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サイパン [2024年03月15日(Fri)]

今朝、今回の会議グループのボート観光をキャンセルし、北に向かいました。
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Last Command Post(現地名)

サイパンの戦いについていろいろ読むと、きついです。

10数年前にパラオのペリリュー島に初めて行った時に感じたものと近い感覚があります。

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Bird Island

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Banzai Cliff(現地名)

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Suicide Cliff(現地名)

別の国の若者グループが、キャッキャと写真を撮りながら観光していましたが、自分は無理でした。重い。

サイパンのことは当然知っていましたが、米国だからと言って避けていました。そして、今回、本当には知らなかったということが分かりました。


現地観光関係者は、戦跡をめぐる平和をテーマとする観光を考えているということでしたが、自分の世代はまだ無理だと思います。まだ歴史になっていない。今の20代以下の若い世代であれば良いのかもしれません。

先日、パラオで16時間の滞在の後、台湾経由で戻りました。こんなに街があり、普通の日常があっても、戦争が始まれば壊れてしまうのだと。備えは強化しつつも、それは避けるべきだと強く思ったところでした。ここサイパンでもあらためて強く思いました。
サイパン!PATAミクロネシア会議 [2024年03月14日(Thu)]

3/12火曜の夜に成田を出て(家を出るまで羽田発だと思っていた)、昨日午前2時過ぎにサイパン着。入管でインターネット接続が切れたとかで、30分足止め。ホテルにチェックインしたときには3時半を過ぎていました。
今回初めてのサイパン。第一印象は田舎の観光地というか昭和というかそんな感じで、おっさんにはグアムよりも合いそう。空気というか匂いも懐かしい感じ(この懐かしいは、20年前のマーシャルの感じかも)。

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そもそもパラオなどとともに戦前は北マリアナ諸島は日本の委任統治領でグアムとは日本との関係性が異なるし、グアムとセットで考えていたのは間違いでした。

あと知らなかったのは、2009年に連邦化しているということで、人によってはもうコモンウェルスではなく、米国北マリアナ諸島だというのですが、政府は今もCNMIとコモンウェルスを維持しておりよくわかりません。

前置きが長くなりましたが、今回はPATA(アジア太平洋観光協会)ミクロネシアブロックの会議での発表のためにサイパンに来ました。議長を務めるパラオ観光局(PVA)のカドイさんに声をかけていただき実現したものです。昨年9月のマーシャルでの会議にも誘われていたのですが、他の出張が重なり当時は実現しませんでした。

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昨日は午前3時過ぎにホテルにチェックインし、少し仕事をして5時前に就寝、8時に起きて仕事をし、午後に他の参加者と合流。夜はまた仕事の続きで、0時過ぎに就寝。今朝は4時に起きて(今回の会議用ではない)7時過ぎに資料を完成させ、メールで送り、9時からの会議に参加という流れでした。

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7番

今回、PVAの発表の中に、地域密着型ツーリズムが含まれていたり、マーシャル諸島の発表にも我々のインターンシップ研修が紹介されていたり、じわじわ浸透してる感があります。

マーシャル諸島のロリさんは、昨年自分が伝えたアドバイスをもとにあるアクティビティを行ったとさらっと紹介していました。

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プレゼンの後は、サイパン、グアム、ヤップ、チューク、ポンペイ(コスラエは欠席)に関心を持たれました。

また、サイパンメディアのインタビューも受け、サイパンデビュー。
ヒルダ・ハイネ大統領ご一行と。 [2024年03月11日(Mon)]

本日3月11日、マーシャル諸島のヒルダ・ハイネ大統領ご一行とランチミーティングを行いました。大統領の他に、アレックス・ビン駐日大使、ジョン・シルク大統領特別顧問、エンマ・カブア=ティボン大統領府首席補佐官が参加されました。

