CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

« 2020年08月 | Main | 2020年10月»
ちょっとしたぼやき [2020年09月06日(Sun)]

太平洋島嶼地域での実体験から、特に2012年以降、自然に、戦後秩序、地域秩序、世界秩序というものを意識するようになりました。
自分の場合は、2003年にマーシャル諸島から入ったため、米国と北半球のミクロネシア地域でのさまざまな話に始まり、次にフィジーで、フィジーおよびキリバス、バヌアツ、ツバル、ナウル、地域機関経由のすべての島嶼国、地域機関、国際機関、国連機関、他国の外交団との話で視点が縦にも横にも広がりました。

6〜7年前には、国連が戦後70年を控え、日本の北部ミクロネシア地域へのプレゼンスを評価する動きとともに、国連としての北部ミクロネシア地域への関与強化の話などもありました。

北部では米国を第一に、豪州、台湾を意識しましたが、フィジーでの活動ではさらに、英国、国連、フランス、EU、他にもたくさんありますが、地域自体が戦後秩序と(あるとすれば)次の秩序のフィールドとの意識を持つようになりました。

現状、いくつかの太平洋島嶼国、周辺諸国、旧宗主国、インド、その他の国々が蠢いている感じがします。これが次の地域秩序、世界秩序につながるものなのか。

つながるものの場合、日本はどのように動くのか。重要な局面を迎えるか、もしかすると面ではなく、すでに厚みのある変化の過程に突入しているのかもしれません。

太平洋島嶼国での動きだけでなく、世界の動向を俯瞰して見ていかないと、間違った理解をしそうなので、注意しなければ。


大きくズレますが、今日はトランプ大統領について自国の戦没者を蔑む発言があったと、ソースが明確ではないニュースが流れていました。

パラオ、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島の各大統領とトランプ大統領が会談した時のことや、これら3国から米軍に従軍し、イラクやアフガニスタンで亡くなった人々の犠牲に敬意を表していたことを踏まえると、強い違和感がありました。

FOXニュースでは、あの暴露本を出版したボルトン氏が、インタビューで、ニュースの内容を否定し、トランプ大統領を守る発言をしていました。

前日には、ミネソタ州の民主党の市長7名がトランプ大統領支持を表明しました。ある市長は「我々が民主党を離れるのではなく、バイデン候補らが我々から離れたのだ」と発言していました。

米国大統領選とはこんな感じでしたっけ?何か、悪意だとか、分断というものが、嫌な感じで目立っています。

トランプ大統領のせいだという人も多いですが、民主党内も違いがあるようだし、民主党が勝利しても、分断が深刻化してしまうのではないか。

どう考えても平時ではないし、国際秩序の再構成のことを考えると、どちらの結果になろうとも、米国が弱体化することは避けて欲しいところです。
エスパー米国防長官のパラオ訪問(2020/8/27) [2020年09月07日(Mon)]

現実に物事が動いている中で、おかしなことを書けないため、控えていましたが、先日のエスパー長官のパラオ訪問で気づいた部分を箇条書きで、メモ代わりに残します。

1.コンパクト(まずはコンパクトの基本部分の確認)
米ーパラオの現在のコンパクトは、他の2国とは異なり2044年まで50年続きます。コンパクトは統治関係(ビザなど含む)、経済関係、安全保障・防衛、一般規定の4つからなり、パラオの場合の経済関係に関しては15年毎に見直しとなるので、現在そのための交渉が行われています。(コンパクトの継続云々ではない)

安全保障・防衛に関しては、米国が責任と権限を有することとなっていますが、パラオだけでなく米国への脅威が発生した場合にも適用できます。例えば、パラオへの脅威や米国への脅威が確認され、米国が軍事施設を建設したいとすれば、パラオ側は国内で調整し、そのロケーションを提供することになります。施設の土地代や維持管理費は米国から出ます。

2.レメンゲサウ大統領(記者カンファレンス)
大統領が述べているのは、次の3点。
(1)米ーパラオの友好関係
(2)新型コロナの影響ー健康上の脅威、経済への深刻な影響
(3)米国の「自由で開かれたインド太平洋戦略」の理解、特に安全保障と地域安定

3.エスパー長官(記者カンファレンス)
(1)第二次世界大戦終戦75年、パラオは激戦地
(2)新型コロナの影響、特に経済面
(3)防衛ー「自由で開かれたインド太平洋戦略」ー特に国際システムの確保が目標の1つであり、明確に「中国の脅威の下にある」と発言。
(4)コンパクト−「防衛協定」と発言、部分改定交渉を今年中(現パラオ政権中)に終わらせたい意向。
(5)訓練の話

