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移住、埋め立て [2024年05月23日(Thu)]

マーシャルでは米国への移住が増えているという話がありますが、新しい動きとして、首都マジュロからウォッジェなど出身の離島に戻る住民が増えているとのこと。
現在、マーシャルでは離島であってもソーラー発電などで電気があり、スターリンクでネットが使え、定期航空便もある状況。首都での窮屈な生活が嫌になったのかどうか。理由は気候変動ではないと思われる。

ミクロネシア連邦のコスラエでは、米国への移住者が増え、人口が減少しているとのこと。理由は物価高や生活上の不便さ、就業機会の不足などであり、気候変動ではないと思われる。


ツバルで土地の嵩上げサイトを見ましたが、マーシャルでは何十年にも渡り土地を増やすという意味で同様の開発が行われてきました。

空港近くの写真。

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マーシャルは山などないので、こういった潮下帯のサンゴ岩礁をゴミ捨て場にし、ゴミを埋め立て資材として何十年もかけて土地にしてきました。かつて日本がゴミ捨て場の計画支援を承認できなかった理由の一つに、ゴミ捨て場が個人(地主)の土地(資産)形成になるというものがありました。

土地の嵩上げや護岸については、技術はあるが、コストと、国の開発の優先度があり、進められていないというところ。
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