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中国政府、新型コロナに関し、太平洋島嶼国とビデオ会議開催(3/12付) [2020年03月17日(Tue)]

このニュースを見逃していました。PACNEWS経由のサモア・オブザーバー紙記事です。

http://www.pina.com.fj/index.php?p=pacnews&m=read&o=1921706595e6af47236baf8924169d

3/12、新型コロナウィルスに関し、国交のある太平洋島嶼国から100名ほどが参加するビデオ会議が開催されたそうです。記事によれば、保健大臣が参加したのがパプアニューギニア、ミクロネシア連邦、トンガ、そのほか保健当局者がサモア、フィジー、バヌアツ、ソロモン諸島、キリバス、クック諸島、ニウエから参加。

同会議では、中国CDC(疾病管理予防センター)のWu Zunyouチーフエキスパートによる、新型コロナウィルスの発病メカニズム、伝染方式、流行の発生に関する説明、北京大学第一病院からは中国の予防と管理対応、臨床治療について説明し、参加者からは、ウィルスそのものについて、医療従事者の保護方法、予防と管理、国境管理と防疫、ワクチン研究など多くの質問がだされたとのこと。

サモアの中国大使館は、
・中国と太平洋島嶼国は、皆、開発途上国である。
・中国は流行の防止と管理における困難を共感している。
・中国は島の友人を心配しており、流行に関する最新情報を太平洋島嶼国と共有している。
・中国は中国在住の留学生を含め、太平洋島嶼国の人々の健康と安全を守る効果的な方法を適用している。

そして、習近平国家主席が武漢を訪問したこと、中国は国際社会と協調しエピデミックと戦うこと、中国では新規感染者が減少し閉鎖された地域も日常生活を取り戻しつつあることから流行を抑えることは可能であることを伝えたとあります。

一方、中国の駐サモア大使は、中国から出ているニュースはポジティブだが、状況は依然として監視が必要であり、それにより流行が抑えられる、また国際社会と協調して新型コロナウィルスと戦うため、WHOに21億円支援を行った旨、述べています。

*上記記事中、新型コロナウィルスはCOVID-19と記載されています。

------------------- 記事ここまで。

中国は恐らく世界で初めて新型コロナウィルス流行の抑制に成功した国として、開発途上国を中心に、世界各国と同様な関係強化を図っているものと思われます。ウィルスとの戦いに加え、外交戦、経済戦が同時に進んでいるように見えます。
太平洋島嶼国経済への影響(ANZ銀行、3/11付) [2020年03月17日(Tue)]

3/11、フィジーにある地域報道ハブのPACNEWSが、ANZ銀行(オーストラリア・ニュージーランド銀行)による新型コロナウィルスの太平洋島嶼経済への影響に関する見立てを報じました。

http://www.pina.com.fj/index.php?p=pacnews&m=read&o=14844512235e698a6c99bd4a7a9629

3/11時点であるため、その後の、2段階の世界経済の下落は反映されていませんが、フィジーを例に、太平洋島嶼国への影響について述べられています。
・観光部門で、訪問者3万2千人減、名目GDPで0.6ポイントの減少可能性
・世界経済が不況に陥れば、訪問者は11万6千人減、名目GDPで2.3ポイント減の可能性あり。
サモア、クック、バヌアツ、トンガも影響を受ける。

また、太平洋島嶼国は世界的景気後退に耐えられると信じるが、より深刻な不況に備えるべきとし、各国政府は、経済、雇用、ビジネス、産業を支える財政刺激を行う必要があるということ、世銀とIMFは、経済、雇用、ビジネス、産業を守る緊急財政の仕組みがある、などとしています。

各国政府に、新型コロナによる保健衛生面の備えだけでなく、経済面での備えの必要性を改めて意識付けたいという意図がありそうです。


そして、これは昨晩のフィジーのニュース。

http://pina.com.fj/?p=pacnews&m=read&o=8829448475e7019796cc2dcadbc4e7

フィジーへの訪問者は、オーストラリアが41%、NZが 21% New Zealanders, 11%が米国、などとなっているようですが、今後3か月のフィジーにおけるホテル予約状況は40%減(おそらく昨年比)。


フィジーに限らず、過去に現地経済が回らなくなった場合に何が起こったのか、改めて見直す必要がありそうです。
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