マルキョク実地検証 [2023年03月23日(Thu)]
今日は8:00〜16:00、マルキョク州で地域密着型エコツーリズムの彼らが構築したツアー案の実地検証を行いました。
マルキョク州には過去何度も訪問していますが、我々の観光プロジェクトに参加し始めたのは世界的なコロナ禍になって以降で、今回、初めて実地検証を行うことができました。 これまで知らなかった話が聞けたり、これまで断片として聞いていたものが繋がったりで、どんどん頭の中がスッキリしていきます。 州の担当者、メイスと言いますが、大変謙虚な勉強家で、伝統的権威を含む地域の人々をしっかり巻き込んでいました。 神話時代から現代まで、一貫性を持ったツアーで、これまで単に目に入っていたものが、意味を持ち始めました。 間違いなく、神話と伝統的社会と現代社会が繋がっています。 マルキョクのラグーンは、13年前、保護区になる頃にシュノーケルで視察したことがありますが、当時は土壌堆積物が広く多い、あまり生き物がいない砂漠のような印象でした。 その後、完全禁漁の保護区となり、今日は上からでも多くの魚が確認できました。これはおそらく、以前フィジーの市場で買って一夜干しにしていたサヨリの仲間で、初めて泳いでいる姿を見ました。きれいだしかわいい。 昨日の現地検証で、また概念の理解から始めなければならないし、時間も足りないので諦めることも考えましたが、今日はこれまで伝えてきたものがしっかり伝わっていたことが確認できました。 しっかり準備してくれたメイスと、メイスのアイデアに協力していただいた伝統的権威、知事、議員、コミュニティのお母さんたち、青年男子グループ、裏で支えていたケビンのおかげで、大変良い経験ができました。 マルキョク、頼もしい。 |