我々笹川平和財団は、笹川陽平日本財団会長・笹川平和財団名誉会長・WHOハンセン病制圧親善大使、角南理事長、阪口常務・海洋政策研究所所長、そして私でした。

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ちょうど数日前に第三次コンパクトが米国議会で承認され、バイデン大統領の署名で法制化されたタイミングであり、今後数か月、数年間の協力について意見交換を行いました。

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笹川会長は2019年以来のヒルダさんとの対面でした。

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角南理事長は初めて。

私の方は、昨日、短いパラオ出張から戻り、今日の昼食会。今日の東京はとても良い天気でした。

明日からまた出張です。
第1回パラオ地域密着型エコツーリズム州間対話会議開催! [2024年03月09日(Sat)]

今日、パラオのガラロン州にて、アイライ州、ガッパン州、ガードマオ州、ガラード州、ガラロン州、マルキョク州と、我々が提唱する地域密着型エコツーリズムモデルを実現するための第1回州間対話を開催しました。ドワイト・ガラロン州知事、サクマ・ガラード州知事も参加してくれました。

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昨年2月から作戦を変えて、州単位で活動してきましたが、1年経ったところで、各州の現状、例えば各州が、我々が開発した4段階の導入プロセスのどの段階にあるのかを確認し、2024年度に笹川平和財団としてどのような取り組みをしていくのかを共有しました。

また、お互いの苦労と経験に基づいた助言が共有されました。

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Ray of Light

とても充実した時間となり、期待以上の内容となりました。
次の段階に進めるか? [2024年03月09日(Sat)]

ボブ・ディランのWorkingman’s Blues #2(Modern Times 2006)が心に響きます。
昨日の朝、雪の東京を離れてグアム経由で、夜、パラオに着きました。今年7回目、本年度23回目の出張です。例年より多いかも。

途中、グアム入管では、家族連れや若い学生グループの日本人観光客でごった返しており、嬉しくなりました。2月にはハワイで多くの日本人を見ましたが、やっとグアムも回復基調。次はぜひパラオに。

さて、今回は地域密着型エコツーリズムで地域の方々との対話集会が主な目的になります。地方が対象で、6つの州が参加しているため、それぞれの資料作り、プラス国・地域向けの資料作りをしているうちにパラオに着いた感じです。

今日の集会はどう転ぶか。。。不安8割、疲労2割。
外は雪 [2024年03月08日(Fri)]

昨日午前、角南理事長、安全保障研究グループの河上グループ長、西田上席研究員とともに、木原防衛大臣に面会し、30分ほど太平洋島嶼地域に関して意見交換をさせていただきました。
午後は、クーパー駐日NZ大使と角南理事長の会談に同席させていただきました。私も緊張しながらも直接大使とお話しさせていただきました。会談の中では、NZとのいろいろな繋がりが引き出され、大変興味深い内容でした。

その後は、別の会議で、広報関連でテーマは地域密着型エコツーリズムの話などがありました。初めての方にコンセプトから説明しなければならないので(出張中は現地の方々に話しているわけですが)、いずれにせよ、頭の切り替えが必要です。

隙間時間には、豪州、パラオ、タイ、台湾、フィジーなどと連絡調整しつつ、先日の出張精算の証票を整理していると午後8時。

そして今朝起きると、外は雪。
何か忙しい [2024年03月06日(Wed)]

今日も何かと忙しく、あっという間に時間がすぎてしまいました。
特にアブダビの国際再生可能エネルギー機IRENAの人とオンラインで話せてホッとしました。

IRENAからは1月下旬に連絡がありましたが、通信環境の問題や、時間確保の問題があり、延び延びになっていました。

やっとクリア。

今日は、他にも異なる分野で、話が進みました。
駐日パプアニューギニア大使館 [2024年03月05日(Tue)]

午後は4〜5年ぶりに下目黒の駐日パプアニューギニア大使館を訪問し、初めてアバル大使、ワズアック一等書記官と面会しました。
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初めてだったのと、パプアニューギニアと直接プロジェクトを行っていないこともあり、少し心配していましたが、大使はすぐに我々の特徴を把握され、約90分意見交換をさせていただきました。

