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PIDFの話、追記 [2016年02月15日(Mon)]

昨日の記事でいろいろと書きましたが、正直に言ってわからないことが多いです。

PIDFと中国の関係は、中国はフィジーとの関係から、フィジーの民政復帰前から会議開催の支援をしてきています。民政復帰前のであることから、日米豪NZなど自由と民主主義陣営は支援をしていなかったといえます。

フィジーは、民政復帰後、フィジーが従来の関係国が離れ苦しい時に中国が支援して経済も国の発展も支援したとして強い感謝の気持ちを有する一方で、日米豪NZや他のドナーからの支援、ドナーの多様化を求めているように見えます。

中国についてはいろいろな見方があるので、何とも言えないのですが、太平洋への進出を狙っているときにフィジーに隙間ができたとすれば、プレゼンスを高める絶好の機会できる、、、結果として、実際にフィジーと中国の関係は強くなりました。これは経済分野(投資も含む)も同様。

しかし、PIDFとPIFの関係でいえば、よくわからなくなります。例えばPIDFが強くなり、PIFが弱くなって中国は得をするのか?それはありません。どうもPIFは中国との影響が薄いのではないかとの考えがあるように思えるのですが、PIFでも中国はオブザーバーで、毎年のPIFに対する資金援助は対PIDFの7倍以上、経済分野では中国の影響力は強く、PIF事務局でも中国の影響はところどころで感じられました(しょっちゅう北京では〜、とか中国の投資意欲は〜と耳にしていました)。個人的には、PIF(事務局)の方が中国の影響が強いような。。。

個人的には(しつこいですが)、PIDFに支援した国の基本姿勢は、PIDF設立準備が始まった2013年時点でのフィジー(PIDF設立を進めた)との関係によるようにみえ、支援している国の多くは、PIDFの理念などではなく、フィジーとの政治的関係から支援しているように考えられます。

現在のPIDFそのものは、むしろ環境NGOが影響力強化を進める雰囲気があり、その場合、先進国、新興国は批判のターゲットになりかねないと、こちらに注意すべきなのではないかなと思います。

過去3回、PIDFサミットに出てきましたが、1年目は東ティモール首相、2年目はインドネシア大統領、3年目はタイ副首相とロビンソン国連特使が参加し、中国もロシアも資金援助をし代表団を送ったのに影が薄かった印象です。それよりもPIDFの会合は大変生き生きと島の代表やオブザーバーが発言するもので、PIFの会合にはない新しさを感じたものです。

絶対にこれだ!という考え方はリスクが高いので、柔軟に状況を見ていくことが重要かと思います。
【PIDF(太平洋諸島開発フォーラム)の最新記事】
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