パラオ 1/21 [2022年01月22日(Sat)]
パラオでの1/21の新規感染者数は125人だったとのこと。感染拡大をなだらかにできず、完全に爆発的上昇に転じたように見えます。
ワクチン接種率が非常に高いパラオですが、2回目接種を終えてから半年は経っているでしょうから、重症化割合を抑える効果に期待したいところです。 すでに隔離施設はパンク状態で、感染者は自宅隔離としているようですが、症状がなかったり、軽症であれば動き回る人もいるでしょうし、家族を含む周辺の人に感染が拡大することは想像できます。 フィジーの場合は、デルタ株のアウトブレイクの時のケースを多数含みますが、ワクチン接種7割超でも、感染者数の1〜1.5%が亡くなっており、中等症以上がその数倍あったと考えられます。1万人に対し100〜150人という数です。 人口規模を考えると、2週間以内のピークアウトしそうですが、パラオでは病院もすでに容量を超えており、ワクチンの重症化を避ける効果に期待したいところ。 この2年間、本当の感染拡大を経験しておらず、世界各国がこの2年の間に経験してきたことを初めて経験していることになります。 犠牲者が出ないこと、重症化する方が出来るだけ出ないことを祈ります。 |