フィジーは現在大洪水に見舞われていますが、バヌアツ周辺で発生していた熱帯低気圧16番はサイクロン・ゼナ(Zena)に発達し、今日から明日にかけてカテゴリー3の勢力でフィジー南部を直撃するようです。
フィジー気象局の図

また現地UNOCHA(国際連合人道問題調整事務所)が公表している図(4月6日午後2時、UTC)では、過去72時間の降水量が色別で示されています。

右下の凡例を見ると、見間違えではないと思いますが、5mm, 20mm, 40mm, 100mm, 1m (!), 3m (!!)とあり、シンガトカ、ナンディ、ラウトカ、バなどビチレブ島西部が降水量3メートルとなっています。
サイクロン・ゼナはカンダブ島を直撃し、カテゴリー2に勢力を弱めながら、トンガ、ニウエにも上陸しそうです。
一方、パラオの干ばつは改善の兆しもなく、厳しい年としか言いようがありません。