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日・ミクロネシア首脳会談 共同声明 [2023年02月03日(Fri)]

昨日、日・ミクロネシア首脳会談が行われました。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/fm/page3_003610.html

すべて重要な内容が述べられていますが、特にALPS処理水については8で次のとおり述べられています。

「岸田総理大臣から、PALM9での約束のとおり、ALPS処理水の海洋放出は、環境及び人の健康に害がないことを確保した上で実施されること、また、日本は、引き続き、IAEAのレビューを受けつつ、太平洋島嶼国・地域に対し、高い透明性をもって科学的根拠に基づく説明を誠実に行っていくことを説明しました。これに対し、パニュエロ大統領から、道上駐ミクロネシア日本国大使によるALPS処理水に関する透明性ある説明について個人的な感謝をお伝えする、この複雑な問題に対するミクロネシア連邦の理解に極めて有益であった、ミクロネシア連邦が、以前に国連総会で述べたほどの恐れや懸念はもはや有していない、こうした説明によって、我々が共有する海洋資産及び資源を傷つけないという日本の意図と技術力へのより深い信頼を今や有している旨述べました。」(下線はこちらで追記)

道上駐ミクロネシア大使がどれだけ丁寧に粘り強く現地で説明を続けていたのか。その一端を伺ったことがありますが、堂々と丁寧にわかりやすく、何度も何度も説明を続けられたのだと思います。まさにプロの外交というものを教えていただいた思いです。

感動しました。

来週、ALPS処理水に関してPIF事務局チームが来日する予定です。
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