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パラオのヴィクター大臣と [2022年07月28日(Thu)]

ヴィクター農水環境大臣と。4月と6月に挨拶した程度だったのですが、先日ある場所で名前で呼びかけられ、今日、挨拶に伺うことになりました。
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実は12年前に、大臣がある環境NGOにいた時に一度挨拶したことがあります。その時には漁協の可能性について話されていました。

その後、パラオで環境といえば、ノア・イデオン、ウミ・センゲバウ、そしてスティーブン・ヴィクターというのが頭にあるものの、直接話す機会はなく、実質的にちゃんと話すのは今回が初めてでした。

いろいろ話しましたが、大臣は観光担当ではないものの、地域密着型エコツーリズムに関心があり、いろいろヒントをいただきました。

確かに観光という枠を無視して地域密着型エコツーリズムを見ると、農業漁業環境、住民のエンパワーメントはコンセプトにしっかり当てはまります。
アイメリーク州住民参加型ワークショップ [2022年07月26日(Tue)]

先ほど終わり、宿に戻りました。
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アイメリーク州は2019年までにツアーの商品化の手前まで来ていましたが、コロナ禍で中断してしまいました。

そこで、州議会議員も州知事も交代した状況なので、改めてコンセプトや手法を手短に共有し、今後の取り組みに向けた意見交換を行いました。

自分のところでは、証拠を示していかなければならないプレッシャーを感じています。
あいにくの天気 [2022年07月24日(Sun)]

今日は朝から大雨。
予定が変わり、ある州のツアーサイト候補に行くことのなっていましたが、さらに予定が変わり、その州の酋長の1人でヒストリアンでもある方を交え、いろいろな話を聞きました。

歴史的なものでは、かつての大酋長間の戦い。パラオの人々は戦闘民族の血を受け継いでいるのでしょう。けっこうエグい話でした。

神話的なものでは、村が水没した話、海面が今よりも数メートル高かった話。

事実として、数百年前にパラオにいた人々は現在の沿岸域を恐れて不便な高台に村を構えていた話もありました。

そのほかには、伝統的な漁の方法、ハトハント、110年ほど前にM9クラスの地震がパラオ東側のパラオ海溝付近で2回起こった記録があるらしいとか、レメンゲサウ前大統領がその深さ8キロを超えるパラオ海溝に潜ったとか、話が続きました。5時間くらい。

過去に何回も試行ツアーで話をしてくれていたガードマオ州のヒストリアンのおじさんは、2週間前に亡くなっていました。最後に感謝を伝えることが出来ず残念でしたが、自分も歳をとっているし、みんなそう。

時間はどんどん過ぎていくので、出来るだけ早くものにして、若い世代に受け継いでいくようにしないと。
次の段階に進むために [2022年07月24日(Sun)]

昨日は、2019年までに既に地域密着型エコツーリズムの概念を理解し、ツアー案作成や試行ツアーを実施してきた州におけるワークショップのあり方について話し合いました。
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研究のための活動ではなく、地域住民主導の実践を促進させるための活動であるので、変に理屈をつけるのではなく、平易な言葉で、直観でわかるものにしたいところです。

あとは自分が現地を離れてからも彼らが他の州でワークショップをおこなっていくことや、人を育てることなどについても話しました。

正直なところ、住民参加型ワークショップはその準備から実施に至るまで、かなりの労力が必要です。現地では州知事や伝統的権威が住民に参加を呼びかけたり、食事の準備や手配も行われます。

現在、2021年まで我々から離れなかって4州に、さらに3州が加わっており、それだけワークショップの機会が増えることになります。

もう一つ話し合ったのは、州レベルの政治についてです。

内政が複雑な州もあり、知事が代われば優先度も変わります。受け入れてくれる州で、政治が複雑でないところとタイミングを読まなければならず、進められる時期に出来るだけ住民主導の取り組みを実践レベルまで進めなければなりません。

選挙のサイクルは4年ごとで、州によって時期が異なります。そういったことも確認しながら進めています。
地域密着型エコツーリズム再起動! [2022年07月23日(Sat)]

7/21, 午前5時半に家を出て、パラオのホテルに着いたのが7/22の午前1時。
午前9時から午後3時まで、現地の仲間たちと作戦会議を行い、午後6時からマルキョク州で住民参加型ワークショップを行いました。

住民参加型ワークショップで話すのは、3年ぶりで、このコロナの期間、東京で変なクセがついてしまったように感じました。やはり現地で実際に現地の人々とやりとりすることが大事です。

現地で何度も経験してきたものの、たった3年で自分に変なクセがつき住民との対話の感覚を取り戻す必要があったことを踏まえると、こういった経験がなく、外国にいて現地について知ったようなことを語る人には、個人的には警戒してしまいます。

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久しぶりのワークショップ

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フェノロジーカレンダー作成プロセス

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ツアー案の議論

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ワークショップ結果のサマリー

コロナで数年活動が止まっていましたが、2016年から2019年に行った活動の成果がまだ残っており、それをベースに現地の仲間たちがリーダーシップを発揮して再起動することが出来ました。頼もしい。

自分のやり方は、考え方や手法の押し付けではなく、対話をしながら考え方や手法を共有することにあります。頼らせてしまうことは簡単ですが、それでは持続的にはなりません。彼ら自身が深い知識を持っており、地域住民がオーナーシップを持つことが重要です。

一緒に取り組んできた仲間の成長を目の当たりにし、多くの可能性があると感じ、宿に戻ると7/23午前1時。

長ーい1日が終わりました。
パラオとの地域密着型エコツーリズム作戦会議 [2022年07月18日(Mon)]

今日は7/18、鳥羽に向かう前に、パラオ側協力者と作戦会議を行いました。(今、鳥羽に移動中です)
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実は、4月のアワーオーシャン会議で出張した際に、アイメリーク州とガラロン州で2年半ぶりに試行ツアーをしましたが、自分としては強い不満が残りました。

パラオ側参加者も含む我々のコンセプトは、単に物珍しいものを見に行ったり体験するのではなく、それらの「点」を神話などのストーリーで繋ぐことで「線」にし、一貫性のあるツアーにすることで、それに応じた参加費を観光客から得るというものでした。

しかし、4月の試行ツアーではその大事なストーリーがすっかり抜けており、後日現地協力者に改善を求めました。

今日、話したところ、我々の協力者であるCRIS AllianceとBCETが、いくつかの州とコミュニティミーティングを行っており、そこでは彼ら自身の言葉で元のコンセプトを踏襲した説明が行われていることがわかりました。信頼できる仲間です。

我々の取組は、先日PIFでまとめられた2050 Strategyと一致する部分がいくつもあります。今後の可能性を感じます。
伊勢志摩に来ています。 [2022年07月18日(Mon)]

昨日7/17から、地域密着型エコツーリズムの活動の一環で、伊勢志摩エリアに来ています。
昨日は驚くほどの好天の中、外宮から内宮まで参拝し、おかげ横丁を視察しました。

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倭姫宮の森

神道、食、自然環境、文化、金工、木工、染物、織物、建築などのさまざまな技術、人というものが密接に繋がっていることを確認できました。

神話を含め、ある部分では太平洋島嶼国とも共通する部分があります。丁寧に共有することで、深い相互理解につながると思います。

我々が進めている地域密着型エコツーリズムの取り組みは、相互理解のツールの一つになり得ます。