私が持っている問題意識と大使の考えが一致しており、大きなヒントをいただくことができました。

太平洋島嶼国のパプアニューギニアということで、無意識にパプアニューギニアの潜在力を過小評価している、そういった固定観念があることで可能性を狭めてしまっているのではないか、ということに気づきました。

太平洋島嶼国であることは間違いないのですが、どうしても無意識に小さく見てしまうところがあるように思います。例えば、自分が1番最初に海外で生活したアフリカのザンビアより大きい国であり、資源についても可能性があるし、農業も漁業も可能性がまだあります。

全く太平洋島嶼国に関わったことのない門外漢が関わると面白いかもしれません。

あとは昨年8月の若手実務者フォーラムの話も参加者から伝えられていたそうで、そこでまた話が繋がりました。
駐日フィジー大使館 [2024年03月05日(Tue)]

今朝は飯倉の駐日フィジー大使館でワンガンバザ大使、ケレラ次席に面会しました。
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先月、フィジーでは入れ違いでお会い出来なかったのですが、ようやく昨年8月以来?で実現しました。

直接対面で話すとどんどんアイデアが湧いてくるし、いろいろな話が繋がって行きます。
1日が短い [2024年03月04日(Mon)]

今日はまず都内のマーシャル大使館とトンガ大使館を訪問し、いろいろ相談させていただきました。
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等々力にある新しいマーシャル大使館。

その後、報告書作成、さまざまな対応をしているうちに夜7時をまわり、キリがないので、今日は終了です。

今週もなにかと忙しい感じ。

嬉しいことが一つ。現地にお金を落とさないとと思い、フィジーでPure Fijiのなんたらオイル(保湿用?)を多めに調達し、同僚に配ったところ好評でした。
東京 [2024年03月03日(Sun)]

先ほど帰国しました。各地でお世話になった皆様、ありがとうございました。
今回の出張の搭乗券!基本エコノミー(勝手にアップグレードされない限り)。
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9回から10回、スーツケースのパッキングを行ったことになります。

最後はオークランド〜成田の直行便で日中10時間程度のフライト。これだけの長距離だと機材も大きく、時間が長い分、エコノミーで狭いながらも集中して仕事ができます。

今回もいくつか書き物をしているうちに到着しました。

何か書き物をするときには、spotifyのfocus flowセットをランダムに聴くのですが、今回の出張中、何度も聞きすぎて流石に飽きました。効果も低くなったかも。

明日は朝から大事な会議があります。今は、荷物の整理が終わり、1回目の洗濯中です。
[2024年03月02日(Sat)]

今朝、虹を見ました。
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朝7時、早めに動いて良かった。フィジーでこんなにきれいな虹を見たのは初めてです。

自分の中では、横浜で見た初日の出と共鳴しています。

今回の出張では、いく先々で、「先日まで大雨だった」と言われましたが、太陽を追いかけるかのように天候に恵まれました。感謝。

人に繋がりも再構築でき、これを活かしていこうと、策を練っているところです。


そういえば、滞在先のフィジーのホテルのエレベーターのボタン。

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いつも何気なく右側を押してドアを閉じていましたが、よく見るとどちらも開く。
フィジー! [2024年02月29日(Thu)]

およそ1年3か月ぶりにフィジーに来ました。今、休憩中です。昨晩は、寝不足と移動の疲れでよく眠れました。
火曜の夜にサモアのアピアで元留学生たちと夕食をとり、結局寝られずに午前2時にホテルを出て、直行便で現地時間午前6時少し過ぎにフィジーのナンディに着きました。2時間弱のフライト。

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その足でナンディのある場所で、フィジーのタワケ海軍司令官に再会。8時から12時の範囲とざっくりとしたものでしたが、現地で1時間半ほど待ち、8時半に会うことができました。

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その後、午前9時前に陸路でスバを目指し、4時間ほどで到着。このときバックシートで横になり、2時間ほど睡眠。

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その後、急な連絡にもかかわらず、時間を調整していただき、現地日本大使館に挨拶に伺いました。