これらを見て、今回のエスパー長官の訪問の大きな目的は次ではないかと思われます。
・パラオ側に、安全保障上のリアルな現状を認識してもらう。
・リアルな現状の下、パラオの位置づけが重要であると認識してもらう。
・コンパクト規定の確認と、今後の可能性の共有。


終戦75年で激戦地であったグアムやパラオを訪問するという意味かもしれませんが、現地住民から新型コロナ流入の恐れ・批判がある中でも、パラオ政府側が理解し、テレカンファレンスではなく、エスパー長官が直接会いに来たということは、直接伝えなければならないメッセージがあるなど、強い意味があるのでしょう。


強い意味の中身については、にじみ出る情報から、想像していくということで。
アンガウル島滑走路 [2020年09月10日(Thu)]

パラオ現地では、米軍工兵隊や海兵隊150名がアンガウル島の滑走路を改修したとニュースがありました。


先日エスパー米国防長官が触れていたKoa Moanaはこの作戦のことだったようです。
現地では急に米軍のプレゼンスが高まっていることに、静かな意見がある人もいるようですが、おそらく一般市民を超える動きだと理解されているのではないでしょうか。

この件では、実はホッとしたことがあります。

まだコロナ前、チャーター便受け入れ停止などで、中国人団体観光客が減少している一方で、中国資本によるリゾートやそれに関連するインフラ開発の話は全く衰えることなく耳に入っていました。

その一つがアンガウル島の空港と港湾開発の話でした。国ではなく、アンガウルの人々と民間の関係で、民間経済活動の話であり、日本の民間部門がまだ観光開発で関心を持てる場所ではなく、ODAで代わりに開発するほどのニーズもない状況であり、なす術がありませんでした。

アンガウルは太平洋戦争の激戦地でしたが、ペリリュー島がバベルダオブ島〜ロックアイランド南ラグーン〜南端に位置する一方で、外洋の先にあり観光開発は進んでいません、

ドイツ人が持ち込んだと言われるカニクイザルが繁殖し、現地の人口を超え、アンガウル州では駆除を諦め、友人は白旗をあげたということですが、カニクイザル保護区を作り、共存と観光利用を進めようという話もありました。

実務で優秀な人材に、アンガウル出身が多い印象もあります。

確か、亡くなったパラオ人の魂は、各島を回り、最後にアンガウルから天に向かうという現地の伝承もあったと思います。

パラオ人で伝統的集会所バイを最初に作った今のアイメリーク州にあたる村の住人で母親が蛇の精霊であったその若者は、バイの作り方をアンガウルからコロールに向かう途中の海底で作業をしている精霊から教えられた(その際、蛇の母親が体をイカリにつなぎ船を支えていた結果、村に帰ってから亡くなった)という伝承がありました。

その海上を小船で通過していたところ、海の中からトンカンと音が聞こえ、母親の蛇がロープがわりになって船を支えつつ(結果、体が伸びて亡くなってしまった)、その若者が潜ると精霊がバイを作っており、作り方を教えてもらったという話でした。

アイメリークはアイメリークで、蛇に関する神話や、ケズと言われる人工丘(山を削って整形したもの)に蛇が渦を巻くような構造があったなど、蛇にまつわる神話・伝承が残っています。小さな蛇しかいない土地なのに。

また、実際にアンガウルとコロールの間の海底には、人工的に岩盤を削った後があり、謎とされるガラロンのストーンモノリスを構成している堆積岩と同じような堆積岩があるらしいなど(これはガラロンの語り手から)、いろいろなつながりのある島です。

話が逸れましたが、中国資本による投資活動に日本も台湾や米国の民間も開発援助でも対抗できないところ、コロナで投資の話が立ち消えになったかもしれませんが、ともかく今回の米軍の活動でその懸念が払拭されました。


何年か前、仕事でお世話になっていた民間の現地駐在の方が、「パラオは、有事の際に、第一列島線が突破された場合の米軍の退避地の一つなんだよ」と話していたことを思い出します。

アンガウル島もペリリュー島も平坦であり、動かない巨大空母、不沈空母のように見えてきます。
ADB Pacific Economic Monitorの表記(続き) [2020年09月10日(Thu)]

先日、ADBのPacific Economic Monitor上の表記に関して、Taiwanではなく、Taipei, Chinaと記載されているとの内容を書きました。https://blog.canpan.info/sec/blog/article/edit/input?id=1564078

