先日から取り上げている、気候変動関連の海面上昇に対する海域保護宣言の開始イベントでのバイニマラマ首相・PIF議長の発言を取り上げた記事を紹介します。
ブレーキングニュースのフロントページはこちら。
https://www.spf.org/pacific-islands/breaking_news/今回の記事はこちらになります。
https://www.spf.org/pacific-islands/breaking_news/20211108-1.html当初、コメント部分にいろいろ書いたのですが、半分以上削除しました。
個人的には、ちょっと太平洋島嶼国側の発言が映画の中の悲劇の主人公であるかのように酔い過ぎているのではないかと、少し不快感があります。産業国側と県境保護側で対立や分断が高まるだけのような心配もあります。
また、国益踏まえ、そこに島があり領海やEEZが設定されているよりも、公海になった方が都合がよいと考える国がないとも限りません。さらに、沈むのであれば、消えていく島への投資ではなく、ドラマや映画(特に1973年版)の「日本沈没」のように、住民の移住のための支援を行う方が良いという議論も出てきてしまうかもしれません。
恐らく、それくらい極端で強い発言をしなければ、島嶼国の声が届かないということなのでしょうけれど。。。