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トンガ 災害対応 [2022年01月16日(Sun)]

災害対応には、大きくは「初動」、「応急」、「復旧」の3段階があります。
トンガの場合は、初動(おおむね3日後までの範囲)はNZ軍、豪州軍が現地災害管理当局と実施し、即時支援と共に被害状況の把握と評価が行われ、UNOCHAも加わると思います。必要物資もリスト化されるはずです。

応急段階では、多くの場合、初動での評価をもとに現地災害対応当局が中心になり調整し、日本を含む国際社会が必要物資を供与することになります。ともかく住民の安全確保が第一。

続いて、復旧段階(2週間後以降)に移ります。いずれも災害対応のプロフェッショナルの世界ですが、おそらく我々一般人が支援できるのはこの復旧段階となるでしょう。必要物資の不足部分や義援金となると思います。

トンガの場合は、国境封鎖とともにコロナフリーを維持しているので、物資の移送に影響があるかもしれません。

必要物資や義援金については、窓口が増えると混乱を招くので、まずは駐日トンガ大使館を中心に段取りが整えられると思います。人員に不足が有れば国内の有志が協力しますので、まずは冷静に状況把握に努めましょう。

現地情報については、通常外交使節は国内通信がダウンしても対応できるよう衛星電話があり、NZとの間で無線も使えるかもしれません。

日本も大使館があるので、政府には冷静に情報が伝達されているでしょうし、NZが最も詳しい情報を持っていると思います。

先ほどのアーダーン首相の話では、かなり火山灰の降灰があったようで、火山灰の除去に相当な労力が必要となるでしょうし(おそらく生活圏のみで、他は火山灰の地層となるのではないか)、タロイモなど農作物は影響を受け、食糧問題が出るかもしれません。低い土地では津波による塩害もあるでしょう。

トンガがフラットで低い土地という情報が出ていますが、それはそうですが、マーシャルやキリバスのような低さではありません。場所によっては海面から何十メートルのところもあるし、洞窟もあるし、フラットではありますが、安定感はあります。

津波のメカニズムは今後専門家が証明していくでしょうが、空気中の衝撃波だけではなく、海中の地形変化も考えた方がいいのではないかと思います。

素人考えでも、空気中の衝撃波に加え、海中での爆発による押しの力、海中で山の外側の山体崩壊、カルデラが作られるような噴火であれば山の陥没によるもの(一旦引いてから押しに転じる)などあるのではないかと思ったりします。波形を分析したり、海底火山の状態が明らかになれば、わかっていくでしょう。

あとはいつまで火山活動が続くのか。さらなる地形変化があるのかどうか、警戒が必要かもしれません。
トンガ NZ首相の会見 [2022年01月16日(Sun)]

先ほどRNZがNZアーダーン首相の会見内容を報じました。


−−-
現在、通信が非常に限定されている。電力供給も止まり、海底ケーブルも影響を受けている模様。トンガ国内で携帯も使えない状況。

首都ヌクアロファでの火山灰の降灰は止まった。火山灰の影響でまだ空軍機を飛ばせていないが、状況が整えば明日飛ばす。海軍の船もスタンバイ状態。

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自分もトンガの友人と連絡が取れない状況です。火山灰、津波による直接の影響や、インフラ損傷による生活上の影響、住民の心理的影響、治安への影響など考えられますが、災害時にはデマが広がりがちなので、NZ政府による正確な情報を待った方が良いでしょう。
トンガ [2022年01月16日(Sun)]

情報が伝わるにつれて、昨日のトンガでの噴火の規模が非常に大きなものであったことがわかってきています。

今、日本の奄美・トカラで津波警報が出ていて地震があったのかと思いましたが、トンガ噴火のものとのこと。3メートルというのは非常に高い。

トンガでも1.2メートルだったとのこと。
津波は振幅の大きな波で波が過ぎていくというよりも水位が高くなるので、沿岸の地形によっては局所的にさらに高くなるかもしれません。
太平洋島嶼国でも、場所によっては水が駆け上がるところもあるかもしれません。

これは、時間が経つにつれてより深刻さがわかってくるのかもしれません。

写真を見ると噴煙も非常に大規模で、トンガ全域が覆われているようです。

火山の噴火でフンガトンガ火山というようですが、昨年暮れごろから活動が活発化していたようで、火山の下にあるマグマの量によるでしょうが、まだ溜まっている場合、さらに噴火があってもおかしくないでしょうから、まだまだ現地では注意が必要だと思います。

しかし、山体崩壊ではなく、海底火山の噴火で津波が発生したのは記憶にないし、地震の場合と仕組みが異なるので従来のモデルでは予想が難しいようにも思います。

今、四国の土佐清水や東北の久慈港で90センチの津波が観測されたとのこと。地形によって差が出ているようですが、思ったよりも高い。
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