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時代の変わり目 [2026年02月09日(Mon)]

何年も前から、例えば服を買うとして、今の若い人たちはブランドに振り回されることなく、生地の質や機能性で選んでいると感じることが増えました。コストに見合った質があるかをよく見ているなと。
一方で、自分の世代はバブル崩壊直後の世代ですが、その世代の前後から上では、質ではなくブランド名に影響されやすい傾向がある(あった)ように思います。

今回の選挙を見ても、さまざまな候補者の演説を動画で見ていましたが、ふわっとした印象を与えようとするものは響かず、与党側であろうと野党側であろうと、しっかりと具体的で中身のある内容を伝えていた人に支持が向いたように思います。

人を批判する話をされるのは、人の愚痴を聞いているようで疲れるし、そんなこと言うなら、あなたは具体的に何がしたいのか、何ができるのかを聞かせろ。そしてそれが本気なのか、選挙用のファッションなのか見極められる。

今回の選挙では、何かそういった印象に流される空気感というか、バブル期の名残りというか、ふわっとしたもの、頭上にあった雲のようなものがすっきりと消えたような感じがします。書いていて気づきましたがこの内容もふわっとしていますが。

中身のない時間を食うだけの議論ではなく、現実を直視し、実質的な議論、そして行動することが必須の時代に移行した。

オールドメディアと言われますが、テレビのニュース番組とワイドショーの境目が曖昧になって10数年でしょうか。今や玉石混交いろいろな情報に触れられる時代にあって、偏った内容や印象づけを人々は見抜きます。

何年も前から話していることだけれど、バイアスや誰かのフィルターを通すのではなく(丁寧で真摯な解説は求められる)、中立で淡々と事実を紹介していく報道番組が有れば、観る人も増えるのではないか。見ている人にメディア側の判断を押し付けるのではなく、見ている人が判断できる内容を提示する。そういった番組はラジオやネットとも親和性があるでしょう。

おそらく今は時代の変わり目。
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