MSG周辺のニュースなど。 [2016年05月24日(Tue)]
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昨日はいつものチェーンストアではなく、近くの八百屋で熊本のでこポンを買ってみたら、200円以上安くて驚きました。良い魚屋も見つけたし、これからですね。
さて、ここのところメラネシア地域では、PNGのオニール首相の辞任を求める学生運動だとか、ブーゲンビル自治州の独立問題だとかが話題となっていますが、バヌアツに事務局があるメラネシアン・スピアヘッドグループ(Melanesian Spearhead Group: MSG)に関連して、興味深い議論があるようなので、紹介します。 MSG事務局は中国の支援で建設されたものであり、2〜3年前、当時の大島大使と共に、表敬を兼ねて当時の事務局長らと会合を行ったことがありました(中国の影響はともかく、島主導の動きを知っておくことが重要だと考えたものです)。MSGのウェブサイトにあるので良いですよね↓ http://www.msgsec.info/index.php/picturegallery/japanese-ambassador-to-fiji 今話題となっている主な議論は次の3点かと思います。 1.ヤウボリ新事務局長任命問題 フィジーとソロモン(議長国)は賛成。バヌアツとPNGは正規のプロセスを経ていないとして反対。 2.インドネシアのMSG正式加盟 基本的に加盟国は賛成の空気だが、ソロモンは条件付きで(というか、加盟するということはこういうことだろうとして)賛成。 3.インドネシア西パプア問題 PNG(とフィジー)はインドネシアの主権に関わる問題とする。ソロモンとバヌアツは独立支持派でULMWP(United Liberation Movement of West Papua)のMSG 加盟を支持(インドネシアの加盟に反対しているわけではない)。特にソロモンとバヌアツは人権問題に絡めた議論をしているようです。 http://www.pina.com.fj/index.php?p=pacnews&m=read&o=254078206573b99ebdd9379add06af http://www.pina.com.fj/index.php?p=pacnews&m=read&o=1857862475573bc52037be10e086f4 http://www.pina.com.fj/index.php?p=pacnews&m=read&o=20755081257422a1765b969e225678 特に西パプア問題ですが、どのような背景があるのかわかりませんが、バヌアツは西パプア独立運動指導者を滞在させるなど、手厚い対応が見られます。2〜3年前にバヌアツに行ったときには、空港で歓迎イベントが行われていました。 自分は独立支持など特定の立場にいるわけではなく、観察者の立場なので、リンクは張りませんが、Free West Papua Campaignで検索すると、ウェブサイトなどが見つかると思います。 MSGは経済分野ばかりでなく、もともとニューカレドニアのFLNKS(カナカ社会主義民族解放戦線、Front de Libération Nationale Kanak et Socialiste)の独立支援など、島嶼国先住民の自治権強化や独立など政治分野も重要なテーマとなっており、MSGの理念からすると、西パプア問題は無視できないものなのかもしれません。 バヌアツとソロモンは海上境界画定交渉が妥結したんですね。 http://www.pina.com.fj/index.php?p=pacnews&m=read&o=928821182573e8da94edfb82fcfd9f 下記リンクはウィキペディアですが、国連には非自治地域リストというものがあります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E9%9D%9E%E8%87%AA%E6%B2%BB%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88 もともとは植民地からの脱却、自治権強化や独立を見据えた地域のリストだと思いますが、大洋州では、米領サモア(米)、グアム(米)、トケラウ(NZ)、ニューカレドニア(仏)、ピトケアン(英)、仏領ポリネシア(仏)が掲載されています。 |




