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米国・ミクロネシア連邦、基地建設に合意(報道) [2021年07月29日(Thu)]

昨日7/28、PACNEWSがPacific Island Times紙記事を引用し、「U.S, FSM reach consensus on a plan to build military base in Micronesia」と報じました。https://pina.com.fj/2021/07/28/u-s-fsm-reach-consensus-on-a-plan-to-build-military-base-in-micronesia/

米国自由連合国であるパラオ、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島ですが、これら3国のうち西端に位置するパラオは米国と関係が強く、近年はレーダー施設設置計画が進むなど米軍のプレゼンスが強まり、東端のマーシャル諸島は迎撃ミサイル実験を行っているクワジェリン基地があることで継続的に米軍の関与があります(クワジェリン基地の借地料や雇用機会などの影響含む)。両国は台湾承認国でもあります。

その両国の間にあるミクロネシア連邦は、中国と30年を超える外交関係を有し一帯一路構想にも参加していますが、国として連邦政府+4州政府で構成されているためか、その2国に比べて米国との関係がデリケートな印象がありました。

米国ではトランプ政権が成立した後、開発協力の予算を絞る一方で安全保障の文脈の予算は増えるという話があり、これらのミクロネシア地域についても安全保障の観点からどのように関わるか、その重要性の確認から検討が始まったようでした。その過程で、さまざまな情報収集が行われ、ミクロネシア連邦の重要性が認識されたように思われます。

2019年5月にミクロネシア連邦でクリスチャン大統領からパニュエロ大統領に代わると、米国政府は積極的に動きました。同月のミクロネシア3国大統領のホワイトハウス訪問+米国大統領との会談、同年8月のポンペオ国務長官のミクロネシア連邦ポンペイ訪問、2020年9月のエスパー国防長官のパラオ訪問。その流れで自由連合盟約(コンパクト)の改定交渉も進められるところでした。

米国の共和党から民主党への政権交代でこの流れが変わる懸念がありましたが、5月頃から、パラオのウィップス大統領のグアム訪問、マーシャルのカブア大統領のハワイ訪問、今回のミクロネシア連邦のパニュエロ大統領のハワイ訪問で、それぞれ米国インド太平洋軍(USINDOPACOM)司令官等との会談が行われており、流れは変わっていないようです。

そのような中、今回の報道がありました。
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