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マーシャル政治情勢 [2024年01月10日(Wed)]

1/2にヒルダさんが大統領に選出され、昨日組閣が行われました。第一印象として小粒感は否めませんが、その分、伸びしろは大きいと思います。
1/2の話ですが、議長、副議長の選出ではそれぞれヒルダ支持側が18対15で勝ち、大統領選出では17対16の僅差となりました。

この数字について、一見ヒルダ支持が不安定に見えますが、これは自分の妄想の範囲ですが、もしかすると大酋長のカブア大統領に恥をかかせないための動きだったようにも思えます。

今回の選挙の流れでは、前政権側の次世代グループであったキャステン・ネムラ元大統領(ノートに近い)、アルフレッド・アルフレッド・ジュニア元大臣、ケネス・ケリー議長が落選、クリストファー・ロヤック元大統領(今回息子が当選)とジーべ・カブア元駐日大使が引退。大ベテランのジョン・シルク元外相も落選しました。

さらに11月の総選挙後、大統領選出の多数派工作の時期である12月半ばに、マーシャルの市民権を持つ中国人から贈賄を受けたとして、いずれも前政権側のケーサイ・ノート元大統領(選挙では当選)、マイク・ハルフェティ議員(選挙では当選)の2名について、米国政府が米国への入国禁止措置を行ったとの現地報道がありました。

したがって、上記の票差以上の状況にあるように見えます。

全体を見ると、ルーベン・ザカラスの息子、マタラン・ザカラスの弟など、20年前の議員の後を継ぐものや、エボンでジョン・シルクを破ったマリー・ミルネ女史など、今後10年、20年とマーシャル政治を担う人たちが当選し、また、前政権側のキトラン・カブア元外相は人気があります。

もう1〜2回、混乱があるかもしれませんが、この20年の動きを俯瞰してみると、着実に未来に向かっていることがわかります。
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