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ソロモン諸島、保健医療 [2024年09月07日(Sat)]

トンガを訪問していた頃、ソロモン諸島の病院で約20年支援を行っている米国ジョージタウン大学のアイリーン・ナツッジ先生に「9/7までソロモンにいるので来ない?病院を案内するわよ」と連絡があり、急ぎ日程を調整してソロモン諸島を訪問しました。
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ナツッジ先生には7月の太平洋島嶼国ウィークスで、太平洋島嶼国の医療部門の課題や、海面上昇、災害などに関して議論に参加していただいた経緯があります。先生は米国議会にもさまざまな働きかけを行っています。

ただ自分も長くはオフィスを離れられないので、水曜の午後夕刻前着、土曜の午後発の丸2日プラスの日程でした。

ホニアラにあるNational Referral Hospital。自分はパラオ、ポンペイ、マーシャル、キリバス、バヌアツ、フィジー、サモア、セネガル、ザンビア、フィリピンの病院や医療機関を訪問したことがありますが、継ぎ足し継ぎ足しなのかホニアラの病院は横に広い。

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CT

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内視鏡

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野戦病院のような病棟がいくつもありましたが、患者さんの写真は撮りませんでした。

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小児科病棟から、海が近い。

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高潮やサイクロン、嵐に見舞われると、病院が浸水することがある。今後、海面上昇の影響も出てくるかもしれません。移転できないのであれば、シーウォールが必要。

現地では、ソロモン諸島出身の医師や看護師を中心に懸命に働いており、豪州、米国からの医師が年数回短期間支援に来ているそうです。

一方、中国は医師が家族と共に数年にわたりソロモンに住んで医療を行っており、現地の人々に大変感謝されているとのこと。人材育成も育成する人数が先進国の十数倍で、本気で現地の課題解決に取り組んでいます。コストと人材の面から先進国では正直かないません。

他には医薬品のストックに課題あり。
ウェビナー(?)再び [2024年09月07日(Sat)]

まだソロモン諸島にいます。今回の訪問で、ソロモン諸島の印象が152度くらい変わりました。詳細は追って書くかもしれないし書かないかもしれない。
今日は、今午前3時過ぎなので、昨日午後11時からウェビナー(?)に参加しました。

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2〜3週間前に、急に見ず知らずのスタンフォード大学の先生より出ることになったから、良いね、というふうに連絡があり、参加することになりました。

普段から英語が苦手で、なんなら日本語でも苦手で、ステージフライトに見舞われガチなのですが、今はソロモン諸島で現地の人のピジン英語に耳が慣れ始めたこともあり、自分流のピジン英語になりました。

以前は、原稿を用意していたのですが、なにせ時間がない。また原稿を読んでもきっと面白くない。それにネイティブの人や英語がわかる人は自分が何を言おうとしているのかわかるだろうということで、最近3回のイベント(イギリス、フランス、アメリカだ!よく考えたらすごいかも)では、直前にポイントを箇条書きでまとめて、ライブで話すようにしています。

まだまだ十分に伝えられないことも多いですが、ヘンテコな英語を話す日本人として存在感を示すのもいいんじゃなかろうか。(と慰めてみる)

今日のイベントはおそらくオープンだということで、かつ中国の活動へのカウンターみたいなテーマでしたが、自分はあまりよその国の悪口を言いたくないので、少し違う切り口で話しました。

途中でウェビナーの参加者表示が12人と出ていたので、「あれ?やっぱり身内向けなのか?」と半信半疑でいたところ、事務局から、ライブ視聴者が700人いたと連絡がありました。油断して、クローズド向けの話をするところだった。危ない危ない。

それにしても、先日はトンガ出張中に急に知らない台湾メディアから映像付きのインタビューに対応し、ソロモン諸島では2つのウェビナーに参加できました。出張中でも対応できることが分かってしまった。