1/29 カヤンゲル環礁視察 [2025年02月01日(Sat)]
1/27のパラオ側との会議の結果、カヤンゲル環礁視察の要望が出たため、当初予定より出張を1日延長しました。運良く国内スケジュールの変更があり、1日だけ延ばせる状況でした。
最初の島は無人島で、海鳥が多くの巣を手の届きそうなところに作っていました。 しかし、人が住んでいないにも関わらず大量の漂着ゴミが至る所にありました。 2週間ほど前に現地で有志がゴミを集めると、半日でゴミ袋40袋がいっぱいになったとのこと。 そして、2週間もすればまた大量にゴミが漂着しているそうです。 完全に外的要因によるプラスチック汚染であり、初めて現実を目の当たりにし、衝撃を受けました。 続いてカヤンゲル本島に移動。 ラグーン側 カヤンゲル本島には50人ほど人が住民が生活していますが、沿岸部の特に外洋側は同様にゴミが大量に漂着します。 外洋側 カヤンゲルで地域密着型ツアーを作るとすれば、マーシャルの離島と同様に、住民との交流はありつつも、その自然環境を中心に置いたものにした方が良いでしょう。 夕刻には沿岸に数十匹の海亀が近づくそうで、時期により産卵も見られるそうです。 これにプラスチック汚染の観点を含め、状況を逆手にとって現地でのごみ収集による環境への貢献(キリがないが)をツアーに含めるのも良いかもしれません。 カヤンゲルには小中高に13人ほど生徒がおり、高校生は1名のみ。 コロール高校の授業にオンラインで出席しているそうです。以前は離島や村落部の住民は故郷を離れてコロールで通っていたそうですが、現政権下の国の方針で子供達が島を離れずに通学できるようにしたそうです。この生徒の将来が楽しみです。 今回の日程では、ホテルを朝7時に出て、戻ったのが午後5時30分過ぎ。ずっとニライ大臣(承認待ち)にガイドしていただきました。感謝。 |
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