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チームプレイ [2021年01月14日(Thu)]

サッカー、ラグビー、野球などのスポーツを見ていると、例えば日本代表チームが選手の個人名がつく「○○JAPAN」と称される場合、それほど結果を期待できない印象があります。他の国でもリーグ戦でも同様で、中心選手にスポットライトが当たるチームというのは、あまり強くないように思います。サッカーで言えば、自分は選手が結節点としてグリッドを作る面として試合を見ますが、特定の選手が目立ちすぎないチームの方が、面としてグリッドが柔軟に変化し強い。

全てが期待通りの成果を上げているかと言われと難しいのですが、自分はこれまでのキャリアで、ODAや現在の職場での事業を合わせると80件以上のプロジェクトを経験してきました。案件形成まで進んだものの実現しなかった案を含めれば、100件を超えるでしょう。

そのうち、特にODAは国民の税金が原資ですから、どれだけ費用対効果の高いプロジェクト(十数段、巡り巡って日本にプラスになることも期待したりし)にできるかを重視しつつ、調査、対話、交渉、調整、モニタリングなどさまざまな役割を担いました。おかげでODA案件というのがどのように形成され、実現していくかというプロセスをよく理解できます。

これらのプロジェクトは、組織で実施する以上、表に担当官の個人名が残る(もしくは目立つ)ことは避けるべきというのが自分の考えです。当然ながら、原資は個人の資金ではありませんし、各案件とも、その事前調整、採択、遂行、完了まで多くの人々が関与して実現するものです。組織である以上、ODAであれば現地の日本代表である特命全権大使もしくは臨時代理大使が前面に立ち、当財団事業であれば、最終的には財団の名前が残れば良いでしょう。スポーツと同じで、実施側の個々のプレーヤーが目立ちすぎるのはどうかと思います。

もっとも、多くの事業を行い経験値と実績を更新していくわけですから、後生大事にいつまでも過去の事業を引きずるわけにはいきません(経験やエッセンスは新しい事業に反映されたりします)。

また、こんなこともありました。

フィジーでは、引き渡し式に出席した外交官の名前をプレートに残すという現地のしきたりがあります。「何年何月何日に、日本大使館の○○大使(公使、参事官、書記官。。。)により、開所された」など。ただ、いち公僕でしかない自分のような書記官(当時)が、税金を原資とするODAで、個人名を残すことに非常に強い違和感があり、自分に担当が回ってきた場合には事前に通常の「people and government of Japan」(だったかな)に修正してもらうことにしていました。現地の被供与側は少し不満そうですが、こればかりは容認できませんでした。(といって何カ所か残っていたらどうしよう)

また、ある国では、当時実現が難しく各国の建設業者が匙を投げたプロジェクトを日本のある建設業者が技術力を見せ、実現したという案件がありました。それ自体は大変すばらしいことでしたが、現地に行くと、何十年もの間、なぜかその建造物に一企業の名前がついているということがありました。ODAとしておかしいと考え、外交ルートを含め、さまざまなラインからアプローチし、日本という国が前面に出るように名称を訂正していただいたということがありました。

自分としては、調査、調整、調整、交渉、調整、採択、遂行、完了、大使や組織名を前面に出す対外的広報の仕込みなど、裏でいろいろ動き、表面には見えないのが理想です。歳をとったこともあり、最近は前面に出なければならないこともありますが。。

もしくは、表面的には、何か二国間でもめていたり、対話が進まなかったのが、気づいたらなぜか改善されているとか、そのような役割が好きですね。

何回かありましたが、例えばパラオで、何かのプロジェクトに関連するレセプションなどがあったときに、相手政府幹部が自分を見つけ、「やっぱり、ヒデが関わっていたのか」と声をかけられるということがありました。そういわれるときが最も幸せな瞬間です。

自分から見て反対のケースもあります。対象とする島嶼国側で、気づいたらいつも裏で円滑に動くように汗をかいてくれる人たち。そういった方々とは、言葉は交わさなくともお互いに共感できるところがあります。私を滅するといえばいいのでしょうか。

マーシャルの故デブルム大臣には(マーシャルにいたときに大臣とのタフな交渉を何度も担当しましたが)、フィジーの地域会議で何度か挨拶することがあると、毎回自分の上司に、自分のことを褒めてくれていました。交渉は厳しかったけれども、優しい方でした。。。

