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塩澤 英之
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次回ブエブエナートに向けて [2022年06月05日(Sun)]

何日か前に書いた東海大学の黒崎さんとのクロシオブエブエナートについてです。
https://blog.canpan.info/spinf_shio/archive/2094

太平洋島嶼国の動向というのは、「〜だ!」と断言できるものは少なく、現実に起こっている様々な出来事を俯瞰したり、実際に中に入り込んだりすることで、読み解く必要があります。

外側からだけの情報、特にバイアスがかかったものだけを見てしまうと(それは確かに間違いとまでは言えないが、多くの要因の1つだけを強調したものだったりする)、実際の行動に影響し、かえって日本に不利になる可能性があります。

クロシオブエブエナートは、自分と黒崎さんがこれまで15〜6年、把握が難しい太平洋島嶼地域情勢を理解するために行ってきた事象を俯瞰し情報を読み解く過程を公開しているもので、何かを主張しているものではありません。

昨年末(12/28)には、太平洋島嶼地域情勢の総括と展望と題し、二時間半ほど話しました。
(前半 https://youtu.be/wdgpFaEtNOY
(後半 https://youtu.be/eshaC6taVcY

コンテンツは次のとおり。

パラオ、ミクロネシア連邦、マーシャル、ナウル、キリバス
サモア、トンガ、ツバル、クック、ニウエ

パプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ、フィジー
ニューカレドニア、仏領ポリネシア
太平洋諸島フォーラム、ミクロネシア大統領サミット、
伝統的安全保障、日本(太平洋・島サミット)


前回、3/26は次のテーマで話しました。
トンガ災害(1月)
コロナアウトブレイク(1月〜)
ミクロネシアーPIF(2/11)
ブリンケン国務長官のフィジー訪問(2/12)
露のウクライナ侵攻(2/24〜)
NZ・フィジー防衛協定(3/21)
中国ソロモン諸島安保協定案のリーク(3/24)
PNG選挙(6月?)
オーストラリア選挙(5月)
フィジー選挙(8月〜10月?)
ニューカレドニア

前回が3/26で、現在、そろそろ第5回を考えようと黒崎さんと話しているところです。日程が決まり次第、ここやメール、SNSなどで紹介させていただきます(ズームのウェビナー形式で実施します)。
第5回クロシオブエブエナート開催(6/18、14:00 - 17:00) [2022年06月05日(Sun)]

6月18日(土)、14時より、第5回クロシオブエブエナートを開催することとなりました。ご関心のある方は、下記よりご登録をお願いします。

https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_slZSlbIhTkORVg4o5YQWEA

今後、1〜2週間で事態が動くことも考えられますが、少なくとも次のテーマは取り上げると思います。

3月以降の太平洋島嶼国の動向
3月以降の日米豪NZなどの太平洋島嶼国に関する動き
中国王毅外相の地域訪問
ソロモン諸島
パプアニューギニア(選挙、ブーゲンビル含む)
フィジー(選挙含む)
米国自由連合国(コンパクト含むかも)
太平洋諸島フォーラム

よろしくお願いします。

塩澤
ブレーキングニュース、アップしました:プナPIF事務局長、太平洋島嶼諸国と大国の地政学的争い [2022年06月08日(Wed)]

一連の大国の動向に対する、太平洋島嶼国のスタンスをうかがわせる記事を紹介しました。

ブレーキングニュースのフロントページはこちら。
https://www.spf.org/pacific-islands/breaking_news/

今回の記事はこちらになります。
https://www.spf.org/pacific-islands/breaking_news/20220607-1.html
Tokyo Blue Talk 2022 終了 [2022年06月08日(Wed)]

無事に?終了しました。
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会場に来るまで、フォーマットも許される時間も分からないという、さながらミステリーツアー的ワクワク感。

パワポは必要ないということで、メモを片手に、パラオの地域密着型エコツーリズム事業を、コミュニティの取り組みと国の政策の繋がりの観点から話しました。

自分の英語力はたかが知れているので、出来るだけ気持ちを込めたつもりです。

この歳になっても、まだ新しく経験して、勉強していかなければなりません。

このような機会をいただけたことに、感謝。
6/8 BS日テレ深層NEWS [2022年06月10日(Fri)]

