CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

« 2020年12月 | Main | 2021年02月»
オイロー前副大統領、ありがとうございました。 [2021年01月22日(Fri)]

昨日、パラオで大統領就任式が行われ、スランゲル・ウィップス・ジュニア大統領が誕生しました。新しい時代の幕開けです。現在組閣中だと思いますが、40代から50代の実力者が就任するのではないかとの噂も耳にしました。

パラオでは、大統領が通常民間(議員ではないという意味)から適任者を指名し、上下両院の承認を経て、閣僚が正式に決まりますが、これが結構もめることがあり、数カ月大臣が空席となる場合もあります。副大統領は過去何回かは法務大臣を兼務していましたが、センゲバウ・シニア副大統領は国務大臣(外務大臣)を希望しているという話もありました。

パラオの大統領・副大統領は、かつては米国と同様にセットで選ばれたり、分離されたりしていましたが、2012年でしたっけ?そのころからは、やはり政府が多様な意見を取り入れられるようにと大統領・副大統領を別々に選ばれる形となりました。そのため、必ずしも大統領と副大統領が同じ支持母体を持つわけではありません。大統領候補、副大統領候補が、それぞれ実力で勝つという形です。

退任されたオイロー前副大統領ですが、法務大臣を兼任していたため、我々の海上保安事業で大変お世話になっていました。オイローさんは弁護士でもあり、パラオ国内では副大統領・法務大臣の立場に関係なく、以前から、その温厚な人柄と正義感とで大変評判の良い方でした。

今回の大統領選でも、オイローさんにはもう一度副大統領選に出てほしいという声が強くありました。スランゲル大統領が強いという点、国民が今度こそスランゲルさんにチャンスを与えるべきという声が強く、当選が確実視されていたことや、オイローさんの副大統領・法務大臣としての手腕が高く評価されていたためです。

政治の流れの中でオイローさんが大統領選に出馬することになりましたが、緊急事態管理局の責任者でもあることから、選挙活動よりも、災害やコロナ対応に取り組んでいました。

パラオにとって、これからも必要とされる方だと思います。


さて、スランゲル政権の顔ぶれが決まるのは来週以降となるでしょうか。楽しみです。
| 次へ