フィジーと豪・NZの関係回復、道遠く。。。 [2016年07月01日(Fri)]
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先日、NZのキー首相がフィジーを訪問し、首脳会談が行われましたが、豪州側専門家はうまく行かなかったと評しているようです。
「Australia and New Zealand's re-engagement with Suva not working: expert」 http://www.pina.com.fj/index.php?p=pacnews&m=read&o=75151446657759c021c3c79b7d6adf (6月30日付ABC/PACNEWS) 内容は引きませんが、読んでみるとやはり、フィジーに対して上から目線で見ている雰囲気を感じてしまいます。 以前、フィジー政府外交筋から下記のようなことを漏らされたことがあります。 フィジーから見た豪州・NZというのは、たとえばミクロ3国にとっての旧宗主国である米国とは異なります。フィジーにとっての旧宗主国は英国。また英国領になる以前からフィジーにはフィジー社会がありました。 そのフィジーから見て、豪、NZは若い国であり(自治政府ができたのは百数十年前、正式に独立したのはNZが70年前、豪州が30年前)、経済力や発展に差はあるが、国としては対等かそれ以下。それなのになぜ上から目線で我々を批判するのだ。国連でも豪・NZは大洋州ではなくヨーロッパ側に入り、我々とは別だという態度をとる。 フィジーは誇りある国として、独自に外交関係を拡大し、国際社会における地位を確立していく。豪・NZがなくとも政治的に恐れることはない(経済、教育などでは重要。安全保障も本当は重要。軍事面での中国やロシアとの接近についても、背景には軍事関係の多様化があるらしい)。 (ここまで) ざっくり言えば、豪・NZはフィジーを途上国として下に見てるが、自分たちは対等以上に見ているよということでした。 特に2006年12月のクーデター直前からさらに2年前までの間に、クーデター後から6年の間に、豪・NZがフィジーに対してどのような態度をとっていたのか、実際に何をやっていたのか。まさに当事者であるバイニマラマ首相は忘れるはずもないし、2014年の選挙前にも何があったのか当然把握しているでしょう。 国際場裏での発言力を着実に高めているし、つくづくフィジーは(というかバイニマラマ首相が)戦略的だと感じます。 |