おととい、6/8、BS日テレの深層NEWSに出演させていただきました。記念に録画しておけば良かったのですが、来週までTVerで見られるようです。
放送事故にならないようにと恐れつつ、自分は実体験ベースなのですが、少しでも関心のある方々に、特に島嶼国側の視点を伝えられればと思っていました。が。

観てみたら、緊張していたのか、たまたまポケットに入っていた赤いperfumeペンをいじってました。カチカチうるさい。


普段ニッチな世界にいますが、あのようなレベルの方々と話す機会をいただけたことで、今後何を考えながら研究を進めていくべきかなど、ヒントをいただけた気がします。大変勉強になりました。

テレビのスピード感、番組制作に関わる人の多さなども垣間見ることができ、テレビの見方も変わりそうです。


それにしても、6年前であれば、コンパクトでさえ一般に知られていませんでしたが、今やかなり細かな話を表でできるようになりました。時代は変わっていきますね。


また、昨夜は豪州大の友人と久しぶりに会い、お互いに情報をアップデートし、そこでもヒントをいただきました。


地域はフェーズが変わりました。混乱から新たな安定期に向かうかどうか。

明日にでも記事をアップできればと思います。
ブレーキングニュース、アップしました:PIF分断回避! [2022年06月10日(Fri)]

雨降って地固まる。


ブレーキングニュースのフロントページはこちら。

https://www.spf.org/pacific-islands/breaking_news/

今回の記事はこちらになります。
https://www.spf.org/pacific-islands/breaking_news/20220608-1.html
強かに。 [2022年06月11日(Sat)]

先日のBS日テレ深層NEWSを観ていくつか気づかされました。

一つは、中林先生が、中国の影響力について、まずは引き分けまで持っていくというようなことをおっしゃっていました。まさに、その通りで、いくつかの国では、中国が巧みに浸透を遂げており、その状況から、先進国側がいかに挽回していくかというのが現実だと思います。それを聞き、自分が10年ほど前にフィジーで行っていたことを思い返しました。

自分がフィジーで外交官として仕事をしたのは2012年10月から3年間で、赴任時は、日本と中国で比較すれば、フィジー政府との友好関係は感覚的に日本1:中国9でした。当時の自分の明文化されていないミッションは日本とフィジーの関係改善、なんとか引き分けに持っていくというものでした。

そのために、あらゆる機会を探し、利用することで、フィジー政府の様々なレベルの方々と対話を続けました。笑われるかもしれませんが、自分は真剣で、日本の誇りを胸に、媚びへつらうこともなく、援助をちらつかせるでもなく、堂々と正直にあらゆる日本フィジー関係の情報や意見の交換を行いました。

古い思い出話になってしまいますが、例えば、その積み重ねがあり、2013年8月ごろ、当時フィジーから日本への要人の渡航はなく、フィジー政府側も禁止していた状況にある中、国連関連会合に外相を招待するとの話がありました。日本側は通常通り(※当時の現地の日本のやり方)、写しをメールで、原本を現地ドライバーに託し、現地外務省に届けていましたが、漏れ伝わるフィジー側の反応はネガティブ。

そこで、前にここにも書いたマウィ大使にアポをとり(別部署なので違う要件を第一理由として)、話に行き、国連会議であること(フィジー政府としても日本渡航禁止にエクスキューズができる)、その当時の日本の政権に関する説明、今後の日本・フィジー関係について重要な機会となることを伝えました。

マウィ大使とはそれまでに1〜2か月に1回程度でしたが、真面目に国、地域、国際社会について意見交換してきたことで、信頼してくれていたこともあり、ある時「あなたは重要な情報を伝えるメッセンジャーだ」と言われたことがありますが、上記の外相招聘の話をしたところ、マウィ大使は「これは重要だ。すぐに外相に伝える」と言い別れました。20分ほどして大使館に戻ると、フィジー外務省から外相が訪日するとの回答が届いていました。

2015年の島サミットの際も似たような状況にあり、同年4月か5月か、日本からの首相宛招待状が届いたものの、同じ対応が行われたため、首相府に連絡し次官とアポを取ったところ、その時は次席と共に説明に行き、大使館に帰ると首相から訪日するとの回答が届いていたということがありました。


関係改善だとか、影響力を挽回するには、それぞれのレベルでしっかり動く必要があるということなのだと思います。こういった積み重ねが必要で、まだまだやれることはあるのではないか、そう思います。

