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塩澤 英之
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ボーダー [2020年03月06日(Fri)]

昨日の午前、豪州モリソン首相が国民向けに会見を行いました。

https://www.abc.net.au/news/2020-03-05/coronavirus-travel-ban-korea-italy-china-iran/12027348

https://www.pm.gov.au/media/update-novel-coronavirus-covid-19-australia-0

新型コロナウィルスに関連し、中国に加え、韓国、イラン、イタリアからの入国に制限をかけるというものです。イタリアに関しては渡航者数が少ないため、入国時に管理が可能ということでしたが、韓国については渡航者が5倍多いことから混乱を避ける意味合いもあるので制限するというように話していたと思います。

これら4か国は、下記の左にある国別感染者数表を見ると、その飛びぬけて数が多い国々ということになります。

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6


韓国メディアの反応を見ると(日本政府の措置に対する反応も含め)、中国も日本も同じところがありますが、検疫上の問題よりも、外交上の意味合いを強く認識しているように見えます。例えば、2月には、フィジーが行った中国本土・香港・マカオからの入国制限について、現地駐フィジー中国大使がその措置を取り消すようにフィジー政府に申し入れを行っているとの報道もありました。

日本も恐らく我々一般市民には見えないところで、正確な情報から判断するように、各国に対して対応されているのだと思います。

ただこの場合、大きな国々と太平洋島嶼国の対応は区別した方が良いと思います。太平洋島嶼国には検疫体制も保健医療体制も脆弱な国々が多く、新型コロナウィルスの流行が、真に生存上の脅威の可能性があるので。


業界ではCIQと言いますが、Custom(税関)、Immigration(入管)、Quarantine(検疫)の頭文字を取ったものですが、「国境管理/ボーダーコントロール」を考えたときに、軍事的防衛力や壁でボーダーを守る方法と、CIQで守る方法があるといえるかと思います。

たとえば、Iについては、ビザが簡単に出るかどうかという点が、相手国との間の友好度の指標とする見方もあるように、CIQが厳しくなれば国と国の関係に距離が出るとみられることになります。

外交的に間違ったメッセージとならないためにも、CIQの厳格化は避けようとするものだと思いますが、今回は新型コロナウィルスという軽視できない脅威があるので、Qの部分を強化するしかありません(ボーダーコントロール強化の根拠としてという意味)



この2週間で、日本は何とか粘っているように見えますが、残念ながら、韓国、イタリア、イランで感染拡大の状況となり、ドイツ、フランス、スペイン、米国も感染者数が急増しています。検査母数が違うということも言えますが、死者数の推移も見るとやはり同じような位置づけになりそうです。


現在、世界各国がCIQのQとIによって、国境管理を強化する方向が進んでおり、なんとなく過去進められていたボーダーレスから一見、逆の鎖国する国々の点在する状況に変化しつつあるように見えます。(その観点から言えば、途上国に影響力が強いWHOなど国連機関の発する情報には、誤りが無いか、正しい情報によらずに日本の立場を落としていないか、注意した方が良いように思います。)

短期間で感染拡大が収束することを願うばかりですが、仮に、このような状況が長期化してしまうと、次は人の行き来が少ない、鎖国する国々が貿易上の物流は維持するような、ブロックチェーンとは意味が異なるのだと思いますが、サイバー世界をフルに活用した繋がりの枠組みが強まるのかもしれません。

そうすると、今度は、サイバーセキュリティが重要になるため、サイバーセキュリティ上、信頼できる国々とより親密な繋がりが作られるようになり、それらの国々でブロック化するようになるのだろうか、などと思ったりします。

太平洋島嶼国に関しては、情報を少し齧っただけですが、新型コロナウィルスについては国によって、米国、NZ、豪州、台湾と連携していることが分かっています。
フィジーでは、新型コロナ陰性 [2020年03月06日(Fri)]

3/5付、現地フィジー・サン紙が報じています。

https://fijisun.com.fj/2020/03/05/covid-19-test-results-return-negative-for-4-in-isolation/

フィジーで隔離されていた4名について、検査結果、陰性が判明したとのこと。


自分が注目したのは、豪州メルボルンにあるVictoria Infectious Disease Reference Laboratoryで検査が行われたという点です。

フィジーは、WHO、豪州と連携しているようです。
サモアーNZ間のフライトが減便に [2020年03月06日(Fri)]

3/2付でRadio New Zealandが報じていました。

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/410681/covid-19-samoa-reduces-flights-from-nz

これまで、週5〜6便あったサモア(アピア)ーNZ(オークランド)間のフライトを、3/2の週(今週)から3便に減らしたとのこと。

オークランドでイランから帰国した60代の男性が、新型コロナウィルスに感染していることが判明したことを受け、導入した措置とのことです。

サモアでは、1月末には、すでにフィジーからサモアに到着した旅行者数名に対して、発熱の症状が見られたことによって、フィジーに送り返し、フィジーで検査を受けるという事例がありました。その方々は、陰性だったそうです。

サモアでは昨年人災とも批判される麻疹の流行で70名を超える犠牲(その大多数が5歳以下の子供たちだったそうですが)があり、今回の新型コロナウィルスに対して早い段階から警戒を強めていたと思われます。

この数日、パラオ、トンガ、マーシャル、サモアと新型コロナウィルスに関するニュースや情報が目につくようになりましたが、いずれも住民に対して、落ち着いて予防するように、パニックが生じないように、丁寧な情報発信を行っているように見えます。

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