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フィジーで3人目の感染者、グアムは感染者数27人に(3/23) [2020年03月23日(Mon)]

先日、フィジーでラウトカ在住20代男性が新型コロナ陽性と判明しましたが、「一昨日、その男性の母親が、本日甥が陽性と判明」しました。20代男性はフィジー航空乗務員であるため、「フィジー政府は該当するフライトを利用した人々に検査を受けるよう呼び掛け」ています。

https://www.fijivillage.com/news/1-year-old-is-the-3rd-confirmed-COVID-19-case-in-Fiji--fxr548/

(私見)今のところ、フィジー国内での感染者は、上記20代男性とその家族に限定され、フィジー政府も追うことができる状況にあります。今後、該当するフライト利用者から陽性者が出たり、現時点で無症状の人たち経由で感染が拡大する可能性も考慮しているのではないかと思います。



グアムでは、感染者の増加が続いています。「35名を検査し、12名が陽性と判明した」とのニュース。

https://www.pncguam.com/12-new-positive-covid-19-cases/

(私見)グアムでは、今後、感染者数が直線的に増加するのか、指数的に増加するのか、減少していくのか、その境目にあると思います。

公衆衛生非常事態宣言を2週間延長したとのことなので、現在グアム内にいる人々に関して、存在すると考えられる無症状の陽性者が回復すること、現在無症状で今後発症する人の対応と隔離、新規入域者の管理を2週間しっかり行えれば、一時的に感染者数が増大するように見えても、収束が見えてくるのではないかと思います。小さな領域なので、コントロールは可能でしょう。

グアムの対応は、今後の太平洋島嶼国(特に小島嶼国)の参考になると思います。

経済的には非常に厳しいでしょうが、グアムでは踏ん張りどころと言えるでしょう。
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