ガラード州パイロットツアー20250129 [2025年01月28日(Tue)]
朝7:30に宿を出て、8:30にガラード州庁舎着。ブリーフィングのあと、午前9時から午後4時までガラード州の地域密着型エコツーリズム笹川モデルを使ったパイロットツアーに参加しました。
今回もメモを取りながらでしたが、大事なところは都度その場でアドバイスしました。 ツアーは2000年から3000年前に作られたと言われる人工丘、神話が背景にある若返りの泉、伝承であるトゥーレとスーレの悲劇(ペトログリフとスーレの首の埋葬地)、などなど。 丘を作った人々とストーンパスを作った人々を繋ぐ時代か? スーレ役の女の子アーラがチャント トゥーレ(男の子)の村のチーフが、美人で評判だったスーレの顔を見せるようにトゥーレに命じ、スーレは首の大きさの籠を編み、愛を守るためにトゥーレに首を落とさせたという悲劇。単なる伝承ではなく本当の話。 トゥーレはスーレの首が入った籠をチーフの元に持って行き、チーフが異変に気づいて激怒し、トゥーレは村から消えた。 スーレの首は、チーフの村のバイ(伝統的集会所で今はない)のプラットフォームの神聖な位置に丁重に葬られている。 高松宮殿下の御来島記念碑、昭和3年(1928)と記されている。碑文は消失。 トゥーレとスーレの悲劇は、スーレ役の女の子アーラの詠唱と、首を落とす場面の寸劇で、より実感が湧き、心が揺さぶられました。 |