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PIFの中心性 [2022年09月24日(Sat)]

PIFの分裂騒動を経て、キリバス、マーシャルは脱退状態だが、米国主導の取り組みを含め、PIFの中心性を強く支持する流れとなりました。
PIFという首脳が直接議論する枠組みで、地域で共に取り組む課題について結束することや、気候変動や人権に関して合意し、太平洋島嶼国全体の声として国際社会につなげるという意味でその中心性はこれまでも認識されて来ており、それが改めて認識されたように思います。

特に現在の世界情勢においては、地域の結束は重要でPIFというプラットフォームは大切でしょう。

ただ、これも過去の繰り返しになりますが、PIFは豪州とNZがメンバーであることから、「PIF=豪州NZに忖度していない太平洋島嶼国の声」とは言えず、遅かれ早かれ、太平洋島嶼国側から自国の課題とのずれや、二国間関係とPIFでの話は異なるという声が出てくるものと思います。

PIF分裂を招いた根本的な部分は何も変わっていないということもあります。今回は世界情勢の変化と米国の力でまとまっているとみえます。

今はプナさんで落ち着き、力のあるフィジーが議長国であることでいろいろなものがスピード感を持って進んでいるように見えますが、それこそPIF事務局の実態は何ら変わっていません。

PIFの中心性を謳っている人たちも、PIF事務局と実際に仕事をしていけば、実態がみえてくるでしょう。

太平洋島嶼国首脳も地域結束のためのPIF枠組みという考え方は支持しているでしょうが、あくまでもマルチの枠組みであって、自国の直接課題は二国間関係=バイの関係で、と考えているでしょう。

間違っても「PIFの中心性」という言葉が、太平洋島嶼国各国の上に立つという理解にならないことを願います。
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