専門調査員の時には、書記官の方に、「外務省では『オレがオレがの、オレガノフ』という言葉があるんだよ」と教えていただいたことがあります。「俺がやった」「俺の成果だ」と個人の成果を主張する人に対する言葉。一方、優秀な職員は一兵卒として役割に徹します。この人の下で仕事ができて光栄だと思えた上司の場合は、やはり腰が低く、意志が強く、自分の役割に徹していた方々でした。(分刻みで対応していたり、膨大な案件を抱えているので、責任はとるが、一つ一つに執着していられないという背景もあると思います。)

組織で働く以上、その役割に徹するということ。もし、個を出したいのであれば自分でNGOを作るなり、自分で資金を出してやればいいと、30代前半のころに、専門家の先輩に教えられました。


太平洋島嶼国に関わった経験がある人は、この20年で累積数百人にのぼると思います。

現在の自分は、研究員の立場で比較的自由に情報発信したりブログを書かせていただいていますが、表に声を出さない(もしくは立場上出せない)だけで、それぞれの分野に詳しい専門家・実践者が何人もいます。

そういった方々の貴重な知見を消さないような取り組みが必要な時期に来ているように思います。

最後はちょっとズレてしまいましたが、今日言いたかったことは、チームプレイ。
米台関係に変化? [2021年01月10日(Sun)]

現地時間1/6以降、すんなり物事が進んでいないように見える米国ですが、今日、現地の1/9に、米台関係について、ポンペオ国務長官による次の発表がありました(press statement)。

https://www.state.gov/lifting-self-imposed-restrictions-on-the-u-s-taiwan-relationship/

内容は、中国政府をappease(争いを鎮める、要求に譲歩する、人をなだめるなどの意味)するために、米国が自主的に課してきた台湾関係に関する制約を解除するというものです。具体的には、カウンターパート間の公的交流ができるようになるというものです。

おそらく、例えば、実際には米国外交官であっても、現地では民間機関の職員の立場で交流したりなど、国と国の交流ではないことを明確にするためのさまざまな措置、制約を取り払うというものではないかと思います。中国を国家承認したときの元々の台湾関係法の理念に立ち返るというものかもしれません。

ただ、この声明には、台湾についてNationとかStateとか、「国家」という言葉は使われていません。「民主主義」という言い方になっています。例えば、一昨年の米国国防総省の自由で開かれたインド太平洋戦略レポートでは、Countriesの中に台湾も含まれていたので、国として扱っているというニュアンスはありましたが、この声明にはそのような表現はありません。

外交的には国として認めていないが、扱いは国と同等というもの。例えば、米国が他にも国家承認していない地域があるとして、そこには外部からは国ではない政府機構があるとして、その政府機構のカウンターパートに対し、米国側は国としての公式の立場で交流しているということがあれば、台湾に対しても同様の立場をとるということではないかと思います。

前にも書きましたが、一般的にもそうだと思いますが、中台関係では、台湾が国として中国から離れたいということなのだと見るものだと思います。自分はそう思っていました。しかし、15年ほど前、ある台湾外交官に、彼らも本当は1つの中国を望んでいるという話を聞いたことがあり、驚いたことがありました。誤解を招くかもしれないのであまり書きませんが、要は、国の形や、統治に関する考え方だったようです。それを踏まえると、一連のポンペオ国務長官による中国に対する話には、一貫性があると感じます。


それにしても、あと10日でバイデン大統領、ハリス副大統領が就任し、閣僚が入れ替わるというタイミングで。議会は中台関係については超党派で結束していたと思うので、最後に明確な流れを残していくということなのかもしれません。
何という1日なのか。 [2021年01月07日(Thu)]

今日の東京の新型コロナ感染者数2400人超とは。インパクトが大きい。感覚的には感染爆発の方に一線を越えてしまったのではないかと、正直びびります。

2週間前の人の動向が反映されているということであれば、今日から人の動きがある程度抑えられれば、2週間後には減少に転じるのかどうか。寒いとウイルスの活性時間が伸びるということなので、感染拡大傾向を反転させるには、単純に考えても、本当は人の動きや接触を2週間止めないと効果が出にくいのだろうと思います。

