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SPREP, ラニーニャ発生を宣言 [2020年10月12日(Mon)]

太平洋地域環境計画事務局(SPREP)が、公式にラニーニャ発生を宣言したようです。

https://www.sprep.org/news/la-nina-officially-declared-in-the-pacific

エルニーニョ=海水温上昇というイメージがある方もいると思いますが(以前は自分はそうでした)、エルニーニョの場合は、太平洋の東側、南米沖に海水温の高いエリアが集まる一方で、太平洋島嶼国のある中西部側の海水温が下がる=(水蒸気量が減る・降水量が減る)・(低気圧の活動が弱まる・海水の上下方向の撹拌が減り表面の海水温が高いままで維持される・サンゴの生育域の海水温が高止まりで白化が進む)、などといった話があります。

実際の現象としては、エルニーニョの場合は、赤道あたりから北半球の太平洋島嶼国で干ばつ傾向になる一方で、南半球では降水量が増え強いサイクロンが発生するといった傾向があります。

ラニーニャの場合は、反対に、太平洋の中西部域に海水温の高い塊ができ、赤道あたりから北半球の島嶼国では降水量が増える。南半球は変わらずか少雨だったか。。

リンク先の図では、赤道を挟んで左側に矢の先端のように高温域が作られているようなので、その周辺の水蒸気量が多く、低気圧が活発化し、その周辺に影響を及ぼすということかもしれません。国で見ると、パプアニューギニア、ミクロネシア連邦のポンペイ州南部(カピンガマランギ島など)、コスラエ州、マーシャル諸島南部と北部、ナウル、キリバス、ツバル、クック諸島が高温域に入っています。一方、パラオやミクロネシア連邦ポンペイ州から西側、マーシャル中部では海水温が低めに見えます。(図の見方が間違っていなければですが、、、。)

低環礁国で雨が良く降りそうなので、良さげですが、激しい雨が増えたり、強い低気圧が現れると沿岸部で高潮被害も発生するし、建物も大変かもしれません。パプアニューギニアでは洪水などが増えるのかもしれません。ニュースを注意深く追っていきましょう。
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