと政府部門が大きいかも)で、そういった違いが影響しているように思います。

さてフローレンスとの話では、
「シーパトロール行った?」「警察長官と話した」
「商業産業観光局行った?」「行った」
「文化資源保護局行った?」「行った」
「環境保護局行った?」「行った」
「外務省行った?」「外務次官と話した」
「官房長官に会った?」「会った」
などと、彼女が会うべきと言った人たちには既に会っていたので、勘が当たっていたことに安心しつつ、それなら話が早いとより深い意見交換となりました。

今はマーシャルの選挙前なのでできるだけ政治家には会わないようにしているのですが、逃げ切れるかどうか。
少しずつ記憶が [2023年08月16日(Wed)]

今日はハイネ教育大臣と学校運営コミッショナーのカンジさんとの会議がハイライト。
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左から大臣、自分、コミッショナー

ハイネさんは16年ぶり、カンジさんはおそらく20年ぶり。今、予算国会中ですが、わざわざ抜けて会いに来てくれました。

いろいろ話をして、将来に繋がりそうなものがいくつかありました。ただ11月が選挙で新政府が1月なので、具体的な話を進めるのは選挙後が良いと思っています。

大臣は選挙のことは関係なく、継続性を考えてカンジを引き合わせてくれました。


会議後には偶然サシミが。
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サシミは2008年以来だと思います。当時、内閣府の青少年招聘プログラムで日本に送った8人のグループの1人。現在は教会の牧師でマジュロ市職員と誰かに聞いた気がします。ちょっと見た目が変わっていましたが、パッと思い出して「サシミ!」と声をかけると本人でした。

このレストランの従業員にはマーシャル高校時代の教え子がいました。昨日訪問した環境保護局ではやはり元生徒がいて17〜8年ぶりで「私の名前わかる?」と聞かれ「ヘザー」と答えると、正解は「ヘガー」でした。教員時代は300人以上いた教え子全員の名前を覚えていたのですが、惜しかった。それでも、マーシャル語を含め少しずつ記憶が戻ってきているようです。
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