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人の熱さはどこにあるのか。。。 [2020年11月28日(Sat)]

今の米国大統領選後の情報を見ていると、主要メディアを中心に得た情報から見る状況と、マイナーなメディアや個人や当事者のSNSを中心に得た情報から見る状況は恐らく180度違います。

これまでの常識で考えれば前者が正しいと思われますが、後者の情報が全てフェイクなのかというとそうではなく真実も含まれると思います。

そう考えると、両者を見ながら中に入り過ぎず、引いて観察することが大事かもしれません。

これは米国大統領選挙に限りませんが、どうしても情報を受け取る人には、自分の考え方に都合の良い情報を選択的にピックアップしてしまう可能性があるし、おおもとのソースが怪しくとも自分が思い込みで作っていた像に当てはまるとして、それに乗ってしまう可能性もあります。それがSNSに上げられ、仮に有名人が取り上げてしまうと、真実かのように広まることもあるでしょう。

情報を受け取る人、一人一人の見識が問われる状況なのかもしれません。


メディアを通さない情報が発信されることでプラスの面もあります。

例えば太平洋島嶼国の情報というのは、2000年代半ばまでは大変限られており、分野がマイナーであることで研究者も専門家も少ないこともあり、それらの研究者や専門家を通して届けられる数少ない情報が大変価値が高く大切なものでした。媒体としては非常にまれにですが大手メディア、後は学会誌や開発関係の冊子など。

しかし、以前、このブログにも書きましたが、自分が初めて現地に関わり始めた2003年時点で、現地で見聞きする内容が、それら日本で得ていた情報と大きく異なることが多く、書き手の主観に依存しすぎるのではないかとの疑問を持つようになりました。

統計資料についてもそうで、最終的には各国の元のソースにあたらなければならないし、どこかの信頼できる機関がまとめたものであっても、分析については、その書き手に依存しているため正しいと思えるものと、ちょっとずれていると思えるものがあることが分かります。

しかし、現在はSNSにより、当事者から直接の情報発信があり、その他の周辺情報を合わせて捉えることで、真実に近い像を捉えることもできるようになりました。


米大統領選に戻りますが、大統領、大統領周辺の弁護士らの直接の発信があり、大手メディアの報道、マイナーなメディアの報道、有名人や熱心な人々のユーチューブやツイッターからの発信が溢れています。

一歩間違えれば、ツチノコがいるだとか、河童を見た、とかそのようなラインの話になりかねません。人の感情を排した部分、例えば、現時点での正確な動向:訴訟(勝訴、敗訴、受理、棄却、訴状)、公聴会の有無、公聴会の内容、議会などの正式発表、各管理機関による公式の選挙結果発表、大統領周辺の人事、大統領令など、をまずは抑えた上で冷静に見なければならないと思います。


とはいえ、、、バイデン候補が過去最大の8,000万票以上を獲得したということですが、2008年のオバマ大統領が選出されたときの「これでやっとブッシュ政権が終わる」という思いと、カリスマ性のある素晴らしい「Yes, We Can」スピーチによる熱狂を思い出すと、現時点で、米国市民の熱が全く伝わってきません。分断の表れなのでしょうか。報道が抑制されているのかもしれませんが、何か機械的で、バイデン候補支持者側の人の熱さが見えないことが不思議です。
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