過去の同レポートを2012まで遡りましたが、いずれもTaipei, Chinaでしたので、ADBはメンバー国の立ち位置を尊重し、以前から標記を統一されているようです。反対に、これをTaiwanに変えることはいらぬ論争を招くことになるでしょう。

2013年頃にある台湾承認国の財務省高官とフィジーで会った時、このPac Monitorに対し、「数字がおかしい。現地を知らないのではないか。」と不満を持っていたことがあったのですが、この件も薄く関係していたのかもしれないなと、今になって思います。

話をずらしますが、台湾承認国も加盟している太平洋諸島フォーラム(PIF)では、さまざまな会合のコミュニケや報告書では、中台関係ではなく、各国の経済や開発援助の観点から台湾についても記載されています。

台湾は80年代においては漁業関係で島嶼国と関わりがあり、92年のフォーラムでは台湾と台湾承認国間の対話(日本、中国、米国など開発パートナーとの域外対話とは別)の重要性が述べられているなど、PIFと台湾の関係はおよそ30年あります。

そのPIFが出す公式文書では、ROC(Republic of China)やTaiwanと書かれており、時に中国外交団がこれに気づけば、標記を変えるように申し入れることは当然で、落としどころが必要になります。

中国側としてはTaipeiとしたい、特にROCは認められないということになりますが、PIFは太平洋島嶼国首脳の会合であり、太平洋島嶼国に台湾承認国がある限りは変更は慎重になるだろうと思います。多数決ではないので。確かに、事務局は本来の議論すべき内容ではないところで論争が始まるので、苦慮していたといったことがありましたね。。。

ADBにおいては、Taipei, Chinaとの表記が標準であり、近年変えたということではありません。
想定 [2020年09月12日(Sat)]

軍事、防衛の専門家ではないので、わからないことが多いのですが、例えば、台湾で有事が発生すれば、台湾関係法があるので、おそらくアメリカは何らかの形で介入するのでしょう。その場合、パラオと沖縄は重要な位置づけになります。

日本は、日米安保の関係から無視することはできないでしょうし、法的根拠を含め、いくつかの想定がなされているのだと思います。

台湾関連で、米、パラオ、日本が関係する可能性があるのかどうなのか。


2016年の夏よりも前、DCの方から来た人に、「ミクロネシア三国は、日本と歴史的つながりがあり、人的関係が深いので」と、助言を求められることがありました。

僕の方からは、特にマーシャルとパラオでの経験から、「いやいや、戦後の米国との関係の方が長いし、30代以下では米国の方が感覚が近い。現在進行形の深い人的繋がりがある。教会でも繋がっている。何よりも、この10数年、これら3国では、優秀な家族が志願して米軍に加わり、イラクやアフガニスタンで自由と民主主義のために戦っている。パラオでは『我々は自由と民主主義のために共に戦っている』という話を何度も耳にした。米国は、その事実をしっかり見て、その貢献を正当に評価し、人的繋がりを再確認し大切にした方が良いのではないか。」と答えました。

何も起こらないことが一番ですが、小さい頃からの癖でもありますが、常に最悪の事態を想定しておくことも大事かと思います。
いろいろな状況の繋がり [2020年09月12日(Sat)]

先日のエスパー長官のパラオ訪問では、これまで公の場で出すことを控えていた「中国の脅威」という言葉が出されたことが大きな出来事だったと思います。


太平洋島嶼地域では、現時点でも中国の軍事的脅威があるわけではなく、中国の地域への関与は南南協力としての開発援助や、貿易投資観光を通じた経済活動で、基本的に違法性はなく(環境面で問題がある場合もある)、太平洋島嶼国の視点では、伝統的開発パートナー(旧宗主国、日本など)に加えた新たな選択肢としての開発パートナーとしての位置づけになります。

そのため、違法性のない行為を非難することは、かえって反発をくらうことになるため、島嶼国側も、例えば日本側の懸念を理解しつつ、公の場では言ってくれるな、という空気感があります。

エスパー長官の発言は、太平洋島嶼地域での中国の活動ではなく、広く国際秩序の視点での言及でしたが、「中国の脅威」という言葉がそのレベルで公に出たということは大きな意味を持つと思います。感覚的には、通常の外交では動かしにくい状況を一歩も二歩も進めたように思います。

ここでさらに気になるのは、他の自由連合国、ミクロネシア連邦とマーシャル、とりわけミクロネシア連邦です。両国ともパラオとは異なり、コンパクトのフル改定の交渉が始まっています。

