モーリシャスでの地域対話は、地域の6つの国から環境系NGOと環境部門の実務レベルの政府職員が集まり、そこにオブザーバーや事務局として、バルバドス、パラオ、フィジー、日本人が加わる形となりました。総勢45名。

大きな枠は私の方で伝えたものの、後は現地協力機関に任せました。結果、参加者が時間が足りないというくらいさまざまな話があり、ボトムアップ型の議論の場となりました。
私からはそもそもSIDSの定義があいまいで多様性がある中で、SIDSという名称が独り歩きするのはファッション化のようで疑問があるということを伝え、SIDS諸国の共通課題と違いを知りたいということ、政策と行動(現地の人々が直面する課題に対するもの)の間のギャップを埋めなければならないということ、そして、SIDS諸国が被援助国のマインドから脱却し、自ら解決するという意識転換が必要であることを話しました。現実的にドナーからの援助は持続的でない場合が多く、また自らの手で維持管理できるものでなければメンテナンス費用の問題でいずれ崩壊してしまう、そういった話。







それで、SIDSは国連ではカリブ海、太平洋、大西洋・インド洋・南シナ海(AIS)の3地域に分けられていますが、AISの島嶼国は全体としては他の2地域のような繋がりがないということで、今回の対話の場というのが、参加者にとって画期的なものであったようです。そういっていました。また、彼らもよく国際会議に出るようですが、話が首脳レベルに上がっていく過程で、彼らの現実的な声がかき消されていくのだとも話していました。
そういった話を聞けたことも含め、全体的に期待以上の結果、雰囲気があり、将来を期待できる内容となりました。
結果は期待以上で、