CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

« 2020年10月 | Main | 2020年12月»
米国大統領選6、少し太平洋島嶼国 [2020年11月09日(Mon)]

これも私的な話カテゴリーで。
昨日今日のニュースで、フィジーのバイニマラマ首相がバイデン米次期大統領に対し、祝意を伝える書簡をしたためたというものがありました。さらにバイデン氏を来年の太平洋諸島フォーラム総会に招待するそうです。

2つ見方があり、1つは特に南半球の太平洋島嶼国は、バイデン候補側(民主党)が政権を取れば、パリ協定に復帰し、気候変動に対する行動を加速させると考え、期待しているというもの。もう1つは、バイデン候補の本気度を試すというもの。本気で気候変動に対応するならその最前線の太平洋島嶼国を見に来るんだろう?という挑発に近い見方。さて。

先ほど、FOXで、再選されたサウスカロライナ選出のリンゼー・グラム上院議員とキャスターのやりとりを観ました。

1月に決選投票が行われるジョージア州の上院2議席についてです。

上院は非常に重要で、例えば、バイデン政権がグリーンニューディール政策で大規模な財政出動を行おうとしたり、大規模な増税を図るときに、ここの承認が必要。そのため、両党にとって、上院での過半数確保が極めて重要で、その鍵がジョージア州2議席とのこと。

これを考えたときに、おそらく少なくない日本人は、トランプ大統領が潔く敗北宣言を出して、相手を称えたほうが共和党の評価が上がり、この2議席を獲得できる可能性が上がるのではないかと考えると思います。

しかし、グラム上院議員によればこれは違うそうです。負けを認める、白旗をあげるというのは、議席を明け渡すことにつながるのだそう。そのため、トランプ大統領には、上院の過半数を取るためにも、徹底抗戦する必要があるということでした。

他のニュースでは、下院で共和党新人女性議員13名が当選確実だということで、女性議員の一大勢力を作れるのではないかといった話になっていました。

大統領選はグダグダな感じですが、議会は共和党の方が元気がある印象です。

で、このように米国の大統領選、議会選を見ていると、パラオは米国の形にならっていることがよくわかります。というか、パラオを見てきているので、米国の方もわかりやすいというべきか。

パラオにも上下両院があり、下院は16ある各州の代表。各州には憲法も議会もあり、国の憲法で、各州の自治に国は介入できないとされています。

実際に、州と仕事をすると、国政府の人が関わる場合に強い警戒感を見せるため、これを理解し、かなり丁寧に対応しなければなりません。国は国、州は州と。

それを踏まえて、今回の米国の選挙を見ていると、United Statesの意味がよくわかる気がします。
| 次へ