今日はパラオのティム海保チーフ(現在公安局長代理で陸も担当)と有意義な意見交換を行いました。
7月に会った時にはチーフにプロモートされたばかりで、自分も気を遣わせてしまいましたが、今回はより一層深い話が出来ました。感謝。
次に、アイタロー国務大臣。話をするといつも大切な助言をいただけます。表情から察するのか、自分の活動上の悩みを解決するためのヒントをいただきました。
大臣はこの数カ月海外を飛び回っていますが、またすぐに海外訪問とのことでした。ちょっと心配になり、気をつけてと伝えると、お互いになと。大臣だからではなく、本当に大切な人です。
自分の方が偉そうに写ってしまった。
他にも今日はパラオ国内と他の国々との10数件の調整を行ったり(決まらないものが多い)、調べ物やレポートで終わりがない1日です。しかし、目が限界なのでひと眠りし、朝の会議に備えます。
っとその前に、この流れとは異なりますが、今年の7月に来た時も、4月に来た時も、10代から20代前半の若者の自殺や事故死が増えているとの話がありました。今回も聞きました。何が起こっているのか。
以前、2018年ごろ、現地で、ある村で伝統的な決まりを破った人がいて、その人の遠い親類から連続で亡くなっていくということがありました。非科学的なことを信じない自分の協力者の若者の間でも、これは何かおかしいと感じられるようになり、そのタブーを破った人物が最後に村のシャーマンに謝罪に行き、精霊(人ではない)がシャーマンを通じて厳しい対応を行った後、謝罪が受け入れられ、死の連鎖も止まったという話がありました。そのような話を思い出します。
パラオでは葬儀の際に、〜家は〜ドル集めたなどとアナウンスされ、総額も発表されます。以前は総額2万ドル台だったものが、今では家が競い合い、高騰し、13万ドルを超えることもあるとか。ある現地の友人は、葬儀が本来の意味を失ってしまったと話していました。