現実的には、島嶼国のように、コロナフリーにすることは不可能なので、日本の場合は、基準は医療崩壊を避けることなのだと思います。

果たして、終着点はあるのでしょうか。。。ワクチンもそうですが、治療薬があれば変わるのでしょうか。

今年のダボス会議ではグレートリセットがキーワードとなるといった記事が目につきますが、新型コロナと生きる社会は、ウイルスがある人ない人、ワクチンを受けた人と受けてない人の区別と位置がわかるような社会に向かうのかもしれないですね。

今、書いていて思いましたが、自分が生活していた頃のマーシャルでは、自分がどこで何をしているかが、全て筒抜けで、管理ではないですが見られている、プライバシーのあまりない社会でした。物はTシャツも含めてすぐシェアされるし。孤独が好きで、検閲や管理されることが嫌いな自分としては、あのような社会はストレスが蓄積していきます。

時代の要請で、その方向に移るんでしょうね。バイデン元副大統領が正式に議会で次期大統領として承認されたので、アメリカも今後管理が進むのでしょう。良い面としては、オールブルーとなるので、オバマ政権の2期目とは異なり、スムーズにものが進みそうというところ。

オバマ政権の2期目の時は、議会がねじれていた影響で、例えば、当時、駐フィジー大使が議会で承認されず、次席が臨時代理大使を結構長く務めていました。外交的にはマイナスだったと思います。

コロナについては、感染し、発症したとして、不可逆的に急に重症化するのが怖いです。家に1人でいる中で、坂道を転げ落ちるように症状が悪化してしまったら。

やはり感染を避けることと、感染するときに備えて免疫力を落とさないことが大切。それぞれ抱えているものや制約が異なりますが、これから1カ月、心身のストレス軽減、適度な運動、栄養、そして睡眠と休息を意識したいところですね。
感染症 [2021年01月06日(Wed)]

新型コロナウイルスの流行が拡大傾向にありますが、あらためて、3月、4月頃の重症化した際の症状について報じられた内容を思い返しています。

自分は社会に出てから半分程度の時間を途上国で使ってきましたが、アフリカのザンビアでは脳性マラリア、フィジーではデング熱、マーシャルでも目に影響がある謎の感染症を経験しました。

マラリアの時には、当時20代半ばでしたが、けだるい感じと嫌な予感が1〜2日あり、ある瞬間から一気に体温が上がっていきます。当時、血中のマラリア原虫が急速に増加するためだとか聞きました。37度台からあっという間に39度を超えるようになります。そして、マラリアの場合はマラリア原虫を殺さないと治らず、脳性マラリアの場合は高い確率で死にいたります。

幸い、マラリアの場合は予防薬も治療薬もあるため、自分の場合は最も強いキニーネの錠剤と点滴で原虫を抹殺し、治りました。ただ、キニーネは毒でもあるので、その副作用がきつい。体重も2週間程度で10キロ減りました(55キロから45キロに)。体重が減り過ぎると薬に負けてしまうため、次のマラリアに備えて、頑張って肉を食べ、体重を戻していった記憶があります。また、マラリアの場合にはヘモグロビンが減少するそうで、体の回復まで2カ月はかかりました。


デング熱の時には、40代に入っていましたが、この時も何か嫌な感じが1〜2日続き、ある時から急激に体温が上がりました。どこかにメモしていましたが、30分ごとに0.5度程度上がっていき、40度前後まで上がりました。デングの場合は治療薬はなく、高熱を3〜5日耐えて自分の免疫力に頼るか、解熱剤で38度程度に落とし、7〜10日耐えて自分の免疫力に耐えるしかありません。自分の場合は前者でした。

デングの症状としては熱、節々の痛み、異常な代謝促進、味覚異常(味を感じなくなる)、眼底部の違和感、後頭部を引っ張られるような頭痛など。

こちらも回復期が嫌な感じでした。確か3週間程度、倦怠感が続いたものです。



新型コロナについては、8月以降、普通の風邪のようにとらえるようなところもあり油断していましたが、重症化すると大変な病気だったことを改めて思い出しています。恐らく何らかのラインがあり、重症化側に転じると、短時間で症状が悪化していくということだったと思います。昨日話ができていた人が、1日経つとしゃべることもできず、人工呼吸器やECMOによる心肺機能補助が必要になる。死に至る場合もある。

今一度、新型コロナには怖い面があることを再認識しなければと思います。
今日は休息日 [2021年01月03日(Sun)]

