ALPS処理水2 [2023年03月14日(Tue)]
昨日のALPS処理水の件ですが、例えば、太平洋島嶼国を国単位で見れば、首脳クラス、閣僚クラス、国会議員、大使クラス、高級外交官、その他の外交官、政府高級官僚、一般政府職員、一般市民などで、それぞれが得ている情報と理解が異なっているように思います。これにさらにPIF事務局、PIF専門家パネル、さまざまな背景を持つ人たちがいます。
普通に考えれば、国のトップが理解すれば、少なくとも政府内では伝達されていくと思うのですが、どうもそんな感じではなく、それぞれがそれぞれの理解で内にも外にも発言しているようです。 ハイレベルにはしっかりとした情報が伝わっているとして、上記のその他の外交官から一般市民までは、現地メディアを通じた情報で理解しているようで、話しているとここにギャップを感じます。 あらゆるレベルで一貫性を持って正確な情報をしつこく伝えていかないと、状況を変えるのは難しいのかもしれません。 さらに反対前提の人たちは、国際基準を否定し、何もかも反対というところもあるようで、ここは直接対応しても難しそうです。 |