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ミクロネシア連邦スキリング大臣来日 [2010年07月27日(Tue)]

7月26日。

本日、ミクロネシア連邦スキリング保健社会福祉大臣が西太平洋地区医学教育連盟の年次総会での講演等を目的に来日しました。約1週間の滞在となります。同国唯一の女性大臣であり、また小児科医でもあります。

↓右端がスキリング大臣


出身は個人的にとても好きな土地であるコスラエです。コスラエは自分の知る限り、ミクロネシア地域の人たちの間でも大切に思われている土地です。その土地を訪れ、現地の人々に触れるとホッとするという共通の印象があり、(現地の生活は楽ではありませんが)観光開発などで乱されずにミクロネシア地域のために取っておきたいという意見もよく耳にします。






今回の来日には、秘書のソロモンさん(ポンペイ出身)と自費でお嬢さん(コスラエ出身)が同行しています。

↓右がソロモンさん左がお嬢さん。


お嬢さんは今年5月に17歳にして高校を卒業し、8月からポンペイのコミュニティ・カレッジに進むそうです。ハワイ大学にも行くことはできるのですが、まだ若いこともあり、躊躇しているとのこと。今回の日本滞在で良い意味で刺激を受けてもらえればと思います。母親である大臣は、フィジーやニュージーランドで学び医者になった方なので、日本滞在中にその姿を見ていれば、きっと良い経験となるでしょう。若い時には視野が狭くていつも不安を抱えがちですが、視野を広げることで何らかの影響をもたらすと期待しています。


大臣が言うには、ミクロネシアでも雨の降り方が今までと変わってきており、気候変動・海水温の変化が影響しているのではないかとのことでした。日本でも、夏といえば青空、入道雲、雷、夕立、セミ、ウチワ、蚊取り線香、線香花火、ラムネ、スイカ、志村けんの早食い、etc. etc.でしたが、このごろは雨の降り方が異なる気がします。

↓日比谷公園



この時期の東京は、ミクロネシアよりも暑いかもしれません。空気中の水蒸気が上昇せず、地表付近に留まっているような蒸し暑さがあります。これから1週間、皆さんが体調を崩すことがないよう、しっかりバックアップしたいと思います。
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