今日は台所、洗面台、お風呂場などの水回りをきれいにしました。漂白剤の優秀なこと。神。
普段もお風呂場など、簡単な掃除を適宜行っていましたが、少しずつ蓄積される汚れについては、自然な変化という認識になっているのか、放置していました。それが、かなりスッキリしました。

走りについては、今日は休息日。これまでの経験でわかったことは、現在の年齢と体の状態では、故障を避けるための閾値というかラインは、3日連続で走ったら1〜2日休む。1キロ5分30秒を切らない。60分を超えると体の回復に時間がかかり、52分くらいがちょうど良いということ。加えて、回復期には糖質を含めてしっかり食べる。そうしないと筋肉が落ちる不健康な減量になる気がします。栄養を回す。

ときどき限界値を確かめることがあり、フィジーにいたときには泳ぎ(平泳ぎ中心でゆっくり)の限界を試し、6.4キロでした。

あとは、災害時用の非常食やラジオ、手動発電機や備品の確認と、日用品のストックを気持ち増やすといったところ。

あと1日、ゆっくり休みます。
コロナ禍の正月 [2021年01月01日(Fri)]

今日は、天気も良く、元旦の空気と太陽の光を浴びるために、まず走りました。久しぶりに、目黒川〜代官山〜恵比寿〜代官山〜神泉〜目黒川ルート。10キロ超を1時間ほど。


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ちょっと過去の記録を見てみると、自分の体調の変遷が分かるようです。(年月、月走行回数、月走行距離、月の1キロ平均ペース)


2019.1、6回、51.02キロ、6'08
2019.2、7回、59.31キロ、6'45
2019.3、5回、34.21キロ、6'19
2019.4、4回、30.90キロ、6'49
2019.5、6回、42.01キロ、6'29
2019.6、5回、29.09キロ、6'11
2019.7、5回、29.19キロ、6'26
2019.8、10回、51.70キロ、6'38
2019.9、7回、47.35キロ、7'21
2019.10、3回、17.20キロ、7'05
2019.11、8回、54.48キロ、6'50
2019.12、2回、12.29キロ、7'11
2020.1、6回、43.40キロ、7'10
2020.2、5回、29.02キロ、6'42
2020.3、6回、31.64キロ、6'45
2020.4、6回、28.58キロ、6'48
2020.5、6回、30.88キロ、6'52
2020.6、3回、9.36キロ、7'00
2020.7、4回、18.86キロ、6'44
2020.8、4回、20.07キロ、7'00
2020.9、8回、44.68キロ、6'52
2020.10、18回、116.70キロ、6'48
2020.11、15回、102.10キロ、6'20
2020.12、15回、95.83キロ、6'29


2年前の2019年前半はわりと走っていた印象でしたが、実際にはほどほど。2019年10月以降は、仕事の影響でメンタル的にも走る気になれない状況になり、これにコロナ自粛が加わり、2020年4月から8月がどん底だったことが分かります。体重も増えました。


2020年9月末から、気持ちに変化が表れ、10月にブレークスルーした感じです。8月中旬から下旬にきっかけがありました。これは忘れないようにしておこう。


ただ、どん底期も含めた2020年9月以前の1年半は無駄ではなく、関節などのケガを避けるために少しずつ走れる筋肉をつけることと、心肺機能の正規化の役に立っていたのだと思います。その積み重ねがあったことで、2020年9月末以降に走行距離を増やすことができました。


それにしても、過去3カ月は、週2〜3回のつもりでしたが、月の半分は走っており、少し驚きました。過去3カ月に限っては、走ることに対する心理的バリアーが小さくなっていたということかもしれません。マスクをして走ることが、心理的にプラスに働いているようにも思います。


また今日は初日ということで、出汁をとるところから、簡単に自分なりのお雑煮を作りました。トリとネギと餅のみ。
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その後は、酔鯨をちびちびやりながら、ゆっくりと時間が過ぎていきました。そんなコロナ禍の正月。
良いお年を! [2020年12月29日(Tue)]

おそらく今年最後のエントリーとなります。

米国大統領選は、もうよくわかりません。ただこの数日で、表に見えていないところでフェーズがまた変わった気もします。表では、議会と大統領の戦いがあるようですが、その中で、2020年版台湾保証法やチベット関連の法律が成立したようです。特に台湾に関しては、国際枠組みへの参加を支援する立場を明らかにしているようで、米国としてさらに1歩踏み込んだもののように見えます。

