今朝の2時〜3時半のワークショップは、インド、スリランカ、モルジブ、セーシェルなどから研究者が参加し、とても興味深くあっという間に終わってしまいました。
モデレーターはイスラム研究員。牧野所長も参加しました。イスラムさんに任せて良いというすごい安心感。

ホテルのネット環境が不安定で、PCよりもスマホのローミングの方を主に使いました。
2時間ほど仮眠し、朝食。
正面に虹。虹は約束の象徴。
小鳥
あまり比べないようにしていますが、セントルシアは先住民がいないことを除けば、バヌアツ、ソロモン、フィジーを訪問したことがある人であれば、違和感なく過ごせると思います。
人口は18.5万人で、通貨は東カリブドルがありますが、米ドルを使うことができ、米ドルの方が好まれます。1人あたりのGNIは約1万3000ドルで高中所得国、もうすぐOECD-DACのODA被援助国リスト卒業レベル(高所得国)です。
太平洋島嶼国ではクックが既に卒業、来年1月にはナウルが卒業予定。セントルシアはクックやナウルの人口の15倍ほどで一人当たり所得は同等です。ちなみにカリブではアンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネイビスは卒業国。
事前に聞いていた話では、首都カストリーズは小さいので、各オフィスは歩ける範囲だということでしたが、嘘です。やはり実際に現地に来ないとわからないことが多い。
電話の国番号は+1。基盤は英国系ですが、周辺国も+1が多く、国の米ドルが使われていることからも米国圏だという印象です。観光客も米国の人が結構います。
急いでタクシーを呼んで、3か所で会議を行いました。
ゴミ問題に関して廃棄物管理局、災害管理について緊急事態管理局、気候変動と海洋ガバナンスに関して持続可能な開発エネルギー科学技術省。
緊急事態管理局長のキーシャと。昨年11月のフィジーでの気候レジリエンス会議以来。約束を果たすことができました。
ちょっと気になったのは、最近カリブ海諸国で通常よりも地震が多いと言っていたこと。何か蠢いているような感じと。
持続可能な開発エネルギー科学技術省での会議では、ほぼワークショップ状態で、急にモデレーター役となりましたが、現地課題について深掘りすることができ大変勉強になりました。
やはり直接話すことで理解が深まります。正直なところ、これまで聞いていた話と全然違う。人から聞いていた内容は表面をなぞるようなものばかりで、垂直方向の実際の現地課題に届いておらず、故に自分としては興味が湧きませんでした。
詳細は書けませんが、今日一日で、かなり前に進むことができました。来た甲斐がありました。