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見てみたかった気もするが [2024年01月15日(Mon)]

太平洋諸島フォーラム(PIF)の事務局長ポストめぐるミクロネシア5か国の離脱の話があった時、その発端には2019年2月時点のPIF事務局の中台関係における中国優位の姿勢に対する反発がありました。
その後プナさんがミクロネシア地域から事務局長ポストを奪い取った形になりました。

当時ミクロネシア地域(候補はマーシャル出身者)に事務局長を任せたくないという空気があったと聞きましたが、理由は2つありました。1つは北側の米国自由連合国であること、もう一つは台湾承認国であることでした。

最終的にはミクロネシア5か国はPIFから脱退しないことになり、一方で事務局長はナウルからということでまとまりました。

個人的には、米国自由連合国から選ばれないことで、結局PIFは英連邦系なのだなと変化がなくつまらないと思いつつも、2つ目の台湾承認国からということは維持できていたので、興味を繋ぐことが出来ました。

しかし、ナウルが中国にスイッチしたため、この2つ目の要素もなくなり、次のPIF事務局も結局いつもと同じにしかなりません。米国次第ではありますが、ミクロネシア5カ国の離脱ではなく、北半球側のPIFに対する関心が薄れていくかも知れません。

中国は、一昨年の地域安保協定の件で失敗したかのような見方もありましたが、一方でソロモン諸島との関係はより強くなり、着々と影響力を強め、また一つ陥落させました。

この流れは、何か大きな事態があるまで変わることはなさそうなので、行くところまで行くのかもしれません。二手先、三手先を見ておく必要がありそうです。
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