2012年赴任当時、「自分は日本とフィジーの関係改善のために来たんだ」というと、何を馬鹿なことをとか「あなたは島が好きだから」とか、嘲笑されたものですが、3年後には引分け程度まで両国関係は進展しました。そして、今の両国関係がある、と信じたいところです。


また、番組では最後に右松キャスターもおっしゃっていましたが、全体的に「気候変動」が太平洋島嶼国の安全保障であると認識されていたと思いますし、太平洋島嶼国の強さや強かさ、大国の争いと島嶼国の関係性など共通認識となっていたように思います。

2016年ごろから米国シンクタンクを始め、事あるごとに中国の地域進出の方法は、民間部門を活用していることなど、単純ではなく、「債務の罠」という言葉に惑わされずに、冷静に事実関係を捉え、経済面を含め戦略的に対応すべきと話してきました。私に限らず、同じことを言っていた方々もいると思います。6年たち、先進国側が協力し、開発協力だけではなく、経済面でも島嶼国への関与を高める動きになってきた気がします。

島嶼国側も強か。日本も、米豪NZ、インドも強かに。




6/18 第5回クロシオブエブエナート開催 [2022年06月12日(Sun)]

6月18日(土)、14時より、第5回クロシオブエブエナートを開催します。ご関心のある方は、下記よりご登録をお願いします。

https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_slZSlbIhTkORVg4o5YQWEA

クロシオブエブエナートとは、これまで15年ほど、私と黒崎さん(現・東海大)が太平洋島嶼国やその地域を取り巻く情勢について意見交換をしてきた過程を、関心のある方に共有しようということで、昨年6月に立ち上げた、私的なプロジェクトです。

今回のブエブエナートも、トラブルがなければ、刺激のある部分をカットした上で、Youtubeに残すつもりです。

昨晩、黒崎さんと自由が丘で本来のブエブエナートをしました。時代の変わり目という感覚で、昨年始めて良かったよねとか、この1年で、いろいろなところで詳しい話ができるようになったよね、などとお互いに言っていたような気がします。
6/13 黒崎さん、NHKで話します! [2022年06月12日(Sun)]

自分の盟友であり迷友とも言われる黒崎さんが、NHKで太平洋島嶼国について話します。

乞うご期待!
横浜! [2022年06月13日(Mon)]

今日は佐野元春のライブのため、横浜に来ました。もちろん日帰りです。
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実は昨日、勘違いで横浜に来てしまい、黒崎さんとの約束を破るところでした。会場に入ろうとして、チケットが翌日のだと気づき、慌てて帰ったという…。

佐野元春は中学生の時に聴き始め、中学〜高校のあたりがヴィジターズの後、カフェボヘミア〜ナポレオンフィッシュの頃。多感で単純だった10代の自分は(単純なところは今も変わらないが)、佐野元春に影響を受けて、国際社会に興味を持つようになりました。いつか世界を見てやろうと、飛行機に乗ったこともない茨城の日立という町にいた少年はそっと呟いていました。

主流派よりもオルタナティブな方に心惹かれたり、捻くれているところもその影響かもしれない。

横浜での佐野元春のライブを観に行ったのは、6年ぶりくらいか。横浜は特別で、歩きながらあの曲が頭に流れ、何年もライブで聴いてないけど「今日演奏してくれないかな」と思っていたら、演奏してくれました。

水は汚いけど、潮風を感じ、いつか行ったNYのマンハッタンブリッジの辺りを思い出しました。

コロナ、戦争、経済と問題が山積みのこの時代、あらゆる情勢が繋がっています。


2020年5月に、査読なしの論考を掲載したことがあります。


当時から、世界情勢と太平洋島嶼地域情勢の転換点といった空気感があり、地域情勢の基礎を一度冷静にまとめて残さなければという焦燥感の中、反対の手を遮って出したものです。

これがのちに、
海洋白書2022の私の執筆部分(査読あり)第4章第2節https://www.spf.org/opri/projects/wp_2022_jp.html
Breaking News From The Pacific Islands
クロシオブエブエナート
に発展しました。

批判もあるでしょうが、誰かがバイアスなしに情勢を分析し、情報を出しておくことが大切だと思っています。

続けられるだけ続けて情報を残していき、いつか次の世代の人たちに、自分を踏み台にして、国のためにさらに質を高めて、実効性を高めて欲しいと願っています。