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オーストラリアの対応(フィジー報道3/15) [2020年03月15日(Sun)]

こちらは、フィジー・タイムズ紙の記事です(3/15付)。

https://www.fijitimes.com/covid-19-australia-requires-14-day-self-isolation-bans-all-cruise-ships/

フィジーとオーストラリアの関係は深く、フィジーの先住民系もインド系もアジア系も、親族がオーストラリア在住であったり、ビジネス面の繋がりも深い。

上記措置では、オーストラリアのモリソン首相が、オーストラリアに入国する人には、14日間の自主隔離措置を求めており、また、当面30日間、クルーズ船の寄港を禁止するとのこと。

経済面でも、体力勝負、ギリギリのチキンレースに入っているように思われます。

明日日本時間の夜10時にG7の臨時会合が行われるとの報道がありましたが、さて、どうなるか。


今回はリーマンショックとは異なり、いわゆる金融危機の前段階でしかないように思われます。新型コロナにより実体経済に負の影響があり、その次の段階に金融危機が控えている。この金融危機を重大危機にせずに、ソフトに対処しきることができるかどうか。

素人考えですが、各国が対応するにも、まだ底が見えているわけではないので、一気に本来の底まで急降下させずに、上げ下げを繰り返しながら落とすことになるのではないか。本当の底に行きついた時に、強力な措置を各国が取ることで徐々に上げていくということかと。現段階では、市場以上に、実体経済でとりわけ影響力のある企業を守れるかどうか。


ちなみに、太平洋島嶼国の信託基金の運用についてですが、自分の記憶では、例えばマーシャルについては米国のゴールドマン・サックスなど、ツバルも海外の運用会社に委託していたと思います。
ニュージーランドが入国者に対する管理を強化(3/14付) [2020年03月15日(Sun)]

一連の新型コロナに関する特に太平洋島嶼国の対応を追うことは、実際の安全保障上の脅威に対して、各国が如何に自国内、開発パートナーとの連携、そして経済に至るまで実際に取り組んでいくかを知ることに繋がります。興味本位ではなく、各地の友人が無事この災難を乗り切ることを願いつつ。

さて、昨日3/14、ニュージーランドが自国民を守るための措置を発表しました。

https://www.beehive.govt.nz/release/major-steps-taken-protect-new-zealanders-covid-19


新型コロナの感染者数情報について、ジョンズ・ホプキンス大学のサイトが見づらくなってきたので、下記のサイトで確認するようにしています(このサイトの背景はよく知りません)。

https://www.worldometers.info/coronavirus/

このサイトで見ると、ニュージーランドは、まだ感染者数8名と水際対策を取ることができるレベルであり、上記措置により、できる限りウィルスの侵入を防ぐ体制を取ったということのようです。

特に太平洋を除く、いかなる場所からの渡航者については、入国後、14日間の自主隔離措置を取ることとしています。

除外対象は、クック諸島、ミクロネシア連邦、フィジー、キリバス、ナウル、ニューカレドニア、ニウエ、パラオ、パプアニューギニア、マーシャル諸島、サモア、ソロモン諸島、トケラウ、トンガ、ツバル、バヌアツ、ウォリス・フツナの、まだ新型コロナ感染者がみつかっていない国と地域となります。

これらの国・地域で感染者がみつかれば、また対応は変わるでしょう。
グアムで初の新型コロナ感染者確認 [2020年03月15日(Sun)]

3/15、グアムで3名の新型コロナ陽性確認のニュースがありました。

https://www.pncguam.com/guam-records-its-first-case-of-covid-19/

フィリピンやハワイの状況を考えると時間の問題だったと思います。

グアムでは昨日3/14、トランプ大統領の非常事態宣言を受け、グアムとしても公衆衛生非常事態を宣言したところでした。

https://www.guampdn.com/story/news/local/2020/03/14/public-health-emergency-declared-guam-senior-centers-close/5040266002/

今朝のニュースでは、北マリアナは感染者ゼロと言っていますが、どうなるか。

これで米国自由連合国のパラオ、ミクロネシア連邦(ヤップ、チューク、ポンペイ、コスラエ)、マーシャル諸島は、周辺を包囲されたように見えます。これからどこまで粘ることができるか。
フィジー経済への影響(3/15) [2020年03月15日(Sun)]

これは3/14のフィジー・サン紙記事。

https://fijisun.com.fj/2020/03/14/rosie-tours-braces-for-worst/

島嶼国で写真を撮ると、現地の人はたいていの場合、にっこりしてくれるのですが、内容は厳しかったりします。この記事では、現地の旅行代理店の話で、現時点で収入が1割減となっているとのこと。


