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SCMP記事(2/2付)フィジーのランブカ首相関連 [2023年02月02日(Thu)]

今朝配信されたSCMP紙記事にコメントが掲載されました。

https://www.scmp.com/week-asia/politics/article/3208767/fiji-pivoting-back-well-established-partners-australia-and-new-zealand-axing-china-security-deal
日・ミクロネシア首脳会談 共同声明 [2023年02月03日(Fri)]

昨日、日・ミクロネシア首脳会談が行われました。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/fm/page3_003610.html

すべて重要な内容が述べられていますが、特にALPS処理水については8で次のとおり述べられています。

「岸田総理大臣から、PALM9での約束のとおり、ALPS処理水の海洋放出は、環境及び人の健康に害がないことを確保した上で実施されること、また、日本は、引き続き、IAEAのレビューを受けつつ、太平洋島嶼国・地域に対し、高い透明性をもって科学的根拠に基づく説明を誠実に行っていくことを説明しました。これに対し、パニュエロ大統領から、道上駐ミクロネシア日本国大使によるALPS処理水に関する透明性ある説明について個人的な感謝をお伝えする、この複雑な問題に対するミクロネシア連邦の理解に極めて有益であった、ミクロネシア連邦が、以前に国連総会で述べたほどの恐れや懸念はもはや有していない、こうした説明によって、我々が共有する海洋資産及び資源を傷つけないという日本の意図と技術力へのより深い信頼を今や有している旨述べました。」(下線はこちらで追記)

道上駐ミクロネシア大使がどれだけ丁寧に粘り強く現地で説明を続けていたのか。その一端を伺ったことがありますが、堂々と丁寧にわかりやすく、何度も何度も説明を続けられたのだと思います。まさにプロの外交というものを教えていただいた思いです。

感動しました。

来週、ALPS処理水に関してPIF事務局チームが来日する予定です。
また来週 [2023年02月03日(Fri)]

今日は、日ミクロネシア首脳会談の結果を見てから、職場でこっそり1人泣いていました。というかなぜか涙が止まらず、誰も共感できる人もおらず。

特にこの2か月ほど、PACNEWSとALPS処理水に関する報道についてやりとりしていたのですが、PIFとは昨年4月頃からですが、日本の立場が劣勢で、悪者にされ、自分は大変悔しい思いをしていたし、勝手にプレッシャーを感じていたのかもしれません。


南側では、2週間ほど前にPIF専門家パネルが行った一般向けセミナーの結果、単純に言えば日本が不誠実かのような印象づけがなされて、PIF事務局は日本を域外国から外すといったような脅しをかけてくるなど(痛くも痒くもないが)、そういった状況でした。

夕刻、PACNEWSにパニュエロ大統領の共同会見での発言文を送り、職場を出ました。

政府でどれだけの方々が誠実に取り組んでいるかを思うと、また泣けてきます。

PIFは核実験と同列に扱っているふしがありますが、来週はPIF事務局と加盟国の首脳・閣僚1名ずつ、あと専門家パネルの何人かが来日するようです。

また来週も頑張りましょう。
[2023年02月04日(Sat)]

何か月か前に、テレビ用のスピーカーバーが壊れ、先日リサイクルに出しました(在宅用に使っていたモニターとともに)。
先週、ちょっと落ち着いて考えられる瞬間があったので、少し調べて、マランツのアンプとヤマハのスピーカーを購入し、、、届いたスピーカーをみると予想よりでかい、、、が、昨晩やっとセットできました。

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音を鳴らしてみると、世界が変わりました。

10代の時にはミニコンポが流行っていて、その後、ポータブルな再生機器に変わっていったのですが、昔多感な時に聴いていた音が戻ってきたというか。

これまでCD、ブルーレイ、雑に扱っていたと反省。ミュージシャンのプレイの表情や意図が伝わってくるようで、昔中古レコード屋でLPを漁っていた時のように、眠っていたCD、ブルーレイを漁っています。spotifyも繋げられるので、楽しい。

例えば、サックスが旋律を奏でる楽器ではなく、プレーヤーの息といえば良いのか、口から音になるその表情といったものが感じられ、ベースもドラムも、そこで叩いているよう。ギターもボーカルも人を感じる。


