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映像クリエイター・ワークショップ(5/5 パラオ) [2025年05月19日(Mon)]

情報を上げるのを忘れていました。
5/5、パラオを訪問した際、最終日の夜、人材文化観光開発省のニライ大臣を筆頭に現地の若者で映像を制作に関心がある人や制作経験のある人達を対象に、ワークショップを開催しました。

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こちらは黄インイク監督、東盛あいか監督・俳優、ワンダー・ウェン・プログラムディレクター、橘愛加事務局長、と私。

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今回のパラオ訪問まで、現地には映画文化はなく、どこから始めれば良いのかわからない状態でしたが、5/2の会議を経て、若者の熱意により密度の濃い内容になりました。

我々の方では、伝統文化の保護、ユース・エンパワメント/エンゲージメント、地域密着型エコツーリズムのプロモーション、かつてパラオにあった映画文化の再興など幾つかの観点から取り組んでいます。

現地では映像作品(フィルムフェスティバルに出したり、テレビ番組用に外部の方が作っているものやSNSやYouTubeなどにあげているものなど)が作られていますが、同じドキュメンタリー作品でも、それらと映画の違いが不明確でした。

私からはパラオのみんなに対して、映画というのは時代を越えて残っていくもの(Hell in the Pacificなど、今でも観ることができる)。故に伝統文化の保護という点からも映画として残していくことは重要だと伝えました。

黄監督は、彼らが作っているドキュメンタリーは観る人に多くの情報を提供することが目的となる。映画は観る人が映画を通じて、1つの体験をしたり、感動したりするもの。といった説明をされていました。

それを聞いて、パラオのみんなもハッとしたようでした。

今後、このチャレンジがどのように発展していくのか、あるいは挫折するのか、乞うご期待。

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