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ツバル!!! [2024年05月01日(Wed)]

1日半で、怒涛のミーティング17件、視察5件、対象も十数分野と広く、頭をフル稼働。


先ほど全てのメモの作成を終えましたが、自分の引き出しもある程度使えたので、表面的ではない少し踏み込んだ意見交換が各所でできました。


5年前に一度訪問しましたが、国の印象も変わりました。


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多くの家庭にスターリンク
フナフティ [2024年04月29日(Mon)]

朝4時起きで、ナンディ空港に向かい、11時前にツバルのフナフティに着きました。

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5年ぶり。

ホテルに着いた後、午後、急遽セットされたミーティングが連続で7つ。観光、ジェンダー、教育、保健医療、海洋、環境、インフラ、エネルギー、、、気づくと夕方になっていました。

自分もそれぞれの分野にいろいろな経験があるので脳みそをフル稼働。あえて思い込みも伝えて話を引き出しました。

ツバルの印象が変わりました。可能性を感じる。
ツバル、台湾との国交維持 [2019年11月23日(Sat)]

ツバル、今回は中国の大規模なオファーを断ったようですね。

実際には、ツバルでも、民間部門で中国が目につきます。そもそも儲けが出ないような、小売店とかレストランとか、純粋にビジネスとして考えた場合、台湾を含む先進国側は入りこめません。

そこに定住するとか、パスポートを取るとか、別の目的がなければ正直無理でしょう。

民間部門で先進国ができることと言えば、現地の経済規模の中で、現地の人々が起業できる実践的な支援くらいな気もします。そうすると現地の人の労働意欲が関係してくるでしょう。

何人かはいると思うし、やがて海底ケーブルが繋がれば、若い世代が新しいアイデアで、ビジネスモデルを作るかもしれません。

あとは日本も海外も、ツバルの悲観的イメージを強調しすぎだと思います。

確かに大潮とか強い低気圧で海面が上がったり、大雨が重なって、浸水する地域もあるでしょう。しかし、ツバルの人々が常に「島が沈む!」と悲観的に生活しているわけではありません。

彼らには彼らの伝統、文化、歴史、若者の日常生活(愛とか恋とか)もあります。

冷静に、ツバルが持つ人と文化と自然の魅力を伝えることも大切だと思います。
ツバル [2019年11月21日(Thu)]

FUN
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ツバルのフナフチに行ってきました。これでフ・ナ・ツ・キ・バ制覇。

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会う人会う人、ツバルの印象はどう?と聞いてくるのですが、「ホームに戻ってきたみたいで、ホッとする」と答えてしまうので拍子抜けするみたいです。

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外務省のエネレさん

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シルさん

あとは、現地で貴重な活動をしている台湾ICDFにもお世話になりました。

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ちょっと捻くれ者としてツバルの状況について書きたいことがありますが、やめときます。

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ツバルの外交官と [2017年12月06日(Wed)]

昨日某所でツバルの外交官(自分より少し上の女性)と話をしました。
ツバルは10年以上前から、満潮時に内陸から水が湧き出し、沈む危機にあるとさまざまなところで伝えられるようになりました。

一方、水の湧き出すエリアは、もともと湿地であったところ、戦時中に米軍が滑走路を作り、周囲に人が住み始めたところで、また空港工事中に地下の岩を取り除いたことで、地下から水が湧き出すようになったという話もありました。地下といっても造礁サンゴの島なので、通常イメージする島とは異なるかと思います。(これらの穴は近年NZの支援で埋められたと思います)

このような話があったので、4〜5年前には、自分の周囲では、かえってツバルに対する見方が変わってきていました。

昨日、その外交官と一連の話し合いの後、気候変動の話、COP23について聞いてみたのですが、その外交官はツバルでの住民が直面している現状について話し始めました。

海岸線の浸食、高潮時の浸水(上記の穴とは関係のないところ)、小さな島(islet, 環礁で見られるような小さな島々)がいくつか消えた、気象パターンの変化(以前は風の強い時期と弱い時期があったが、今は年中、風が強くなる時がある)、低気圧の強大化など、さまざまな変化に直面している。

恐怖感や変化に脆弱な土地、住民のことを思うと辛いと涙を浮かべながら、国際社会がどのように動いても、ツバルではすでに戦いが始まっていると。

ツバルだけでなく太平洋島嶼国が有する課題や関心事項は多岐にわたります。

日本は来年5月に第8回大平洋島サミットを開催します。