1月は少し走ることができ、記録をみるとトータルで50キロ(良い時の半分程度)でした。無理せず、体に過度な負担にならない範囲で続けられれば。

楽器はまだ触る気になりませんが、いつか弦を張り替えて音を出したい時が来るのかどうか。


1月はまた本年度のまとめと新年度に向けた準備が重なる時期なので、出張せず、事務所での仕事に集中していました。

2月に入り、なんやかんやとやるべきことが増え、3月まで予定が埋まりそうです。

一つ一つ本気で取り組むことで、将来に若い世代に繋がっていく。そう信じて頑張りましょう。
まだまだ厳しい [2023年02月06日(Mon)]

今朝、ソロモン諸島政府の友人から連絡がありました。

ALPS処理水の海洋放出に関しては、政府として「核廃棄物の海洋投棄」と認識していること、すべての太平洋島嶼国は団結し反対していることなど、述べていました。

現状、相手側が得ている情報が不足しているならば、それぞれの国に正確な情報を丁寧にわかりやすく提供し、さらに現地メディアに対しても情報を提供する必要があるのかもしれません。

まだまだ厳しい状況にあると感じさせられました。
PIF事務局のALPS処理水に関するファクトシート [2023年02月06日(Mon)]

英語版と日本語版を読むことができます。

韓国、中国、ロシアに同調しているのだなあということと、PIF専門家パネルがIAEAを超える立場にいると考えているんだなあというのが率直な感想です。

日本が情報を出していないというのは、PIF加盟国はどう考えているんでしょうか。(自分は直接現地政府から聞きましたが、日本はしっかり情報を出しているという国もあります)

こういったものを掲載することについて、オーストラリア、ニュージーランドを含むPIF加盟国は承認しているんでしょうか。各国に確かめて欲しいところです。

トルコ大地震 [2023年02月07日(Tue)]

トルコで発生したM7.8の地震について、情報を追っていますが、被害の全貌が明らかになるまでまだ時間がかかりそうです。
M7.8、内陸で震源の深さが20キロ未満。100数十キロ離れた都市でも鉄筋ビルが倒壊しているようです。

さらに余震でM7.5、M6.6があるなど、心配です。

BBCではトルコとシリアで甚大な被害と言っていました。
キヨラナ [2023年02月08日(Wed)]

今日はPIF事務局の科学者による専門家パネルとの会合がありました。自分はメモ取りで、理事長と科学者の阪口常務が話しました。
先方が主張していることは2/6のPIF事務局が出したファクトシートの通りで、科学者として譲れないことがあると分かりました。

その後、急遽、笹川会長とクック諸島のブラウン首相の会談に同席させていただくことになりました。先方にはプナPIF事務局長も同席していました。

先方は同様にALPS処理水について懸念を共有されましたが、言葉が専門家パネルとは異なっていたと思います。

日本政府のしっかりと太平洋島嶼国の声を聞き、対話を続けるという意思が伝わっていました。

写真はないのですが、今日感じたのは、科学者によるPIF専門家パネル、PIF事務局、政策決定者である首脳は、それぞれ言葉が異なるということ。それがよくわかる1日でした。
ブレーキングニュースアップしました:PIF関連 [2023年02月14日(Tue)]

先般のPIF代表団の訪日に関する記事です。




パラオ1日目 [2023年02月16日(Thu)]

火曜夜、パラオに着きました。
経由地のグアムに向かう飛行機の中で、機長が、北マリアナで火山が噴火したという情報があり、噴煙が見えると言っていたのですが、よくわかりませんでした。

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一方、グアムに着く前に港を見てみると、何と潜水艦が出航するところで、少し興奮。

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パラオに着いてからは、ホテルの部屋まで大変スムーズに進み、おそらく最速記録。さっさと寝て、翌日に備えました。

そして昨日、1日目の活動。

いくつか役所を回りつつ、ミーティングの調整もしつつ、午前と午後に3時間ずつまとまった時間を作り、個別の会議用書類を8つ作成、夕刻から会議。

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地域密着型エコツーリズムと関連する別事業の計画についての会議でした。

今回、日本にいた時からギリギリのラインで喧嘩をふっかけながらの1つ目のもの。アイライ州、ガッパン州、マルキョク州との話し合いです。世界ふしぎ発見に出てた、我々のインターンのベナリーとケビンもいます。

今回はとにかく我々のツーリズムの概念を再確認し、自分で作成した12項目からなるマトリックスを使い、5時間にわたる議論を行いました。

今回は研究員の基本にかえり、活動していますが、それによって岩が少し動き始めた感触がありました。
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