PALM9期が始まりました。 [2021年07月07日(Wed)]
第9回太平洋・島サミットが終わりましたが、担当されていた外務省大洋州課をはじめ、日本政府の皆さま、お疲れさまでした。第一印象として、とても良いサミットだったのではないかと感じています。分析等は頭が整理されてから落ち着いて行いたいと思います。
PALM9期の始まり。自由で開かれたインド太平洋構想という大きな絵の下で、現在の課題への対応とポストコロナ社会・持続可能な社会の実現に向けて、産官学民がそれぞれの特色を生かしつつ連携し、オールジャパンで実質的な成果に繋がる取り組みを進められるといいですね。民間側の人間として、もっとできることがあると思っています。 先日、SPFのユーチューブチャンネルのSPF UPDATEに、光栄にも第1回目の担当として、出演させていただきました。 撮影は6月上旬だったのですが、見直したところ、PALM9に関してそれほど外れていなかったようで、少しほっとしました。あまりにも頓珍漢なことを言ってしまっていたらどうしようか、しかし、意味のない話をしても、時間を割いて観ていただく方には失礼だと、そんな心配がありました。 コロナ禍という状況もありますが、現地で生活し、太平洋島嶼国や地域の2000年代半ばの変化、2010年代の変化を経験してきた身からすると、昨年来、次の変化フェーズに入っているとの感触があります。その観点から、上記、SPF UPDATEでは、日本と島嶼国の関係の原点に立ち戻り、さらに島嶼国の変化や地政学的変化について、簡単に触れています。 PALM9は終わりましたが、恐らく、今後も参考にしていただける内容を残すことができたと思います。 今後、どのような形になるか分かりませんが、私的ウェビナーであるクロシオ・ブエブエナートを含め、様々な方法で情報の共有や交換を行っていき、私自身もそうですが、島に関心のある方や関わる方とともに、地域理解を深めていきたいと思います。 |