他にフィジー国内だけではなく、米国、日本、パラオ他とそれぞれ異なる内容のやり取りをして、1日目は終了。

今朝は、自分がどこにいるのか少し混乱したものの、シャツとハンカチにアイロンがけして正気を取り戻し、いくつかミッションを済ませました。一つ、マルタ騎士団に貢献できて嬉しかった。安心しました。

また、一昨年の12月以来、久しぶりに南太平洋大学のサンドラ・タートさんに会いました。2009年以来やり取りをしているので、10年以上の繋がりになります。お互いの近況を報告し合いながら、ある同じ目的のために自分とサンドラさんがそれぞれ異なる方向から取り組んでいることがわかり興味深いものがありました。

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共通の友人の奥さんが昨年亡くなり、その話もありました。この年齢になると、死に対する捉え方が若い時分とは異なります。悲しみというよりは、役目を終えられたのだなというか、いずれ自分もという感じというか。いずれ誰もが通る道。

すでにフィジーで3日ほど過ごした感じもしますが、着いたのは昨日の朝という…。

そうそう、フィジーのあるホテルに滞在しているのですが、ここは過去に何度か利用しているところで、フィジー人従業員のサービスが格段に良くなっています。
失礼なことをしてしまった [2024年02月27日(Tue)]

月曜にサモア外務貿易省で、外務次官補と面会しました。
会った瞬間、何か親しみを感じ、相手も10年以上に渡り、こうやって日本人の友人と交流が持てて嬉しいといったことを言ってくれていたのですが、昨年、外貿省で別の人と会ったときにしょっぱい経験をしたので、こちらはガードを固めにしていました。

ただ話し終わって帰るときに、何か胸の奥に懐かしさがあり、でも、じゃあまたと言って自分は帰ってしまいました。

1日半経ち、その人の名前を知っているぞと。

調べると、2012年から2015年、彼女はPIF事務局職員、自分はフィジーの日本大使館の一等書記官で、必死こいてPIF事務局と日本の関係改善に取り組んでいた相手の1人でした。何度も何度も何度も連絡して、一緒に話をしていた相手。共に障害を乗り越えるために戦った仲間。

8〜9年ぶりの再会だったのに、何て失礼なことをしてしまったのだろうと泣きたくなります。ハグすればよかった。今になって懐かしさが込み上げてきます。

でも、今回新しい連絡先を教えてもらったので、きっとこれから新しい関係を作っていけるはず。
サモア!! [2024年02月27日(Tue)]

暑い。湿度があり、暑い。
時よりそよぐ海からの風がありがたい。

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クルーズ船も来ていました。
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転覆
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アートもあり
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タトゥーの意味を知りたい
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そして、今日はようやく昨年8月の若手実務者フォーラムで協力してくれたサモアチームのメンバーに会えました。

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現地食をご馳走になりました。

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オカ、フィジーのココンダとほぼ同じか。フィジーのココンダは酸味が強めで、ここのオカは塩味がしっかりしていてビールに合いました。

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ヤシの葉で編んだカゴにブレッドフルーツの葉っぱを敷いたもの。

タロを主食にしている島ではあまりブレッドフルーツを食べないと思っていましたが、サモアはマーシャルと同じくらい食べます。民家の庭にたいてい1本ブレッドフルーツの木が植えられており、生活に密着しているとのことでした。

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小学3年か4年の子供の頃、本が好きでよく読んでいましたが、ある物語に「パンの木」が出ていて、子供の自分は「パンが木になっているのか?」などと想像を膨らませていたことを思い出します。子供たちにサモアを体験させたら一生の宝になることでしょう。

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マーシャル時代のダンサーとしての血が騒ぐ。20年前のマーシャルでは、サモアのダンスを真似て踊っていました。男はスラップダンス。女性はフィアフィアな感じで、心臓の後ろ側がくすぐられます。

