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パラオ海上保安訓練開始 [2025年12月08日(Mon)]

本日12/8、パラオで海上保安庁モバイルコーポレーションチーム(MCT)による現地訓練が始まりました。
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島嶼国・地域部としての目的は、
1.現地海上保安能力強化
2.日本とパラオの海上保安部門の関係強化
3.米国自由連合国・日本・米国・豪州の連携強化
にあります。

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また、日本からの直行便が就航したことで、今後パラオに訪問者が増え、それに伴い海難救助要請も増えることが予想されることから、この訓練の重要性を強調しました。

例えば、オレンジ色の機材、ファイバーライトクレードルですが、これはシンプルに見えて非常に有効な機材です。

小型船に乗ったことがある方は、水面から船上に人や物を引き上げるのがどれだけ大変なことか実感できると思いますが、この機材はその問題を解決してくれます。

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すでにMCTによる訓練を通じて、パラオ、ミクロネシア連邦、マーシャルにこの機材が導入されましたが、海難救助や遺体の回収に使用されています。

この訓練は来週まで続きます。
パラオ太平洋島嶼地域対話最終日(12/2) [2025年12月08日(Mon)]

12/2、パラオでの太平洋島嶼地域対話の2日目そして最終日。

トピックは1. 廃棄物管理と海洋環境、2.経済(マイクロ企業と起業家精神に焦点を当てたもの)、3.メディア、ユース、そしてDX。

トンガ、サモア、フィジー、バヌアツ、パプアニューギニア、ナウル、マーシャル、ミクロネシア連邦、パラオから、政府職員、学術関係者、NGO/CSO職員、起業家など、25人ほど参加しました。

ソロモンからも参加予定でしたが、どこのビザもなしにパラオまで辿り着くことが極めて難しいため断念。ニウエからは、週1回のニウエ〜オークランド便がA320問題の煽りを受けキャンセルになりました。

今回の会議では、パラオ政府がしっかり支えてくれており、ヴィクター農業漁業環境大臣、メトゥール人材文化観光開発大臣、ジョー・アイタロー財務省気候変動交渉担当官はじめ多くの方々に参加いただき、議論を進めていただきました。

私は日本からのバイアスを避けるために、最初に簡単な話だけをして、あとは皆さんに任せました。

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2日目全体写真

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左からジャーナリストのカンベスさん、ヴィクター大臣、ジョー、私

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ジョー/パラオ財務省

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ファーイヌさん/サモア国立大

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サロテ/フィジー、USP博士課程

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グループディスカッション

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ラザラス/トンガ災害管理局

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シラー/ナウル気候変動・災害担当省

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マーティン/前バヌアツ万博調整官

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グローリア/バヌアツ起業家、Kava House

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ジョン/ミクロネシア連邦ポンペイ州観光局

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エスケラ(ララ)/マーシャル商業投資観光局

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シルベスタ/パラオ人材文化観光開発省ユースエンパワメント担当チーフ

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カンベス

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同じホテルの別会合に参加していたチューク州観光局の人(名前忘れました)。5月にチュークの会議で会ったよねと声をかけられて。

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左からレンバ、マリニ、私、サロテ。チーム・フィジー

会議終了後、メトゥール大臣の手配で、エコグラス視察。私は7〜8年ぶり。日本人の藤井さんが長年にわたりコロール州で協力しているものです。

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油化装置でペットボトルなどプラスティックをオイルに変え燃料にしています。昔の機械はほんの一部の種類のプラスティックだけでしたが、この機械は違う。

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その燃料を使って廃ガラスで作品を作っています。以前とは格段に違う質とラインナップで、魅力的なものも多く、参加者もお土産を買い、私もいくつか購入しました。

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帰り道、フレッシュエアーをと、飛行場跡へ。

ポンペイから参加したジャスミンの父方がパラオ出身、この近くに一族が住んでいるとのことで、今回人生で初めてそのルーツの親族を訪問し繋がりを再構築したそうです。

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最後の夕食会議。私はこの後、深夜便で帰国。

今回、フランスの国際関係研究所(IFRI)のセリーヌ・パジョンさんもちょうど東京に来ていたので、オブザーバーとして招きました。

セリーヌはフランスの対太平洋島嶼国関連、特に安全保障関連で影響力がありますが、一度も太平洋島嶼国を訪問したことがありませんでした。今後の太平洋島嶼国に関連する日仏関係の議論をより深いものとするため、参加していただきました。我々と同じく、英語がネイティブでないことで、島嶼国の参加者とかえって同じレベルの関係性が作られたように思います。

私は12/3早朝パラオ発、グアム経由で帰国し、成田から直行し、夜、理事長と社員旅行幹事グループの会合に合流。

残った招聘者は、アイライ州チームとガラロン州チームに分かれ、我々が進めている地域密着型エコツーリズムのパイロットツアーに参加してもらいました。

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エスケラ

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左からアリソン、ヴィヴィアン、ジャスミン

4人とも鳥羽でのインターンシップ研修参加者です。マーシャルとポンペイ州には、パラオの取り組みを肌で実感して、現地での取り組みに反映させてほしいとの願いを込めました。アイライ州は完成しているので参加者に真の体験を提供してもらい、ガラロン州についてはガラロン州の人々の経験値を上げる意味もあります。

招聘者はそれぞれ我々の活動に直接関わっていたり、関わっている人からの紹介でしたが、彼らの間では皆ほぼ初対面でした。しかし、わずか数日の交流にも関わらず、最後はチームのような雰囲気が生まれました。期待以上です。

若い人も多いので、将来何かに経歴を伝える場合、笹川のプロジェクトに明確な役割を持って参加したことを書けるように、我々も信頼される組織として活動していく努力を続けると伝えています。

サロテとマリニによる会議レポートも揃いました。これを持ち、モーリシャスでの西インド洋・アフリカ島嶼対話の準備を進めています。
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