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トランスフォーム博士インタビュー [2017年01月10日(Tue)]

もう10日ですね。ふと気づくと時間が束になって飛んでいきます。

だいぶ時間がかかってしまいましたが、昨年9月末に虎ノ門の笹川平和財団で開催された「太平洋島嶼国による漁業外交と影響力の強化について」と題するセミナー(https://www.spf.org/spinf/spinf_j/news/article_21843.html)にあわせて行われたインタビュー記事がアップされましたので、ここで紹介させていただきます。

「太平洋島嶼国の真の自立は漁業資源管理にあり
太平洋漁業の改革者 トランスフォーム・アコラウ博士インタビュー」
https://www.spf.org/spf-now/0041.html
ユーチューブの方はこちらです。

マリア・サヒーブさん(字幕あり)
https://www.youtube.com/watch?v=kjMfPcbvkME&list=PLY1ZcfpKpMJ7APLfFZi4xNmyA5RYIWsKb&index=3

トランスフォームさん(字幕あり)
https://www.youtube.com/watch?v=C6BeHxSW0q4&list=PLY1ZcfpKpMJ7APLfFZi4xNmyA5RYIWsKb&index=1


マリアさんはフィジー人ですが現在マーシャル諸島共和国の水産資源局で分析官として活躍されています。マーシャルというナウル協定加盟国の国の立場でさまざまな国際会議にも参加している人物であり、国の視点からインタビューに答えています。

また、たとえば自分の太平洋島嶼国との関わりはマーシャルでの6年間の活動から始まったので、他の島嶼国で活動する場合、それがミクロネシア連邦であれパラオであれ、マーシャルを基準に考え、「おそらく太平洋島嶼国はどこもこんな感じだろう」と先入観を持ってしまい、失敗したことが少なくありませんが、おそらく、他にも同じように「太平洋島嶼国はだいたいこんなものだろう」という感覚を持っている日本の方がいらっしゃるのではないかと思います。

マリアさんのインタビューで興味深いのは、フィジーとマーシャルの違いを、フィジー人として語っているところだと思います。両国で生活し、活動した経験がある自分としては「やっぱりそうだよね(涙)」という感じでした。

トランスフォーム博士については、自分は2010年頃から新聞記事等で「改革者」として知っていましたが、お会いしたことはなく、厳しく怖い人なんだろうと思っていました。しかし、実際に会ってみると大変おだやかで、実践的な学者でもあり、常にバッグいっぱいの本を持って世界中を回っているという本の虫でもありました。

インタビューでは、漁業については、マリアさんの国の視点と比較して、トランスフォームさんはサブリージョナルな視点で語っています。また大変丁寧に、日本と太平洋島嶼国のかかわりについて太平洋島嶼国の視点から話されており、これから地域を知る方にとっても参考になるのではないかと思います。
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