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右からファアフェタイ、レシ、ヴィクトリア。昨年9月にJICAのグローバル〜の日本での修士課程を終えて帰国しましたが、日本が恋しいと言っていました。彼女たちはもっと日本人にサモアに来て欲しいそうです。

サモアは日本人が持つ南の島のイメージに最も近いかもしれません。
サモア! [2024年02月25日(Sun)]

昨晩9時にトンガを出て、オークランド経由で先ほどサモアに着きました。
オークランド便ではトンガのU20ラグビー代表がおり、隣にでっかい若者が座り、3時間、彼が動くたびに圧迫されていました。そのせいか体が痛い。
オークランドでは6時間のレイオーバーでしたが深夜なのでホテルで1泊。朝6時過ぎにホテルを出て、アピア便。

この頃わかってきたのは、離陸時が最も睡眠に入りやすいということ。そこで、15分でも30分でも寝ることで多少、体が回復します。


今回のNZ航空の機材はボーイング787でしたが、8〜9割埋まっていました。乗客の7割以上がサモアパスポートの人。NZパスの人でも見た目はサモアの人っぽいので、親戚に会いに来たとかなのかもしれません。

ちなみに自分のパスポートは10年ものの9年目。ページを増やしていますが、現在ビザの部分が31ページ目。そのため、最近、行くところ行くところ、入管で質問されることが多くなりました。良いのか悪いのか。

それで、サモアですが、暑い。ものすごく暑い。日差しが強い。思い起こせば、トンガは涼しかった。

トンガで会ったSPTOのコッカー事務局長は、フィジーがすごく暑いと言っていましたが、その意味が分かった気がします。

NZオークランドが南緯41度、トンガのヌクアロファが南緯21度、ここサモアのアピアが南緯13.5度。かなり赤道に近い。

そういえば、先日トンガの非常事態管理室で会議を行った際、2年前のフンガトンガ・フンガハアパイの噴火が地球の軌道に影響を与え、それが気候変動をさらに進めているという話がありました。

ただ、サモアが暑いのは、夏のせいだと思います。
トンガ! [2024年02月23日(Fri)]

数日前からトンガに来ています。
次や次の次の訪問先との調整もしながらでサチり気味ですが、トンガでの日程は期待以上です。

今回、トンガでは夕食から埋まって行きました。

数日前からというか一昨日到着後、稲垣駐トンガ特命全権大使にご挨拶させていただき、次いでレオナイタシ外務貿易副次官と今後の取り組みについて意見交換させて頂きました。

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夜は12月に招聘した教育省のローラさんとヘペティさんらとフォローアップのための夕食会。

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昨日、今日で、国家緊急事態管理室(NEMO)、人事院、観光省、財務省、首相府などをまわり、ちょうどSPTOのコッカー事務局長が滞在中なので、この後話をします。

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NEMOのモアナさん

観光省では急いで作成した提案書を元に意見交換をし、昨年11月の初期の段階から具体的な取り組みに進める段取りが整いました。また観光次官によれば、他の太平洋島嶼国の観光省が私を紹介して欲しいと言われたということでした。求められるのはありがたい。


トンガの方々は、親身になって助けてくれるので甘えてしまいますが、今回も人事院のメレさんと財務省のマヌさんに助けてもらっています。

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2人ともJICAのグローバルSIDS〜というプログラムで昨年9月まで日本で修士課程で勉強していたのですが、昨年我々の方で8月に開催した若手実務者フォーラムに5月〜7月の間協力してくれました。一緒に飯を食った仲。人の繋がりって本当に大切だと実感しました。本当にありがたい。(ガチャピン色がメレさん)

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宮殿

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さて、沿岸部をまわると、2年前の津波で破壊された建物がそのまま残っている場所もまだあります。また、フンガトンガ・フンガハアパイに近いマンゴー島の住民は、村落が破壊されたため、エウア島に移住したとのことでした。

