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フィジーでスールー [2018年07月11日(Wed)]

今回の出張では、スーツパンツを忘れてしまい、滞在先のホテルで、スールーを1000円程で購入し、最終日まで下はスールー、上はブラシャツで会議等に出ました。


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左から元一等書記官のボセアさん(今偉い人)、マタイトンガ大使、超働き者のケレラ二等書記官、元文科省留学生で筑波大で農業博士を取ったテキニさん。


以前、フィジーに3年間外交官として務めていた時には、一度も着たことはなく、今回が初めてです。


スールーというのはスカートという人もいますが、どちらかと言うと、浴衣の下半分のような着物で、日本人には違和感なく着用できると思います。フィジーでは正装になります。



というわけで一昨日は朝から昼までナンディで会合に出て、空港に移動、19人乗りのDHC6-300というプロペラ機でスバへ。


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スバでは休憩をはさみつつ、午後3時から9時までミーティングでした。こちらがどこまで真剣でどこまで知っているかによって、話す内容も、得られる情報も異なりますが、今回も、良い感じで情報がとれ、またいろいろと理解が深まりました。


スバは、スバらしい天気といって、湿った貿易風(東風)がビチレブ島の中央に位置する山々にぶつかり、しょっちゅう雨が降ったり、たいてい曇ります。


最後の会合は、夕食をとりながらでしたが、現地のマーケットで調達できる食材を使っているレストランで、これまでフィジーで食べた外食では最も美味でした。特にココンダ。ココンダに入っていたゼンマイと同じような山菜は絶品でした。火の通し具合が完璧。自分がフィジーにいた時は、治安の懸念や、健康管理や、周囲の目や、緊張感を保つため、ほとんど自炊していたので、このお店を知りませんでした。


相手はトンガ人の友人でしたが、最近7キロ太ってきつい、先日のツバルで開かれたPLG(ポリネシア・リーダーズ・グループ)では、毎日5回食事の機会があり、また太ったと。


自分はこの2カ月ダイエットをして、今のところ7キロ弱落ちたところだったので、ダイエットの仕方を教えておきました。次に会う時には、きっと軽くなっていることでしょう。



現在のフィジーの雰囲気を見ていると、日々生活している一般の住民の方々には変化があまりないように見えるのかもしれませんが、失業率は過去最低の4%台というし、2012年に比べてGDP3割以上増えてるんじゃなかろうか。


また町の緊張感が2012年、2013年に比べて、大きく異なっています。


2013年以降に選挙対策と揶揄されながらも、当時の暫定政権時代に導入した経済政策の賜物でしょう。


ただし、サイクロン・ウィンストンなどの災害の影響で、カバの畑が潰れ、生産量が減り、値段が高騰しているそうです。先住民系フィジー人にとっては、カバが高いと収入が増えても実質マイナスになってそうです。毎日ビールを飲む人が、ビールの値段が2倍とか3倍になった感覚かもしれません。



201213年当時、議会もなく、首相らが独裁的に物を決めていましたが、今は議会も開かれ、議論がテレビで中継されるなど、オープンになっている状況は大きな進歩です。実は日本はさまざまな角度からフィジーの議会支援を行って、影で民政復帰を促していました。



思い出しましたが、憲法の規定で現役の軍人は選挙に出られないため、2014年の1月〜3月ごろは、バイニマラマ首相が軍司令官を辞任するのか、首相を辞任するのかが注目されていました。軍司令官を辞した場合、支えていた力が落ちるという見方があり(理由はランブカ元首相側の追放された軍人らが結集するとか、軍内部の不満分子がバイニマラマ首相を倒すために動くのではないかとか、不穏な空気がありました)、何が起こってもおかしくない、その場合、インド系の人々(特にビジネス界を握るグジャラート系の人や、都市部の人)への迫害があると噂が流れるなど、緊張感が選挙のあった20149月まで続いていました。


今年、どこかの段階で、総選挙が行われますが、今のところ、全く緊張感も雰囲気もおだやかに見えます。


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