これはバイデン政権誕生後への布石なのか、2期目への確信があるからなのかは分かりませんが、政権交代が起こったとしても、少なくとも1年は、米国の台湾に対する姿勢は変わらない(マイナスの方には変わらない)ということだと思います。これに対して中国政府が黙っているはずもなく、米中の対立がどこまで行くのか大変気になるところです。複数のシナリオを想定される状況であり、それぞれのシナリオで日本がどう立ち回るべきか真剣に考える必要があるのでしょう(すでに考えられていると思います)。すでに、以前のポイントから次のポイントまでの遷移過程にあると思われるので、我々一般市民には見えないところで物事は動いているのだと思います。

これは中国関係ではありませんが、先日、ナッシュビルでの事件がありましたが、自分の世代では、おそらく、911の時と似たような感じがしたんじゃないでしょうか。いくつかの要素が同時並行で動いているようです。この立体的で複雑な事象を見ていると、かなりの人材がそろっていないと対応できないのではないかと思います。


さて、2020年は、身近なところから、世界レベルまで、変化(しかも良くない方向)と挫折と試行錯誤の1年でした。

2021年、来年はどうなるのか。コロナ禍は少なくとも暖かくなるまでは油断できな状況が続くでしょうし、世界情勢も次の安定地点まではまだ時間がかかりそうです。自分の身の回りも落ち着かないだろうと思います。個人的には、小さくも大きくも決断を迫られる場面が増える予感があります(店の選び方や食堂で食べるものとかも)。変化も続いていくでしょう。何か信じられるものが2つか3つあると良いのですが、簡単に見つかるものでもない。混乱したときに、スタート地点に戻れる、リセットできるルーティン的なものを作れればと思います。それは食べ物か飲み物か音楽か運動なのか香水なのか分かりませんが。いずれにせよ、変化や混乱の中で、自分の髄の部分をなくすことなく、自分なりの目標に到達できるよう、上手くやっていきたい、そんな1年にできればと思います。

いずれにしても、心身共に健康であることが第一条件になります。

数日後、年明けに、すぐ再開しますが、皆さん、くれぐれも健康に気をつけて、それぞれの持ち場で頑張っていきましょう。まずは何とか1年乗り切ったことを褒め合いましょう。

良いお年を!
クリスマス [2020年12月26日(Sat)]

例年、この時期職場ではクリスマスカードを出すことにしています。9割が海外向けです。
しかし、今年はクリスマスカードを用意してからですが、コロナフリーを維持している太平洋島嶼国とウィズコロナに慣れてきている日本では感覚が違うのではないか、感染が拡大している日本からカードを送ったら国によっては、迷惑をかけてしまうのではないかと思い、国内と感染国のみに出すことにしました。

友達に聞いたところeカードでいいんじゃないってことだったので、大物の仕事が一息ついた今日、いつか恵比寿で撮ったクリスマスっぽい写真を使い、イラレでメッセージカードを作り、ダーッと思い当たる人に送りました。

メッセンジャーが100人程度、メールが20名程度。この1年会えていない人もいれば、何年も会っていない人もいます。15年以上会ってない人も。

すると80人以上から返信があり、すべてではありませんが、できるだけ対応し、温かい言葉にほっこりしています。宗教に関係なく、国境を越えて同じ時期に気持ちを共有できる意味で、クリスマスは偉大だと思いました。

最近、多宗教の見地から、Happy Holidaysという言い方が広がっています。おそらく、クリスマスだけでなく、冬至を越えた時期、日が延びていく時期を祝う思いが何百年も何千年も受け継がれてきているのだと思いますが、Happy Holidaysは、単に休日を喜んでるだけのようで味気ない。そもそも、嫌々働いていたり、嫌々学校に行ったりしているネガティヴな気持ちが背景にあるから、休みを祝うってなってるんじゃないかと思ってしまいます。

自分はキリスト教ではなく、神道が基本で、墓は曹洞宗、典型的な日本人だと思いますが、キリスト教国である太平洋島嶼国で長く生活したために、キリスト教的な考えや気持ちを自然に受け入れられているように思います。

それはそうと、多くの友人の生存確認ができて良かった。いつか会えるかもしれないし、会うこともないかもしれませんが、いつか再会できる時まで、それぞれの場所で大切な家族や友人と安全で健康に過ごして欲しいと思います。
分身 [2020年12月24日(Thu)]

