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パラオPIF脱退か? [2021年02月05日(Fri)]

先ほど、フィジーFBCでパラオPIF脱退意向とのニュースがあったようです。

パラオは地域機関の南太平洋観光機構(SPTO)のメンバーではなく、南太平洋大学(USP)にも加盟していません。実質的な効果で判断される方々なので、SPTOがなくとも観光振興はできるし、USPが無くともパラオの方々は米国で教育を受けて成功してるし、そういうことでしょう。

PIFとの関係では、例えば2014年、パラオがPIFサミット開催国となったことがありました。当時自分はフィジーで書記官としてPIF事務局も担当していましたが、PIF事務局から開催国パラオへの詰問に近い細かな注文が多く、当時のパラオ国務省にいた友人と直接的にも間接的にもやり取りし、PIF事務局にも友人がいたので、こっそり間に入り調整したことがあります。その時に、苦労ばかりでメリットが少ないという強い印象が残ったものと思います。

また、近年はPIFサミットにパラオからは大統領が出席していないと思います。国務大臣(外相)か副大統領に抑えていました。


パラオがPIFに加盟したのは1995年9月の第26回サミット(PNG)(当時は南太平洋フォーラムだったのでSPF)でした。

これにより、米国系(自由連合国)の3国が正式にメンバーとなったことで、南太平洋フォーラム(SPF)からPIFに名称を変更しようという話が出始め、2000年10月(ツバル)の第31回サミットで、ミレニアムを記念する意味もあり、正式に太平洋諸島フォーラム(PIF)に名称が変わりました。

マーシャルは核実験の件があり、ミクロネシア連邦は漁業や国の開発課題が大きいので簡単には脱退は難しいでしょうか、可能性はあるかもしれないですね。トランプ政権のままであれば、コンパクトの枠組みで、ミクロネシア3国との関係を再強化という方向だったので、3国まとめて離脱もあったように思いますが、果たしてどうなるのか。


これは日本に風が吹いてきたかもしれません。島サミットの際、かつてフィジーがPIF資格停止とされていたとき、難しいやり取りをしていました。しかし、今回はPIFから外されたのではなく、パラオから離脱するとなれば状況は変わります。

日本はパラオとの関係が強く、パラオを島サミットで外すわけにはいきませんから、内外に、明確に、島サミットは、PIFとのサミットではなく、太平洋島嶼国とのサミットだと主張し、この機会に大きく色を変えることができるかもしれません。

また、PIFとは関係なく、北太平洋部分で、ミクロネシア3国と日本が関係を再強化できる機会にもなります。さらに、バイデン政権下ではどうか不安ですが、米国とも連携し、日米ミクロ3国の特別な枠組みを作ってしまっていいように思います。その時期が来たかもしれません。面白い。


さて、パラオが脱退する場合、PIFの名称はどうなるでしょうか。PIFになったきっかけがパラオなので、元に戻す?しかし、SPFは我々が使っているので、別の名称にして欲しいですね。
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