パラオに対するメッセージは、おそらく両国にも伝わっているでしょう。

ミクロネシア連邦は、パラオ、マーシャルとは異なり、中国と国交があり、台湾を承認していません(マーシャルの場合は、独立後10年以上中国と国交がありましたが、90年代末に台湾を承認し、中国とは断交しました)。

ミクロネシア連邦と中国の関係は、ソロモン諸島と台湾の関係のように、何十年にもわたる関係です。中国はミクロネシア連邦の開発支援を長年にわたり行ってきました。故に、ミクロネシア連邦においては、あくまでも個人的感想ですが、台湾の話や中国の立場を落とすような発言は避けなければなりません。

今回のパラオでのエスパー長官の発言と直接伝えられたであろうメッセージ、ミクロネシア連邦と米国のコンパクト改定交渉、今後の動向が気になります。

そして、もう一つ。個人的には、昨年のソロモン諸島とキリバスの台湾との断交は、少なくともStatus quoを維持したい地域秩序に重大な変更を与える動きであり、一線を越えてしまったと思っています。

台湾を孤立化させようとする動きであることに加え、例えば、キリバスは周囲に米国の領土である小島嶼が点在しているように、米国に対する挑戦と捉えられている可能性もあるのではないか。

これらのことが、火をつけてしまったのではないか。

本当に物が動くときには、感情ではなく、淡々と冷静にスススっと進んでいくように思います。
混乱 [2020年09月16日(Wed)]

PIF事務局長ポストに立候補しているソロモンのジミー・ロジャース博士について、以前、ここでSPREPの元事務局長と書きましたが、SPCの元事務局長でした。

前職の時に、大使と応対した時、そうそう、英国は2004年にSPCから二度目の脱退をしたが、ピトケアンが加盟しているので、実質的に英国はメンバーだと言っていました。

あれ、当時、公電でちゃんとSPCと書いたかな。

SPREPの当時の事務局長はデーヴィッド・シェパード氏でした。

名前はシェパード氏に馴染みがあり、顔はロジャース博士に馴染みがある。。。

SPCというと、ジミー・ロジャース博士の後の、トゥコイトンガ博士の印象が強く、顔と名前は一致しているのですが、どうもこの3人の名前とSPCとSPREPの間で印象が混ぜこぜになっていたようです。

あまり関心もなく、関係していなかったからかな。

SPCについては、30年以上前、日本の加盟可能性について日本の誇りを傷つけるような話があったので、正直なところ、今ひとつ気持ちが入りません。
太平洋島嶼国の仲間 [2020年09月19日(Sat)]

先週、パラオの仕事仲間とスカイプで話しました。
友達という感じでもなく、人と人というか、親戚というか、余計な気遣いも必要なく、全てを言わなくても察してくれるし、何かこう心が通じる安心感がありました。

決してみんながみんなそういうわけではないのですが、別のパラオの仲間の何人かとも時々連絡し合うけれども、彼らと話すとやっぱりこう分かり合える安心感があります。

フィジーにもバヌアツにもナウルにもキリバスにも、ああサモアにもトンガにもマーシャルにも、そっかツバルにもミクロネシア連邦にもいましたね。

共通しているのは、全てを言わなくても、お互いに察することが出来ること。例えば、どちらかが「ちょっと大変でさあ」というと、お互いに細かく追求することはなく、その表情とか口調とか空気感で、たいていイメージを共有できているものと思います。または相手が話し出すのをただただ待っていたり。

反対に、具体的に細かなことを言ったり、聞いたりするのは野暮というか、かえってビジネスライクな空気になってしまう。

彼らは、脆弱ではなく、島の厳しい環境を生き抜いてきた人々の子孫であり、土地に根が生えているというか、海洋を含めた島嶼環境・生態系の一部というか。

例えば、島嶼生態系が一本の木だとすれば、彼らはその木を歩く別の生物ではなく、枝葉なのか、花なのか、果実なのかわかりませんが、木の一部のような感じです。

また現地ではキリスト教の人が多いですが、日本で言えば日常生活に染み込んでいる道徳観とか神道とか仏教とかになるのでしょうが、日常生活に聖書があり、苦しい時も幸せな時も、聖書の一節を引用したりします。食事の時に「お祈りして」と頼むと高校生でも大抵、神に食べ物と機会と出会いなど感謝してくれる。(もっとも、日本の「いただきます」の意味を伝えると、いただきますの方が簡潔で良いと言われることもありますが)

