ソロモン観光 [2024年09月09日(Mon)]
急な連絡にもかかわらず、ドリス(赤い服)がマキラ・ウラワ州からホニアラに来てくれ、地域密着型ツーリズムのミーティングを行いました。 ドリスはJICAのグローバルSIDSプログラムでAPUの大学院生だった昨年8月、東京の笹川平和財団で開催された第1回太平洋諸島若手実務者フォーラムに参加しました。 彼女が私たちのCBTプログラムに強い関心を示してくれたことを思い出し、ホニアラへ行く数日前に彼女にメッセージを送ったところ、なんとかやりくりしてホニアラまで来てくれました。 滞在中、文化観光省のジョアンナさんと夕食を共にし、昨日9月6日には文化観光省でフィリップ・スキブカ副長官とミーティングを行いました。 ちょうど来年度の観光政策に関する予算案を提出したところで、考え方が我々の取り組みと一致していました。不足しているのは導入までの手法ということで、必要であれば協力できると伝えています。どうなるかはまだわかりません。 現在、パラオの他に、3国が参加し、さらに3国が関心を示しています。2016年からコロナ禍までの3〜4年は、ゼロベースからのスタートで非常に難しい日々の連続でした。 しかし、並行してパラオは加盟していない太平洋観光機構(SPTO)に情報を共有し、コロナ禍の中で2021年にSPTOが持続可能な観光政策をまとめ、コロナ禍が終わったことで状況が変わったように思います。 新しく参加している国、関心を示している国は、すでに国の政策として、持続可能な観光を主流化させ、その手法の1つとして地域密着型ツーリズムを取り入れようとしており、そのための具体的な実践方法を必要としています。パラオでの3〜4年の苦労を繰り返す必要がありません。 自分は必要な土地にスパイスを振っていけば良い。 |