一方で、国としては順調に復興しており、また日本政府・JICAの支援により災害への備えを進め、災害への強靭性を高めています。

今回、昨年11月に滞在したホテルに滞在していますが、サービスも改善されており、前回と同じ人たちですが従業員の質も良くなっています(ホテルの場合は、コロナによる2年間の国境封鎖と津波災害が背景にあります)。

ますますトンガを応援したくなります。
休憩 [2024年02月20日(Tue)]

今、オークランドです。
今日は、会議、パラオの州知事6名へのレター作成と送付、パラオでの会議準備、トンガ、サモア、フィジー、東京との連絡調整で一日が過ぎました。

会議は地域科学アカデミー計画に関するもので、ソロモン、バヌアツ、キリバス、フィジー、サモア、パプアニューギニア、クック諸島、ニウエ、ニューカレドニア、NZ、オーストラリアの仲間と地道な議論。こういった動きをどう繋げて効果的にできるかが自分の責任部分。

今日は、会議が予定より早く終わったので、午後5時過ぎに、海岸線を7キロ程度ジョグとウォークの組み合わせでしたが、1時間ほど外でエクササイズしてきました。移動とデスクワークが続いていることもあり、体全体が固まっていて、かなりきつい時間でした。

でもオークランドは南緯41度(北なら津軽海峡のあたり)にあり、今の季節、午後8時過ぎまで明るいので、まだまだ日焼けするくらいには日差しがあり、少しフィジーやサモアの海岸線を思い出させます。

ということで、午後7時半、休憩。ちょっと自分のために時間を作っています。

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NZピルスナーうまい。

これからまだまだ移動が続くのですが、日曜のウェビナーデータが届いたので、少しずつ編集を進め、1〜2週間でSPFのYouTubeアカウントにアップしたいと思います。
ありがたい [2024年02月18日(Sun)]

パラオでの2日間の仕事の後、2/17午前3時の便で現地を発ち、グアム、成田経由で、先ほど2/18午前9時にオークランドに着きました。今年6回目の出張です。
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当初、旅行代理店から、パラオ〜グアム〜成田で、成田の部分は一度入国してからでないと乗り継げないとの説明でしたが、パラオでのチェックインの際に、オークランド便まで発券できバゲージも当然スルー。

成田で一度入国して、チェックインしてとなるとなると1時間は時間がかかるだけでなく移動の手間が生じます。しかし、今回スルーできたことで、成田での国際便乗り継ぎは、飛行機を降りてから、ひょっと移動するだけ、まさに秒で事足りました。

自分の出張はエコノミーですが(自動でアップグレードされることもある)、ラウンジは使えるので、成田でもラウンジに移動、その後、10時間のフライトでオークランド到着。明日、明後日と大事な会議があります。

オークランドの空港での入国管理と税関のプロセスが少し変化していました。事前にオンライン申告できるため、それを利用したところ、着陸後30分で空港を出ることができ、ホテルにはタクシーで向かい午前10時着。

来る前に、ホテルには有料で良いのでアーリーチェックインできないかと連絡していましたが、荷物を預かることができるので、それで対応してくれという回答でした。ところがチェックインすると、「部屋が用意できてるよ」と。本来午後3時のところ、なんと午前10時に部屋に入ることができました

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出発前のパラオのホテル、空港ロビー、グアムのレイオーバー6時間の間のラウンジ、グアムから成田への機内、成田のラウンジ、オークランド便の機内と、今日のウェビナーの準備をしながらの移動だったので、最後にここで作業の場所と時間を確保できるのは本当にありがたい。仮眠も取れます。

というわけで、申し込まれた方におかれましては、本日、日本時間の午後2時からよろしくお願いいたします。
キャッチザウェーブ2:2/18 14:00-16:00 [2024年02月15日(Thu)]

2/18(日)14:00-16:00、オンラインでキャッチザウェーブ2を開催します。

黒崎さんと昨年11月以降の太平洋島嶼地域の動き、とりわけマーシャル、ナウル、ツバルなどについて議論を行います。

ご関心のある方は、下記リンク先よりお申込みください。
よろしくお願いします。

https://www.spf.org/opri/event/20240218.html