何かこう、小さい島、小さな国、ではあるのですが、生態系の一部なのか、祖先からひく血なのか、キリスト教なのか、彼らの背後には、本当に大きな何かがあるというか。誰もがそうというわけではないですが、達観している。

日本に来ると電車に乗ったり、町を歩いて、「日本人は何に怯えているんだ?心配しすぎじゃないか」などと言われることも何度かありました。

一言で言えば、達観していて察することができる人たち、ってこと。故に、日本人にはなじみやすかったり、田舎の親戚に会うような安心感があるのかもしれません。
日比谷散歩 [2020年09月21日(Mon)]

太平洋島嶼地域を見ていると、いくつもの要素が絡んでいることがわかります。
世界的な動き A
世界的な動き B
地域全体の動き 
サブリージョナルな動き
各島嶼国の動き 1〜14
未独立地域の動き
旧宗主国の動き
日本
中国
台湾
その他の開発パートナー

2〜3年前、全体をロジカルに捉えるには、人の頭では遅くて処理できんだろう、AIが必要だよなと誰かと話していたことがあります。線形に捉える時代ではなく、縦横斜め、量子力学的な同じ場所に2つ存在するような捉え方が必要な時代だと。

それでも、それぞれの面やドットをロジカルに繋げる努力はしていくということ。


などと思いつつ、今朝は少し早く起きて、日比谷を散歩しました。

自分の周辺では未だに何も問題は解決されておらず、強いストレスが残る。

それはそれとして、歩きながら、確認できたことがありました。

今日が新しい一歩につながるように。
秋分の日 [2020年09月22日(Tue)]

今日は秋分の日でした。
そりゃあ、太陽と地球の位置と地軸の傾きで季節は変わっていきます。これに水と熱の要素が加わり、単純じゃなくなりますが。

地軸の傾きよりも低緯度の土地では、夏至に太陽が真上を通過し(中学生の理科だと南中高度が90度を超えて)、マーシャルなど緯度が10度を切る土地では、それが後頭部の方に行ってしまう(感覚的に)。

確か、マーシャルでは、春分の後に南中高度が90度を超え、夏至で106度くらいになり、秋分の前にまた90度を跨ぎ、冬至に60度台になるんじゃなかったかなあ。

そのため、暑さ(特に日差しの強さ)は、夏よりも、春分と秋分の頃の方がきつかったと思います。ピークが年2回。太陽が真上に来て、影が真下にできる時期。マーシャルでは太陽の存在感を感じていたなあ。

まあ、人の都合など関係なく、季節が変わっていきます。

今朝も、少し早く起きて、日比谷に出向いて散歩。朝夕気持ち良く、昼間も空気の軽さで、どこか外国の町を思い出しました。

午後、ローファイジャズエレクトロのようなのを聴いていたら、長い昼寝をしてしまいましたが、雲の様子を見ながら少し走る。

物理的に坂を一つ越え、昨日よりも500メートル長く、先週よりも1キロ長く、走りました。いつまで経っても、諦めようとする声との葛藤が出てきますが、今日は勝ちました。

そろそろ食事も再構築して、体の再構築を始める時期なのか、どうなのか。これから2か月、6〜7割できれば、先が見えてくるかどうか。

新型コロナについては、諸外国の動向を良し悪し関係なく参考にするのはいいと思いますが、それぞれ文化も社会構造も生活習慣も違うわけで、為政者、行政、民間の誰もが試行錯誤を繰り返し、何とか被害が抑えられるように(国としてはマクロの視点で、民間の我々は一人一人の視点で)取り組んでいるわけで、誰も何が正解なのかわからない状況だと思います。

個々にできるのは、コントロール可能な範囲で感染確率を低くし、感染に備えて免疫力を高め、免疫力が弱い人たちを守ることくらいでしょうか。

長い目で見れば、自然に弱くなるのを待つか、感染エリアと非感染エリアを分けるか、ワクチンが本当にできるならばそれによる区別、例えば、アフリカ入国時の黄熱病ワクチン接種者が持つイエローカードのようなもの(イエローカードは相手に感染させるのではなく、自分を守るためですが)ができてくるのかもしれないですね。少なくとも、コロナフリーを維持している島や地域では、なんらかの証明が必要になってきそう。

コロナの話になってしまいましたが、日本と同じ社会構造、生活習慣、経済レベルを持つ国はないので(他の国々もそれぞれの特徴があり違いがあるので)、日本は日本で、試行錯誤し、日本にあったコロナ時代の新しい生活様式に遷移していくしかないでしょう。で、事例として、各国に共有するっつうことかと。

そんなことを考えていた秋分の日。
| 次へ