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フィジー開票状況(現地時間1022/12/17 17:00)*FF厳しい戦いか? [2022年12月17日(Sat)]

フィジー選挙管理委員会のアプリで、開票状況が随時更新されています。現地時間2022年12月17日17:00時点の開票状況は以下の通りです(投票所2071のうち1374か所の集計終了)。カッコ内はカウントした票数に対する割合。5%を切ると議席が配分されません。

フィジーファースト 119871票(42.16%)
PAP 101318票(35.63%)
NFP 24720票(8.69%)
ソデルパ 15050票(5.29%)

これをドント式で計算し、議席を配分すると、現時点では次のとおりとなります。

フィジーファースト 25議席
PAP 22議席
NFP 5議席
ソデルパ 3議席

55議席に対して、過半数は28議席。現状、フィジーファーストが過半数を下回っており、これからの開票により、政権与党フィジーファーストとしては、これからどれだけ票をのばし、PAPと差をつけられるか、ぎりぎりの状況です。

仮に、この割合のまま結果が出た場合、PAPとNFPは共闘しているので、ソデルパがキャスティングボードを握ることになります。ソデルパが敵対するPAPとフィジーファーストを倒すことだけを目的に手を組むのであれば、PAP/NFP/ソデルパで28議席になります。

上記で、仮にソデルパが5%に満たない場合、フィジーファースト27、PAP23、NFP5となり、PAP・NFP連合が過半数となります。

残りの投票所が、西部地区、中央地区が多ければ、フィジーファーストが他党に差をつけることができる可能性が高いですが、北部と東部が多く残っている場合、フィジーファーストは厳しい状況になると考えられます。

一方、昨晩、PAPのランブカ党首と副党首が警察に聴取されるという報道がありました。理由は、開票作業への疑念を背景として、ランブカ氏が軍に行動を求めた疑いがあるとのこと。どこまで本当なのかわかりませんが、基本的な姿勢は変わっていないような印象を受けました。
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