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パラオ [2022年01月12日(Wed)]

数日前からパラオでも市中感染の疑いがあるようで、現地の友人の一人は、最初のアウトブレイクに入ったと言っています。この3日間で感染者数が倍増しているとのこと(母数は小さい)。しかし、まだ安全で保健省ではレベル1の経過観察段階で、住民には注意喚起の状況とのこと。今後状況が収まる方向に行かない場合には、レベルが上がり、人の動きを制限する可能性もあるでしょう。

パラオでは、ワクチン(ファイザー製)接種率が非常に高く、2回接種が9割以上、ブースターが3割となっていますが、ワクチンを打てば感染しないといったように過信しているようなところがあり、気になっていたところでした(フィジーでもワクチン接種は進んでいますが、再び感染拡大しています)。

パラオは感染拡大を経験していないことで、現実感がなかったかもしれませんが、海外との人の往来が続けば、リスクは増えるわけで、あとは感染拡大をどれだけ抑えることができるか。ワクチン接種が進んでいることで、重症化リスクは軽減されていることでしょう。

その友人によれば、地域コミュニティレベルではパニックに近い反応もあるようで、自主的に子供たちを学校に行かせないという家庭もあるようです。ただ、コンテイジョンとかアウトブレイクといった映画に出てくるようなウイルスではないので、友人には恐れ過ぎず、しかし十分に注意して欲しいと伝えたところです。

これをいうと怒られるので触れませんでしたが、肥満率が高く、糖尿病の方も少なくないようなので、できるだけ注意して欲しいと思います。(思い出す友人の半分以上、体が大きい)
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