次はフィジー内政になりますが、同じく3/14の現地フィジー・タイムズ紙。

https://www.fijitimes.com/rabuka-ban-cruise-ship-visits/

議会野党党首で、退役陸将、元首相のランブカ氏が、政府に対し、フィジーを守るためにクルーズシップの寄港と政府閣僚の渡航を止めることを進言したという内容。

現地紙の論調は、フィジー・サン紙が政府寄りで、フィジー・タイムズ紙ができるだけ中立を保とうとして来ています。

ランブカ野党党首は、かつて陸将として2回クーデターを行い、非公式な話では2000年代にもいろいろ噂があった方です。自分は2012年に、フィジーの友人に連れられて、秘密クラブで知らずに一緒にカバを飲んだことがありました(その時に話は表には出せませんが)。

その2000年代以降、ランブカ元陸将とバイニマラマ首相(元海将)の戦いが続いているという巷のうわさもありました。そのランブカ氏は政界復帰にあたり、過去のクーデターについて謝罪したとも聞いています。元軍司令官でもあり、今は政治闘争ではなく、先住民系フィジー人とフィジーという国を守ることが最優先としているように見えます。


そして、先ほど、バイニマラマ首相が、本日深夜をもってクルーズ船の入港を禁止すると発表しました。

https://fijisun.com.fj/2020/03/15/covid-19-fiji-bans-cruise-ships-from-berthing-in-fiji-waters/

今、正確な数字は出せませんが、フィジーの年間観光訪問者数は、約80万人、うちクルーズ船が20万人前後程度ではないかと思います。つまり、クルーズ船の入港禁止は、GDPの3割程度を占める観光産業の4分の1を止める(一時的にですが)ということになります(1年続けば、単純計算でGDPの7%前後の影響の可能性がある措置)。フィジーGDPの官民比率は1対3程度だと思います。


現在のフィジーは、特に2013年頃から導入した経済成長政策が成功したことで、自立の道が強化されてきました(選挙は2014年)。好調な経済成長に基づいて、赤字補填もくてきではなく将来の社会経済インフラ整備のための投資目的に資金を借款で調達し、それがさらに建設業の好調を招き、GDPが伸び続けました。その借款のGDP比も経済成長により5割を切る管理がなされ、調達する資金も増えるがGDPも伸びているので、右肩上がりの状況が続きました。

2017年のフィジー政府National Development Planでは、20年で国民の収入を2倍にするプランを提示していました(前回選挙は2018年)。これは年の経済成長率3.5%を20年間続けることを意味します。

今回の新型コロナウィルスの影響が、まだ序盤なのか、中盤なのか、終盤なのか分かりませんが、仮にGDPがマイナス成長となった場合、債務のGDP比が5割を超えることは当然ながら、6割も超えていくかもしれません。そうなると、現政権にとって痛手となるばかりでなく、2010年前後の経済が厳しかった時代に逆戻りとなる可能性も見えてきます。

このような状況はフィジーだけに限らず、多くの小島嶼国に共通の状況です。マクロ的には、特に民間部門が強いフィジー、パラオ、バヌアツが要注意、次にサモア、トンガ、クック諸島、ソロモン諸島が注意かもしれません。政府部門が強いツバル、ナウル、キリバス、マーシャル、ミクロネシア連邦、ニウエは何とか海外からの援助を前提に凌げるかもしれませんが、信託基金の問題が発生しそうです(ニウエ除く)。
ブラウニーな感じ [2020年03月15日(Sun)]

今月に入って以来、在宅勤務が続いています。

何か欝々しがちですが、先週はデスクワーク用のイスとシュレッダーを購入し、態勢がだいぶ整ってきました(イスはあるにはあったのですが、飾りのようなもので、長時間のデスクワークに耐えられるものではなく、腰痛と背痛がひどかった)。オンラインのミーティングもいくつかできましたし。

何かこのリモート感と孤独感が、海外に赴任中の状況と似てきました。考えてみると、社会に出てからの時間、半分ほど、12年くらい、途上国で生活していたので、自分の別の面が生き返ってくるようです。

途上国での生活では、いろいろな制約がある一方で人間らしい時間が流れ、その中でいかに自分らしく生きていくか(仕事を含む)を考える機会でした。

空気や光の変化を感じたり、音楽を聴きながら料理をしたり、本や資料を読んだり、思索にふけったりできる時間でした。

社会人未経験で協力隊で赴任したザンビアでは、ウェールズから来ていたトーマスという同僚がいて、現地の同僚や生徒と上手くやっていましたが、一方で良い意味で日常生活にウェールズ人としてのプライドが垣間見え、今振り返ると、それが自分の考え方の一つの要素になっている気がします。


それはさておき、今日は、日曜日。

こんな日には、ノラ・ジョーンズを聴きながら、コーヒーとチョコレートで日の傾きを感じましょう。
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SunriseやWhat Am I To You?など、若い時に聴いていたFeels Like Homeが最初に聴きたくなります。

パプアニューギニア・コーヒーは飲んじゃったので、今日からフィジーのブラ・コーヒー(アラビカ豆のバヌアツ・コーヒーが一番好きなんですが、残念ながらストック切れ)。

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