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クック諸島を日本政府が国家承認しました。 [2011年03月31日(Thu)]

3月31日。

明日から新年度ですね。

先ほど上司が「クック諸島を日本政府が国家承認した」という外務大臣会見を見つけてくれました。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/gaisho/g_1103.html#8-A

また外務省プレスリリースはこちら。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/3/0325_09.html

太平洋島嶼国が12か国から13か国になったということですね。

2月末に、クックが国家承認されるらしいという話があり、友人に「自国のパスポートがないのに国として認められるの?」と疑っていたのですが、「パスポートがないから国ではないという理屈はない」ということで、「本当かなあ?」と思っていたら本当でした。

太平洋島嶼国は、人口規模、地理的特性、小さな経済規模などにより、自立が難しいため、いろいろな国の形があるようですが、米系北太平洋地域を基本にして、個人的には以下のように国の独立状態について考えるようにしています(あくまでも個人的考えなので、詳しくは文献などにあたってください)。

(州:ハワイ)→(準州:グアムなど)→(コモンウェルス:北マリアナ)→(自治政府・自国憲法制定)→(自由連合国=独立[独自外交])→独立国家(経済的にも自立)

例えば、マーシャル、ミクロネシアが自治政府を樹立したのが1979年、パラオが1981年。米国自由連合盟約を結んで独立したのは、マーシャル、ミクロネシアが1986年、パラオが1994年。

依然以前、マーシャル人の酋長系の人(元外務省職員、現大統領府職員)と、マーシャルの独立年月日について口論になってしまったのですが、国際的には米国と自由連合盟約を締結した「1986年10月21日」が独立日となっているのですが、一般に、その日は独立日とは認識されておらず、独立記念日のお祝いなどはありません。

その代り、自主憲法を制定し、自治政府を設立した「1979年5月1日」を真の独立の日という意味合いで毎年盛大に祝賀会を行います。

一方、パラオでは「1994年10月1日」の米国自由連合盟約締結=独立を独立記念日としてお祝いを行います。


今回日本が国家承認したクック諸島は、外務省の資料(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/cook/data.html)によると、

1965年自治政府樹立:ニュージーランドとの自由連合関係に移行(外交・防衛はNZ)

2001年NZとの共同宣言において、クック諸島が主権独立国家として外交を行うことを表明


すいません勉強不足でした。2001年以前の認識しかなかったもので、クック諸島は、マーシャルやミクロネシアでいえば、1979年の独立移行期のと同じ段階であると考えていました。しかし、2001年の共同宣言によって、主権独立国家として考えてよくなっていたんですね。

次はニウエ??



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