エルニーニョの影響 [2024年01月17日(Wed)]
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昨日、携帯のテキストで、ミクロネシア連邦ポンペイ州知事が、降水量減少による水不足により、緊急事態宣言を発出したとの連絡がありました。
ミクロネシア地域の中で、最も降水量の多いポンペイで渇水というのは驚きです。確かに木々に黄色い葉が目立ち始めていたので、しばらく雨が少ない状況が続いていたことがうかがえます。 地形的には、おそらく通常は水蒸気量の多い北東の風(貿易風)がポンペイ島の山にぶつかり、雨をもたらすというのが一つの降水パターンだと思いますが、雨が少ないというのは水蒸気量が減少しているということではないかと思います。 エルニーニョ現象が発生するとこの北緯7度前後の西太平洋側の海洋の表面温度は下がるので、水蒸気量が減るということかと。 一方で、嵐や強い台風が発生しにくくなり、海洋の上下方向の攪拌が減るため、ラグーン内など局所的には表面温度が高止まりし、珊瑚には厳しい状況になるという話もあります。 過去の例から言えば、マーシャルの場合は、3月前後をピークに特にマジュロ以北で渇水の恐れがあり(エボンなど赤道に近くなると降水量は多い)、パラオだと3月〜5月。既に兆候が現れているかもしれません。 |
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