素人の視点ですが、第3波と言われる現在の日本国内のコロナ感染者数の増加は、人の動きが増えたことと、気温と湿度の低下によってウイルスの活性時間が延びていることが背景にあるように思います。
一方、今、欧州で流行している変異種が流行することで発生するのが、本来の第2波で、より警戒が必要なのだと思います。

この1年、いつか収まるだろうと期待していましたが、収まる前に次の波が来る気配があります。親の顔を見に実家に帰ることもできず、東京帰りは病院に面会に行くこともできないので、きっとこのまま時間が過ぎていくのでしょう。仕方がない。

在宅勤務が続いていますが、今日、仕事を終え、着ていたシャツをかけると、何か自分の分身のように思えてきました。

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ちょっと声をかけたくなります。まあまあ頑張ったんじゃない?


当たり前のことですが、時間は戻ることがなく、どんなにあがなっても束になって過ぎていきます。自分の感覚と実際の時間の速さにずれができることもある。いつのまにか3年経っているとか。後悔山積み。

仕方のない時代だし、状況を受け入れるしかありません。いつか次の安定地点が訪れるまで、焦らずに力を蓄えておきましょう。
またフェーズが変わったのか。 [2020年12月19日(Sat)]

米国の次期政権がどうなるのか、太平洋島嶼国、とりわけ米国自由連合国のミクロネシア3国との関係で大変関心があります。端的に言えば、オバマ政権時代には、日本が積極的にこれら3国に関与することが良く思われず、米国と協調することも進まない空気感がありましたが、トランプ政権下では日米さらに豪、NZなどと協力して関与しようという流れができていました。バイデン政権が基本的にオバマ政権の再来ということであれば、ここにも影響が現れるだろうということで、関心を持っています。

12/14の選挙人投票があり、常識的にはこれで雌雄が決し、バイデン次期大統領として全てのながれが政権移行に向いていくという流れだったと思います。

基本的にはその流れにあると思うのですが、反対に、その日を境に、これまで陰謀だとか謀略だとか、不正確なSNSなどネット情報の話とされていたものが、表で報道されるようになってきたと思います。

詳細は確認していませんが、ざっと箇条書きすると、
1.バイデン候補の息子のハンター・バイデン疑惑
脱税の疑いということですが、ネット上では中国との繋がりという点で注目されているようです。

2.ラトクリフ・レポート
外国からの選挙への介入があったかどうかのレポートで、ラトクリフ国家情報長官は現地テレビで既に「中国、イラン、ロシアによる選挙干渉、選挙妨害があった」と述べています。レポートが期日までに出されていないと話題になっていますが、おそらく内容は既に大統領に報告されていて、議会に提出し一般に共有されるのが延期になっているということだと思います。

3.ナヴァロ・レポート
選挙不正に関するレポートで、ナヴァロ通商製造業政策局長によるもの。全部は読み切れませんが6州(アリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ペンシルベニア、ウィスコンシン)で不正があったかどうか、6つの不正項目について評価したもので、結論としては、選挙結果に重大な影響を及ぼすレベルの不正があったことが示されています。

繰り返すと、現在のポイントは、@選挙不正があったかどうか→トランプ政権側は公式レポートであったと認識している。A中国など外国による選挙介入があったかどうか→政権側はあったと認識している(レポートの一般公開はまだない)。Bバイデン・ファミリーの中国との関係→これはトランプ政権が認識しているかどうかとは別のレベルの話で淡々と調査が進んでいる。

その他に、選挙と離れたところで、ビザや経済部門を通じて、米国は対中政策を準戦時レベルのように見える強いレベルに引き上げているようにも見えます。

もっと単純化してみると、中国による選挙介入が本当にあったとすれば、武器を使わない敵対行為にあたり、準戦時という空気になるのではないか。その敵国扱いとなる中国と次期大統領となるはずのバイデン氏の非常に近い家族が親密な関係があるのではないか(この関係がフェアなものではないのではないか)。そうすると、国の最高機密を扱う大統領がそんな背景を持っていて大丈夫なのか?と心配になります。現時点においても、その疑いが晴れない限り、次期大統領だからといって機密情報を共有できないのではないでしょうか。

単に、個人的な印象でしかありませんが、選挙不正云々のレベルではなく、米国の根幹の安全保障上の問題にフェーズが変わっているように感じます。本当に、今後スムーズに政権を移行させることができるのでしょうか。興味と疑問と少しのスリルを感じます。
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